カローラ クロス(COROLLA CROSS)は、トヨタ自動車が生産・販売している、Cセグメントに属する小型クロスオーバーSUV。
昨今の世界的なSUV需要の増加を受け、カローラシリーズ初のSUVとして開発されたモデルである[1]。トヨタのSUVラインナップの中では、車格ではC-HRとRAV4の中間に位置し、RAV4より小型でC-HRより実用性重視なモデルという位置づけである[2]。開発に際しては多人数乗車や多量の荷物積載に耐えうる実用性を追求しており、その結果、アクセス性の良いラゲッジの床面高や間口の広い後席ドアなどが実現している[3]。
最低地上高の高いSUVながら、駆動形式は北米、および日本以外は前輪駆動(以下FF)のみの展開となる。また他の同世代型カローラとは異なり、FF車のリアサスペンションはスペース効率を考慮してトーションビーム式となっている[4]。ただし、四輪駆動(以下4WD)車のリアサスペンションはダブルウィッシュボーン式が採用される。
トヨタの水素エンジン車としては3車種目となるカローラクロスH2コンセプトが存在する[5]。
タイでマイナーチェンジ発表[19]。
「COROLLA」はラテン語で「花の冠」の意味を持つ。
「CROSS」はクロスオーバーの意味を持つ。
カローラのSUVという意味で付けられた名前である[20]。
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