株式会社自重堂(じちょうどう 英: JICHODO Co.,Ltd.[2])は、ワークウェア、ユニフォーム、セーフティシューズ、医療・介護ウェア等を企画製造販売するアパレルメーカーである。本社は広島県福山市新市町。東京証券取引所市場スタンダード市場上場。
かつて、雑誌広告やテレビCMに元近鉄バファローズ監督の西本幸雄、鈴木啓示、元阪急ブレーブス投手の山田久志を起用していた。
2014年より同社ブランド「Jawin(ジャウィン)」のイメージキャラクターに元メジャーリーガー(2022年より北海道日本ハムファイターズ監督)の新庄剛志を起用している。[3]
概要
大手ワークウェアメーカーとして、日本全国の納入業者、ワークショップ等を通じて、土木・建築業、製造業、運輸業、清掃業など、あらゆる業種へワークウェアを企画製造販売。”「働く人の安全・安心・快適・満足」を商品化し、世界中の働く人を応援する”の基本理念のもと、ワークウェアのほか、看護師や介護士が着用する、医療・介護ウェア(ブランド名「WHISeL(ホワイセル)」)や、セーフティシューズ(安全靴)等も手掛けている。また、最近では、電動ファン付ウェア「空調服(TM)」も展開。
1970年代のワークウェア業界では、商品を代理店や小売店が備蓄する「ディーラーストック」が常道であった中、当時、専務取締役であった出原群三(のちの第5代社長、現取締役最高顧問)が、業界に先駆けて、メーカーが在庫を備蓄して注文があれば即納品する「メーカーストック・即納体制」による商品備蓄配送システムを構築し、そして、ワークウェアにおけるブランド確立など、それまでの常識にとらわれない「積極進取」の経営により、売上を飛躍的に拡大させた。
主力ブランドの「JICHODO(ジチョウドウ)」を中心に、次世代戦略ブランド「Jawin(ジャウィン)」、世界戦略ブランド「Z-DRAGON(ジィードラゴン)」を展開し、ブランド戦略に力を入れている。広告宣伝を積極的に行い、「JICHODO(ジチョウドウ)」ブランドでは、出原群三取締役最高顧問をイメージキャラクターに起用しているほか、前述のとおり、「Jawin(ジャウィン)」ブランドでは元メジャーリーガーの新庄剛志をイメージキャラクターに起用している。
社名
会社の設立が関東大震災の直後であり、自戒の意を込めて「自重」の名を冠したという[4]。
沿革
- 1924年 - 出原安太郎が新市町(現・福山市)に合名会社自重堂を設立。
- 1960年 - 株式会社自重堂を設立。
- 1994年 - 広島証券取引所に上場。
- 1995年 - 大阪証券取引所2部に上場。
- 1999年 - 医療・介護ウェアの企画製造販売を開始。
- 1999年 - 本社/技術開発センターにおいて、ISO14001の認証を取得。
- 2000年 - 広島証券取引所廃止により、東京証券取引所2部に上場。
- 2005年 - セーフティシューズの企画製造販売を開始。
- 2007年 - 大阪証券取引所の上場を廃止し、東京証券取引所へ一本化。
- 2014年 - 「Jawin(ジャウィン)」ブランドのイメージキャラクターに元メジャーリーガーの新庄剛志を起用し、北海道日本ハムファイターズ監督就任した2022年現在、BIG BOSS新庄剛志として引き続きブランドイメージキャラクターを務めている[5]。
脚注
関連項目
- 三備地区の繊維産業
- 東国原英夫(元宮崎県知事)
- 宮崎県知事時代に同社の作業服を着ている事で有名。当時、宮崎県章が刺繍された物を着用しており、県庁職員も作業着として着用しているようである。
また、テレビ東京系の出没!アド街ック天国の「宮崎」がテーマの回の「薬丸印の新名物」のコーナーで宮崎の新名物として取り上げられた。そこで、知事が着ている作業着の品番が「40320」色が「アースグリーン」である事が紹介された。
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