ユニ・チャーム株式会社(英: UNICHARM CORPORATION[3])は、生理用品、紙おむつ(乳児用、大人用)などの衛生用品の大手メーカー。みどり会の会員企業であり三和グループに属している[4]。ベビーケア、フェミニンケア、ヘルスケア関連製品でアジア1位のシェアを誇る。海外売り上げ比率は6割を超える。
サウジアラビアでは、女性だけが働く工場を建設し、女性の雇用と社会進出に大きく貢献。そんなユニ・チャーム活動が国連に認められ、「ビジネス行動要請(BCtA)」の取組みとして承認を受けた[5][6]。
TOPIX Large70の構成銘柄の一つ[7]。
タンポンやナプキンなどの生理用品や紙おむつで日本国内のトップシェアを誇る。アジア各国へも進出している。生産は子会社が担当している。ベビー用品は成長が鈍化しつつあるが、介護用の成人用おむつやペット関連事業が成長している。2006年(平成18年)3月期の連結売上構成はベビーケア関連製品40.4%、フェミニンケア関連製品22%、その他22.2%、ペット関連11.2%、その他4.1%となっている。2006年7月にエフティ資生堂[注釈 1]の生理用品事業を買収した。資生堂とはその他の分野でも戦略的提携を目指しているとされる[8][9]。
旧社名は「大成化工」である[注釈 2]。社名の由来は、大きな成長と成功を願い「大成」、社会が必要とする製品を世に出す会社に化ける意味を込め「化工」とした。元々は建材メーカーであった[注釈 3]が、2002年(平成14年)限りで建材事業からは撤退している。
バブル期の1988年、香川県綾歌郡宇多津町にゴールドタワー(高さ158m)を建設したことで知られるが、2001年(平成13年)9月に運営から撤退している。
※かつては殆どの同社のオムツにディズニーキャラクターを起用してたが、現在はマミーポコはドラえもんデザインに変更され、それ以外の製品にはオリジナルデザインとなってる。
現在のロゴマークはチャームリングを基としたロゴである。
2016年秋に社名ロゴがマイナーチェンジされ、英字表記の社名ロゴ(unicharm)のみだったのを、カナ表記の社名ロゴ(ユニ・チャーム)との併記に改め、英字表記の社名ロゴとカナ表記の社名ロゴの間に弧線を加えたロゴデザインとなった。製品パッケージへは、既にカナ表記との併記が行われている「ライフリー」を含め、新製品・改良品・限定品を中心に、順次新ロゴ表記に移行されている(「クックアップ」などの一部製品は旧ロゴ表記のままであるが、「ユニ・チャーム ペット」は2019年秋発売の新製品の一部からマイナーチェンジ後のロゴ表記を開始している)。2017年に入り、CMや提供番組(後述)のクレジット表示もマイナーチェンジ後のロゴ表記となっている。
※◇印は提供クレジット非表示の番組