1990年代の日本

1990年代の日本(1990ねんだいのにほん)では、1990年代日本の出来事・流行・世相などについてまとめる。

日本の元号では、平成2年から平成11年に当たる。

できごと

1990年

1991年

1992年

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

政治と外交

政治

1990年から1993年まで
1993年から1996年まで
自民党政権
1990年代の内閣総理大臣

社会

経済

  • バブル経済が崩壊、地価も下落した。価格破壊が一般化し、デフレが起こる。
  • いわゆる失われた10年。経済の停滞(実質経済成長率は1990年 - 2000年の10年間で平均1.5%)が続いた。
  • 1993年以降は就職氷河期が続く。中高年のリストラ解雇)も行われ、1995年以降失業率が3%を超えた。以降2000年代に入っても3%以上で推移している。
  • 円高を理由とした製造業の海外移転が進んだ。これにより、1993年以降は地方の工場の撤退・縮小が著しく増加。
  • サービス業や流通・小売業の中国への投資が本格化。
  • 自動車販売市場では、実用車へのニーズが高まり、RVブームが起こる。セダンクーペに代わってミニバンクロスオーバーSUVトールワゴンが普及する。
  • 1990年代の前半から音楽シングルの売り上げが急上昇し、1998年、CDの年間売上枚数がピークを迎える。

教育

災害

科学と技術

テクノロジー

交通

コンピュータとインターネット

通信

文化と芸術

流行

前半
  • ディスコにお立ち台出現、ジュリアナ東京ではボディコンギャルが踊り狂う。
  • 女子中高生の書き文字から丸文字(変体少女文字)が急速に姿を消す。
  • 写真集でヘアが解禁されて陰毛画像の掲載が可能となった事から、人気女性タレントによるヘアヌード写真集が次々発売される。
  • 新生児の名前では女児で「」の付く名前が激減した。
後半

ファッション

前半
後半

建築

横浜ランドマークタワー(1993年)
超高層建築物・構築物
その他

音楽

前期(1990年から1993年)
中期(1994年から1996年)
後期(1997年から1999年)

出版

漫画

前半
  • 1990年代は、『週刊少年ジャンプ』の絶頂期。1990年、SLAM DUNKが連載開始。1993年、テレビアニメが放送開始(1996年終了)。NBAの試合放映、選手モデルの物人気もあり、バスケットボールブームが起こる。1990年12月に発行部数が602万部を達成。1994年12月には653万部となる。
  • 1994年 - 1995年頃、漫画雑誌の発行部数がピークを迎える。
  • りぼん』の売り上げが少女漫画誌では史上最高の255万部に達する。
後半

アニメ

ゲーム

コンピュータゲーム

玩具

前半
  • 小学生の間で「ビーダマン」が大ヒットしブームとなる。
後半

テレビ・芸能界

前期(1990年から1993年)
中期(1994年から1996年)
後期(1997年から1999年)

スポーツ

野球

前半
後半

サッカー

サッカーでは1993年にJリーグが発足し、盛り上がりを見せる。初期はヴェルディ川崎横浜マリノスが2強を争った。

1998年のFIFAワールドカップサッカー日本代表が初めて出場。Jリーグは1999年にJ1・J2の2部制となる。J1はヴェルディ川崎・横浜マリノスの衰退により鹿島アントラーズジュビロ磐田の2強となる。

相撲

  • 大相撲での力士の平均体重がピークとなり、関取はおろか幕下以下でも体重200kg前後の力士が登場するようになった。
前半
後半

格闘技

前半
後半

その他

前半
後半

人物

皇室

政治

経済・メディア

文学

哲学・思想・人文諸学

芸能

お笑い

司会

脚本

演出

音楽

クラシック音楽

ポピュラー音楽

映画

映画監督

俳優

舞踏

芸術

イラストレーター・コラムニスト

探検

宗教

漫画・アニメ

科学

ゲーム関係

スポーツ

野球

サッカー

その他

脚注

注釈

出典

  1. ^ なぜスーパー銭湯の乱立が起こったのか(にっぽん経営サミット 2011年1月14日/PRESIDENT 2009年9月14日号掲載)

参考文献

関連項目