棋戦 ( きせん ) とは、将棋 の大会のことである。通常はプロ(棋士 、女流棋士 [ 注 1] )のものをいい、女流棋士のものは特に「女流棋戦」という。アマチュアの大会については、単に「将棋大会」などと言うことが多いが、規模の大きいものは「アマチュア棋戦 」と呼ばれる。以下では、主に公益社団法人日本将棋連盟 が主催するプロの棋戦について述べる。
2024年現在、以下のような棋戦がある。
公式戦
タイトル戦(棋士:全8タイトル、女流棋士:全8タイトル)
一般棋戦
全棋士参加棋戦(棋士:全3大会、女流棋士:該当なし)
上位棋士選抜棋戦(棋士:全1大会、女流棋士:該当なし)
年齢別棋士・下位棋士選抜棋戦(棋士:全3大会、女流棋士:全1大会)
非公式戦(棋士:全3大会、女流棋士:全3大会)
公式戦は、対局結果と棋譜が日本将棋連盟 の公式記録に残る棋戦、非公式戦は残らない棋戦である[ 注 2] 。タイトル戦は、優勝者にタイトル(称号)が与えられる棋戦、一般棋戦は、タイトル戦以外の公式戦のことである。一般棋戦には、全棋士に参加資格があるもの、上位棋士にのみ参加資格があるもの、若手棋士らにのみ参加資格があるものの区別がある。なお、一つの棋戦のなかに公式対局と非公式対局が混在する場合もある[ 注 3] 。なお、過去には一年に2回開催する棋戦なども存在したが、現在の棋戦は原則として一年に1回である。
概要
棋士・女流棋士は、棋戦に参加して対局をすることで対局料・賞金を得て活動している。過去の棋戦も含めて、棋戦の大半は新聞・雑誌・テレビ・インターネット放送といったマスメディアが主催者である。新聞や雑誌の場合には主催紙に棋譜が掲載され、テレビやインターネット放送の場合には主催局で対局の模様が中継される。これらの主催者から、対局者に賞金などが支払われる。
棋戦のうち、称号(タイトル)を争うものがタイトル戦である。通常は、称号の名前がそのまま棋戦の名前になる(例:「竜王」の称号を争う棋戦が「竜王戦」)。優勝者は、称号を獲得し、翌年のタイトル戦が終わるまでの間、段位 に代わってこれを肩書として名乗ることができる(例:「○○△△竜王」、「竜王 ○○△△」、あるいは単に「○○竜王」など)。さらに、特定の条件を満たした場合には、恒久的に名乗れる特別な称号を獲得できる場合もある(永世称号)。棋士個人の地位序列を左右すると共に対局料および賞金も高額であるため、棋戦の中ではタイトル戦が最も重んじられている。
タイトル戦は、いわゆる挑戦手合制 で開催される。挑戦手合制では、まず現在のタイトル在位者(前回の優勝者)を除く棋士でトーナメントなどを開催して挑戦者を決定する。そして、選ばれた挑戦者と現在のタイトル在位者との間で番勝負 [ 注 4] (1対1で複数局を連続して戦うこと。シリーズとも言う[ 1] )を行い、勝ち越した方がタイトルを獲得する。現在のタイトル在位者が再びタイトルを獲得することを防衛、挑戦者がタイトルを獲得することを奪取と言う。
タイトル戦以外の公式記録に残る棋戦が一般棋戦である。一般棋戦の中には、全棋士が参加するものだけでなく、参加資格が段位・年齢などで制限されているものもあり、昇段規定などで区別がなされている。また、かつては、名人以外の棋士だけが参加する棋戦などもあった。一般棋戦の開催方式は様々である。近年は勝ち残り式トーナメント が多いが、過去には、連勝数を競う勝ち抜き戦や挑戦手合制で開催されるものもあった。勝ち残りトーナメント方式の一般棋戦は、優勝棋戦などと呼ばれることもある。また、挑戦手合制の一般棋戦(早指し王位戦、王座戦(旧)、朝日選手権など)は、準タイトル戦などと呼ばれることもある。過去の一般棋戦は、勝ち残り式トーナメントの場合でも決勝のみ番勝負となっているものが多く、新人王戦 は現在も決勝三番勝負で行われる。なお、一般棋戦でも特殊な称号(NHK杯選手権者など)が獲得できることもあるが、これらは段位の代わりではなく、その棋戦の中でのみ使われるものであるため、タイトルとは区別される。
主な取り決めなど
先後の決定
先後(先手 ・後手 )は振り駒 によって決定される。ただしリーグ戦 が実施される、順位戦 ・王位戦 ・王将戦 ・女流順位戦 ・女流名人戦 ・女流王位戦 では、対局順決定時に先後も決定するため当該リーグ戦での振り駒は行われない。ただし、挑戦者決定プレーオフ や残留決定戦などの同率戦対局では振り駒が行われる。
最強戦 や女流最強戦 (いずれも休止棋戦)などのネット棋戦では、コンピュータがランダムに先後を決定する。
タイトル戦などの番勝負では、1局目にのみ振り駒を行い、2局目以降は毎局先後を入れ替え、最終局については再度振り駒を行い先後を決定する。棋王戦 の挑戦者決定戦(変則二番勝負)は厳密な意味での番勝負ではないため、2局目も振り駒を行う。
千日手 や持将棋 になると先後を入れ替えて即日指し直しとなる。タイトル戦での千日手・持将棋は後日指し直しとなることもある。
番勝負において、千日手・持将棋となり即日指し直しで勝負がついた場合の次局の先後については、千日手・持将棋となった緒局から先後を入れ替える。つまり、指し直し局を手番上1局と見ず、千日手・持将棋による先後の入れ替えは後続局に持ち越されない(一局完結方式)。
免状
タイトル戦の勝者には、後日、就位式で免状に相当するものが与えられる。タイトルにより名称は異なる。名人は「推戴状」[ 注 5] 、竜王は「推挙状」、王座は「允許状」、王将は「贈位状」、王位、棋王、棋聖、叡王は「就位状」である。[ 注 6] [ 3] [ 4]
公開対局
プロの棋戦において、多くは、対局者のほか記録係・立会人 ・観戦記者 らの関係者のみが対局室に入室し対局が行われるが、観覧席を設けて対局者の様子を一般のファンに公開する公開対局 の形式によることもある。対局開始時やその直後などのごく短時間の公開、インターネット・TV中継での公開だけのものは公開対局にあてはまらない。タイトル戦で実施される場合は、午前は対局室(非公開)で午後から終局までが舞台上で公開対局となるケースが多い(例:第31期棋王戦第1局[ 5] )。
棋士の側においても基本的に公開対局は奨励されるものとしての見解が多いが[ 6] 、タイトル戦のような長時間の対局においては疑問を呈する棋士もいる。
例年公開対局が実施されている棋戦
その他タイトル戦の番勝負についても棋王戦 、王将戦 、棋聖戦 、王位戦 で実施されたことがある。
不正防止策
2016年 の将棋ソフト不正使用疑惑騒動 を受け、2016年12月よりカンニング 防止の目的で、将棋会館などでの対局の際に、棋士は対局前に所持するスマートフォン などの電子機器を暗証番号式のロッカーに預け入れ、対局終了まで保管することが義務付けられている。また対局中にランダムで抜き打ち検査なども行っており、電子機器の所持が見つかった場合は出場停止などの処分を受けるとされている。タイトル戦ではロッカーなどが無いため、代わりに連盟の職員に機器類を預ける形となる。
同様の理由で、同じく2016年12月より、対局中の棋士は対局を行っている建物の敷地外への外出が許されなくなった。それ以前は昼食・夕食休憩時に外出して食事を摂る棋士も多かったが、以後の食事は原則として出前 や連盟職員による買い出し、もしくは弁当などを持参する形となっている。こちらも罰則規定があり、違反すると対局料の減額などの処分を受ける[ 7] 。
慣例
地方対局
タイトル戦の対局は将棋会館 以外で行われる事がほとんどである。伝統ある旅館を筆頭に、ホテルや寺院・神社・料亭など、広めの和室を持つ施設が選ばれるのが一般的(和室以外の対局では臨時に畳を敷くが、やむを得ない場合はカーペット敷も認められる場合がある)。名人戦・竜王戦などで、対局地の公募も行われている[ 8] [ 9] 。
対局者は、通常前日に現地入りし、夕方に対局室、盤・駒の選定・検分を行なう。将棋連盟が所蔵する駒以外に、地元の愛棋家が所有する駒が使われることも多い。[ 10] 特に格の高いタイトル戦では、特別な盤駒が使用される事もある。たとえば、伝統的に、毎年の名人戦の第1局でのみ使用される「名人駒」がある。[ 11]
対局前夜にはほとんどの場合前夜祭が開かれ、地元の将棋ファンとの交流などが図られる(ただし感染症の流行などを理由に実施されない場合もある)。
対局者が会場に向かう際は、原則として主催社の担当者や観戦記者 ・連盟職員らと同行するほか、両対局者の出発地が同じ場合は同じ列車・飛行機などに同乗する。一方で対局終了後は大抵は現地解散となるため、対局者や関係者はバラバラに帰宅する(観光を楽しむ者も少なくない)。
服装
棋士のタイトル戦の番勝負 では、対局者は和服 を着用するのが慣例である。
対局者が洋服 を着用した例も少なくなく、加藤一二三 ・森雞二 ・島朗 ・谷川浩司 ・羽生善治 ・佐藤康光 ・村山聖 ・永瀬拓矢 ・藤井聡太 などの例が挙げられる。なお、永瀬は和服での対局を好まず、特に第5期叡王戦第2局では対局開始時に和服で登場したのち、いったん離席してスーツに着替えた[ 12] 。
竜王戦・名人戦では、記録係も和服を着ることになっている[ 注 7] 。王座戦では2023年度(第71期)より、番勝負で両対局者の和装が義務化された[ 13] 。
女流タイトル戦では、マイナビ女子オープン 五番勝負においては和服(着物と袴 )を着用する[ 14] 。他の女流タイトル戦の番勝負では洋服を着用するのが普通である。ただし、対局者の意思で和服を着用するのは自由である(例:第30期女流王位戦 五番勝負第2局における渡部愛 [ 15] [ 16] )。制服のある学校に在学中であれば、制服を着用する(例:第5期マイナビ女子オープン五番勝負における長谷川優貴 [ 17] )。
タイトル戦が終了した後の就位式(タイトルによって名称が異なる)には、主役たるタイトルホルダーは、棋士は紋付羽織袴 、女流棋士は和服(対局時と異なり、袴は着用しない)で臨むことが多い。
沿革
実力制名人
江戸時代 から名人 は家元制の終身名人として続いていたが、1935年(昭和10年)、十三世名人の関根金次郎 が1937年をもって名人位を退位することを宣言し、実力名人制に改められた。第1期名人戦 は「名人決定大棋戦」と呼ばれた八段リーグ戦で2年にわたって行われ、1937年(昭和12年)に木村義雄 が初代名人となった。これが将棋のタイトル 戦の始まりである。
1946年(昭和21年)からは、名人戦の予選として「順位戦 」のシステムが始まった。
棋士のタイトル戦創設の歴史
(※以下の年度は、予選開始年ではなく番勝負が実施された年度。日本将棋連盟公式サイトでの表記も同様である)
1950年度(昭和25年度)
「全日本選手権戦」(1948年創設、読売新聞社 主催)が1950年度から「九段戦」と「名人九段戦」に分けられ、「九段戦」が史上2つめのタイトル戦 となった。ただし、この時点では九段戦は「名人に次ぐ実力者を決める棋戦」という位置付けであり、名人以外の棋士によって争われた。九段戦終了後に行われる名人九段戦によって全日本選手権者が決せられた。
1951年度(昭和26年度)
前年度創設の「王将戦 」 (1950年度創設、毎日新聞社 主催)が1951年度にタイトル戦となり 、タイトル戦が3つとなる。
(タイトル戦が「名人戦」「九段戦」「王将戦」の3棋戦という時代が約10年間続く。)
1960年度(昭和35年度)
1962年度(昭和37年度)
九段戦(全日本選手権戦)が「十段戦 」に改称される。
史上初の1年度2期(前期・後期)のタイトル戦として棋聖戦 (産経新聞社 主催)が開始(棋聖戦開始に伴い、産経新聞社は王位戦の主催者から離脱)。
(以降、タイトル戦の数が5つ、年間のタイトル戦の回数が6回という時代が十余年続く。)
1975年度(昭和50年度)
前年度創設の「棋王戦 」 (1974年度創設、共同通信社 主催)が1975年度にタイトル戦に昇格 、タイトル戦は6つ(年7回)となる。
1983年度(昭和58年度)
「王座戦 」 (1953年度 = 昭和28年度 創設、日本経済新聞社 主催)が1983年度にタイトル戦に昇格 、タイトル戦は7つ(年8回)となる。
1988年度(昭和63年度)
十段戦が発展解消して、賞金額トップの「竜王戦 」(読売新聞社主催)が誕生。棋戦としての序列で名人戦を上回る初のタイトル戦となった。竜王のタイトルと名人のタイトルは同格である(表記は主に竜王、名人の順)。
1995年度(平成7年度)
棋聖戦が他のタイトル戦と同じく年1期制となり、タイトル戦は年8回(棋聖戦 年2期) から年7回となる。
タイトル戦(全7棋戦、序列順): 竜王戦・名人戦・棋聖戦・王位戦・王座戦・棋王戦・王将戦
タイトル戦(全7棋戦、序列順): 竜王戦・名人戦・王位戦・王座戦・棋王戦・棋聖戦 ・王将戦(下線 は変更点)
タイトル戦(全7棋戦、序列順): 竜王戦・名人戦・王位戦・王座戦・棋王戦・王将戦・棋聖戦 (下線 は変更点)
2017年度(平成29年度)
「叡王戦 」 (2015年度=平成27年度創設、ドワンゴ 主催)が第3期 からタイトル戦に昇格 (1日制七番勝負、事前振り駒制・変動持ち時間制<1時間・3時間・5時間> を採用[ 18] )。タイトル戦の数は8つとなった。 年8回のタイトル戦開催は23年ぶり。叡王戦の序列は3位で[ 19] 、新聞社・通信社以外がタイトル主催者になるのは史上初。
タイトル戦(全8棋戦、序列順): 竜王戦・名人戦・叡王戦 ・王位戦・王座戦・棋王戦・王将戦・棋聖戦(下線 は変更点)
2021年度(令和3年度)
叡王戦の主催者が第6期 以降の不二家 に変更となり五番勝負(固定持ち時間制)に移行、序列6位に変更。
タイトル戦(全8棋戦、序列順): 竜王戦・名人戦・王位戦・王座戦・棋王戦・叡王戦 ・王将戦・棋聖戦(下線 は変更点)
2022年度(令和4年度)
叡王戦が第8期 開始の2022年6月以降は序列4位に変更。
タイトル戦(全8棋戦、序列順): 竜王戦・名人戦・王位戦・叡王戦 ・王座戦・棋王戦・王将戦・棋聖戦(下線 は変更点)
2024年度(令和6年度)
叡王戦が第10期 開始の2024年7月以降は序列3位に変更。
タイトル戦(全8棋戦、序列順): 竜王戦・名人戦・叡王戦 ・王位戦・王座戦・棋王戦・王将戦・棋聖戦(下線 は変更点)
タイトル戦の序列
8つのタイトル戦には序列が存在しており、この序列は契約金の額に基づく[ 19] 。このため契約金が変更されれば序列も変更される。
2024年7月時点におけるタイトル戦の序列は以下のとおりである[ 20] [ 注 8] 。
日本将棋連盟公式ホームページの棋戦一覧の項では、タイトル戦が序列順に並べられているが、長らく序列3位であった棋聖戦[ 21] は、2009年8月に序列6位に下がり[ 22] 、2010年10月には7位に、さらに叡王戦がタイトル戦に組み入れられた2015年からは8位に下がっている[ 23] 。
2017年のタイトル昇格時には序列3位だった叡王戦は、2020年の主催社の変更および契約金の変更に伴い序列6位となったが、2022年には序列4位とし、2024年7月からはタイトル戦昇格時と同じ序列3位に戻っている。
棋士の序列
上記の棋戦の序列を受けて、棋士の序列は以下のように決められる[ 24] 。
竜王と名人
その他のタイトル保持者
タイトル数が多い順に上位。
タイトル数が同じ場合、より上位のタイトルを持っている者が上位。
永世名人襲位者[ 26]
永世称号襲位者
永世称号資格者
より早く何らかの資格を得た者が上位。種類や数は関係ない[ 注 11] 。
段位
段位が高い者が上位。
段位が同じ場合、より早くその段位になった者が上位。
名目上の序列は以上のようになるが、実際の運用においてはタイトルを持たない場合で段位が同じ場合は、棋士番号が小さい者が上座に座るのが暗黙の了解とされており[ 24] 、タイトルホルダーであっても実績に勝る先輩棋士や引退を控えた大棋士に対して敬意を表して上座を譲る光景がまれに見られる[ 27] 。
竜王と名人
上記のようにタイトルの中でも、竜王 と名人 は別格に扱われる。この両タイトルのいずれかを所持している場合は他のタイトルの有無に関わらず「竜王」または「名人」とだけ呼ばれ、また、両タイトルを同時に保持した場合「竜王・名人」 という特別な呼称で呼ばれる。「竜王・名人」の称号を獲得した棋士は、下表のとおり5名(延べ7回)だけである[ 28] [ 29] 。この5名の「竜王・名人」のうち、竜王または名人の防衛に成功したのは、下表に示す3例だけであり、通年で両タイトルを防衛したのは羽生と藤井の2例だけである(いずれも2024年度名人戦終了時点)。
竜王と名人が他タイトルとは別格に扱われる点は以下の通り。
他タイトルを同時に保有していても、原則として「竜王・名人」「竜王」「名人」と呼称される。
昇段事由として、他タイトルより優位である。竜王位は獲得1期で八段、獲得2期で九段に昇段。名人位は獲得1期で九段に昇段する。一方、その他のタイトル獲得については、獲得1期で七段に、獲得2期で八段に[ 30] [ 注 12] 、獲得3期で九段に昇段する[ 31] [ 注 13] 。
日本将棋連盟がアマチュアに発行する段位免状に、連盟会長と共に署名する[ 32] 。署名順は、連盟会長→名人→竜王に固定されており、棋士序列と連動しない[ 注 14] 。
なおタイトルとしての竜王と名人は、公式には同格という扱いになっている。ただ、スポンサーなどの事情を鑑み大きな声では主張できないものの、歴史の長さなどを理由に「名人位は特別なタイトル」という意見を持つ棋士も少なくなく、渡辺明 などはその旨を公言している[ 34] 。週刊将棋 1994年1月26日号では、「名人は天皇 、竜王は首相 」と表現している[ 35] 。
前竜王・前名人
かつては竜王と名人はタイトルを失い無冠になった後、もしくは竜王もしくは名人失冠後1年以内に他のタイトルも失い無冠になった後も、次年度の当該タイトル戦が終了するまでは[ 36] 、「前竜王」「前名人」という称号を名乗ることができた[ 37] [ 注 15] 。両方を立て続けに失い無冠になった場合は「前竜王・前名人」となる。「前竜王・前名人」「前竜王」「前名人」の棋士序列は、永世称号襲位者の次であった。「前竜王」と「前名人」が共に存在する場合、当該タイトルを後に失った方が上位である。「前名人」は1994年度に米長邦雄 が、「前竜王」は1995年度に佐藤康光 が名乗ったのが最後であり[ 39] 、1998年度に名人と竜王を立て続けに失冠して無冠になった谷川浩司 がそのまま「九段」を名乗ってからは、「前竜王・前名人」「前名人」「前竜王」を名乗る棋士は出ず、2018年12月に竜王を失って27年ぶりに無冠となった羽生善治 は、日本将棋連盟から「前竜王」を名乗るか否か意向を問われたが、羽生は「前竜王」を辞退して段位である「九段」を名乗ることを選択した[ 40] 。これを受けて2020年2月に「前竜王・前名人」「前竜王」「前名人」の称号は廃止された[ 41] 。
女流タイトル戦創設の歴史
1974年度(昭和49年度)
1978年度(昭和53年度)
2つ目のタイトル戦である「女流王将戦 」が将棋マガジン 主催で創設。第1期の番勝負は1979年度の4月に開催。2008年度で一旦休止となるが翌年から霧島酒造杯女流王将戦として再開した。
1989年度(平成元年度)
三社連合 主催で王位戦 の姉妹棋戦として11年ぶりに3つ目のタイトル戦である「女流王位戦 」が創設。第1期の番勝負は1990年度の4月に開催。
1993年度(平成5年度)
2000年度(平成12年度)
2000年6月22日付で当時の女流タイトル保持者の席次を「タイトル創設順」と理事会で決定[ 43] 。
創設順に、(1)女流名人、(2)女流王将、(3)女流王位、(4)倉敷藤花、の席次順。
複数のタイトルを保持する場合でも、タイトル数とは関係なく、創設順のタイトルを保持している順の席次となる。
2007年度(平成19年度)
1987年度より行われていた週刊将棋 主催のレディースオープントーナメント (女流一般棋戦)を発展的解消をして、新たに「マイナビ女子オープン 」を創設、女流タイトル戦として格上げされた。優勝賞金額は女流棋戦最高(当時)となる500万円[ 44] 。番勝負は2008年度の4月に開催。
女流タイトルの序列は、「女王」以下は創設順に、(1)女王、(2)女流名人、(3)女流王将、(4)女流王位、(5)倉敷藤花、の席次順。
2011年度(平成23年度)
引退者・奨励会員を含めた史上初の完全オープン棋戦としてリコー 主催で「リコー杯女流王座戦 」が創設された。優勝賞金500万円、準優勝賞金150万円。
女流タイトルの表記順は、「女王」「女流王座」以下は創設順に、(1)女王、(1)女流王座、(3)女流名人、(4)女流王将、(5)女流王位、(6)倉敷藤花、の順。
複数のタイトルを保持する場合の表記順を、(1)タイトル数の順、(2)女王、(2)女流王座、(4)タイトル創設順、に変更[ 45] 。
2016年度以降の女流タイトルの表記順は、(1)女王、(2)女流王座、(3)女流名人、(4)女流王将、(5)女流王位、(6)倉敷藤花、の順[ 46] 。
2019年度(平成31年度)
棋聖戦の特別協賛でもあるヒューリック が主催となって、賞金額トップ(当時)の「ヒューリック杯清麗戦 」が創設された。
女流タイトルの表記順は、(1)清麗、(2)女王、(3)女流王座、(4)女流名人、(5)女流王将、(6)女流王位、(7)倉敷藤花、の順。
2020年度(令和2年度)
2020年現在、女流タイトル戦の数は8つである。なお、男性棋戦と異なり、女流棋戦は白玲戦以外の序列はない[ 47] [ 43] が、一覧表記する際は便宜的に「優勝賞金額の順」および「棋戦創設順」に並べる。
棋士の棋戦
日本将棋連盟の「棋士 」(将棋棋士)の棋戦である。
女流棋士 や奨励会 員、アマチュア 選手の出場枠が設けられているものもある。女流棋士と奨励会の重籍者は、参加枠の適用が棋戦によって異なる[ 48] [ 注 17] 。
タイトル戦
棋士のタイトル戦は、下表のとおり、2024年現在8つある。この他に終了したタイトル戦として、九段戦 [ 注 18] ・十段戦 [ 注 19] がある。
※いずれの棋戦も日本将棋連盟が主催者に名を連ねている。
上記の表の持ち時間は番勝負 での持ち時間について示している。予選や本戦などでの持ち時間については「持ち時間#将棋 」を参照。 叡王戦と王座戦はチェスクロック使用で秒単位の消費時間を算入し、使い切ったら60秒の秒読み (※)。その他のタイトル棋戦ではストップウォッチ 使用で秒単位の消費時間を切り捨て、最後の1分を秒読み 。
タイトル戦の年間スケジュール
黄 :予選トーナメント(予選T)・予選リーグ(予選L) 緑 :本戦トーナメント(本戦T)・本戦リーグ(本戦L)・順位戦 橙 :挑戦者決定戦(挑) 水色 :タイトル戦番勝負
棋戦
前年度
当年度
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
名人戦
順位戦
番勝負
叡王戦
予選T
本戦T
番勝負
棋聖戦
予選T
本戦T
番勝負
王位戦
予選T
本戦L
挑
番勝負
王座戦
予選T
本戦T
番勝負
竜王戦
ランキング戦
本戦T
挑
番勝負
王将戦
予選T
本戦L
番勝負
棋王戦
予選T
本戦T
挑
番勝負
一般棋戦
全棋士参加棋戦・上位棋士選抜棋戦
その他選抜棋戦
非公式戦
終了・休止棋戦
太字 は現在の日本将棋連盟が公認しているタイトル戦。
名人戦・王将戦の前身棋戦(主催:毎日新聞・朝日新聞・ほか)
竜王戦の前身棋戦(主催:読売新聞)
王位戦・棋聖戦の前身棋戦(主催:産経新聞・新聞三社連合・ほか)
王座戦の前身棋戦(主催:日経新聞)
棋王戦の前身棋戦(主催:共同通信・ほか)
叡王戦の前身棋戦(主催:ドワンゴ)
その他の棋戦
女流棋戦
女流タイトル戦
女流タイトル戦は、日本将棋連盟 が運営し、所属(日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会 、フリー)にかかわらず、全ての現役女流棋士(休場者を除く)に出場義務が課される。リコー杯女流王座戦 のみはエントリー制を採用しているため、出場を辞退できる[ 注 75] 。
マイナビ女子オープン とリコー杯女流王座戦はオープン棋戦であり、女性奨励会員 (女流棋士と奨励会の重籍者を除く。以下同じ。)、予選を通過した女性アマチュア選手も出場できる[ 55] 。女流王将戦 は、出場資格が「女流棋戦タイトルホルダー と女流棋士と選抜された女流アマチュアで行います。[ 注 76] 」と規定されているため、女流タイトル在位者は無条件に出場できる。女性奨励会員が出場できる女流タイトル戦は、マイナビ女子オープンと女流王座戦の2つである。どちらかの棋戦で女流タイトル保持者となった場合は女流王将戦が加わり最大3つである[ 注 77] 。
選抜された女性アマチュア選手の出場枠が設けられている棋戦もある。
2020年に白玲戦とその予選を兼ねる女流順位戦が創設され、女流タイトル戦は8つとなった。番勝負 は全て1日制。「将棋の女流タイトル在位者一覧 」も参照。
※いずれの棋戦も日本将棋連盟が主催者に名を連ねている。
^ a b c d 対局時計 使用で切れたら1手1分未満。
^ 対局時計使用。2008年 までは五番勝負・3時間、2009年から2017年までは三番勝負・25分・切れ40秒であった。
女流タイトル戦の年間スケジュール
:予備予選/予選トーナメント(予選T)・予選リーグ(予選L) :本戦トーナメント(本戦T)・本戦リーグ(本戦L)・順位戦 :挑戦者決定戦(挑) :タイトル戦番勝負
棋戦
前年度
当年度
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
2
3
女子オープン
予選T
本戦T
番勝負
女流王位戦
予選T
本戦L
挑
番勝負
清麗戦
予選T
本戦T
番勝負
白玲戦
順位戦
番勝負
女流王将戦
予選T
本戦T
番
倉敷藤花戦
本戦T
番
女流王座戦
予選T
本戦T
番勝負
女流名人戦
予選T
本戦L
番勝負
直近をより重視の上、直近5期を参考(開催期により前後することもあります)
女流一般棋戦
若手棋士等選抜棋戦
棋戦名
主催・協賛
開始 年度
棋士枠
アマ 枠
称号
持ち 時間
考慮 時間
優勝賞金
YAMADA女流チャレンジ杯
上州将棋祭り委員会ヤマダデンキ (特別協賛)
2015年
女流二段以下かつプロ入り15年未満の タイトル戦未出場の女流棋士
1名
なし
20分、 秒読み30秒
なし
非公表
非公式戦
終了・休止女流棋戦
永世称号
永世称号の制定 (1949年以降)
現在の将棋界だけでなく囲碁界も含めて永世称号が制度化されたのは、1949年の「永世名人」からである[ 56] 。終身名人位制としての「名人」は関根金次郎 十三世名人の名人退位(1938年)により廃止されていたが、1949年に日本将棋連盟が「永世称号」として終身名人位制を復活させた。1949年8月28日付の「朝日新聞」では以下のように報じられた。
「第十三世名人関根金次郎氏以来、終身名人位制は廃止されていたが、日本将棋連盟では今後この制度を復活させることになった。すなわち名人戦において名人位を五期以上得た人が名人位を退いた場合は、連盟に審査会を設け、人格、識見、功労などを審査のうえ、終身名人位を贈ることとしたもの。したがって現名人木村義雄氏がもし名人位を退いた場合は、すでに同氏は名人位を六期得ているので、第十四世名人となるものと予想される。」
「朝日新聞」(1949年8月28日)[ 56]
その後、他のタイトル戦においても永世称号がそれぞれ制定された。1954年には「永世九段」(1962年の十段戦への移行まで) 、1965年には「永世棋聖」、1973年には「永世王将」、1980年には「永世十段」(1988年の竜王戦 への移行まで) が制定された。1990年代には、「永世棋王」(1995年)、「名誉王座」(1996年)、「永世竜王」(同1996年)、「永世王位」(1997年)が相次いで制定され、当時存在した7つのタイトル全てに永世称号が制定された。2017年に叡王戦 が新たなタイトル戦に昇格すると、その永世称号として「永世叡王」が2023年に制定され、これを以って現在の8つのタイトル戦全てに永世称号が制定された。
永世称号一覧
永世称号は、同一タイトルを一定の期数[ 57] を獲得した者に与えられる称号であり、前述のとおり、現存する8タイトル戦および2つの終了タイトル戦(九段戦・十段戦)に制定されている。また、一般棋戦ではNHK杯戦 で永世称号に準じた「名誉NHK杯選手権者」の称号が制定されている[ 注 80] 。各棋戦には永世称号獲得のために必要な、連続または通算タイトル獲得期数あるいは優勝回数が規定されている。現在は、永世棋王だけが連続獲得のみの規定である[ 注 81] [ 注 82] 。
永世称号の名称はタイトル名に「永世」または「名誉」を冠したものである。「名誉」を冠するのはタイトル戦では王座戦 (日本経済新聞社 主催。囲碁の王座戦も主催しているため、囲碁と同じ称号となった)のみである。また、永世名人の場合は資格を得た順に番号が付き「○○世名人」と呼称される(名人 (将棋)#永世名人 を参照)。
永世称号を名乗り始めることを「永世(または名誉)○○に就位する[ 注 83] 」あるいは「永世(または名誉)○○を名乗る」と言う。ただし、永世名人の場合は「○○世名人を襲位する[ 注 83] 」と言う。
なお、タイトルの実績とは無関係に贈られた名誉称号(例:名誉名人 、名誉九段)も存在する。塚田正夫 は十段を獲得したことはないが、十段戦の前身棋戦である九段戦で永世九段を獲得し、逝去後に名誉十段が贈られている。
棋士のタイトル永世称号は引退後に名乗るのが原則とされているが、実際には、塚田正夫は永世称号に基づいて「九段」を称しており[ 注 84] 、また、大山康晴(永世王将、のちに十五世名人も)、中原誠(永世十段、のちに名誉王座・十六世名人・永世棋聖・永世王位も)、米長邦雄(永世棋聖)、谷川浩司(十七世名人[ 59] )と、いずれも現役のまま永世称号を名乗っており、木村義雄が引退と同時に十四世名人を襲位した1952年以降、引退してから初めて永世称号を名乗った例は一つもない。なお名誉王座については、囲碁の名誉称号 と同じく現役でも満60歳に達すると名乗ることができる[ 60] 。また、名誉NHK杯選手権者については達成直後に称号が贈られている[ 61] 。
永世称号一覧
襲位(就位)年が現役時代の場合は太字 現役 で表記
九段戦(永世九段)・十段戦(永世十段)は終了棋戦
(年齢)は達成当時または襲位(就位)当時の年齢
永世称号
制定年
条件
達成者
達成年
達成時年齢 所要年数(四段昇段後)
獲得要件(獲得期)
襲位(就位) 年 (当時年齢)
備考
永世竜王
1996年
連続 5期 または 通算7期
渡辺明
2008年
7001240000000000000♠ 24歳7か月 7000800000000000000♠ 8年8か月
連続5期(17-21)
(現役)
羽生善治
2017年
7001470000000000000♠ 47歳2か月 7001310000000000000♠ 31年11か月
通算7期(2,5,7-8,14-15,30)
(現役)
史上初の永世七冠 を達成
永世名人
1949年
通算5期
木村義雄
(1945年)
40歳 24年
通算5期(1-5)
1952年
(47歳)
十四世名人。制定前に規定達成
大山康晴
1956年
7001330000000000000♠ 33歳3か月 7001160000000000000♠ 16年3か月
通算5期(11-15)
1976年 現役
(53歳)
十五世名人
中原誠
1976年
7001280000000000000♠ 28歳9か月 7001100000000000000♠ 10年8か月
通算5期(31-35)
2007年 現役
(60歳)
十六世名人
谷川浩司
1997年
7001350000000000000♠ 35歳2か月 7001200000000000000♠ 20年5か月
通算5期(41-42,46-47,55)
2022年 現役
(60歳)
十七世名人
森内俊之
2007年
7001360000000000000♠ 36歳8か月 7001200000000000000♠ 20年1か月
通算5期(60,62-65)
(現役)
十八世名人資格者
羽生善治
2008年
7001370000000000000♠ 37歳8か月 7001220000000000000♠ 22年5か月
通算5期(52-54,61,66)
(現役)
十九世名人資格者
永世九段 [ 注 85]
1954年
連続 3期
塚田正夫
1954年
7001400000000000000♠ 40歳3か月 7001220000000000000♠ 22年10か月
連続3期(3-5)
1954年 現役 [ 注 86]
(40歳)
逝去後(1978年)名誉十段追贈
(大山康晴)
(1960年)
7001370000000000000♠ 37歳8か月 7001200000000000000♠ 20年9か月
連続3期(9-11)
-
一般的に永世称号に含まれない[ 注 87]
永世十段
1980年
通算10期[ 注 88]
大山康晴
(1966年)
7001420000000000000♠ 42歳9か月 7001250000000000000♠ 25年10か月
通算10期(九段1,2,9-12 十段1-4)
1992年[ 注 89]
(没後)
制定前に規定達成[ 注 90]
中原誠
1982年
7001350000000000000♠ 35歳3か月 7001170000000000000♠ 17年2か月
通算10期(9-11,13-18,21)
1994年 現役
(46歳)
永世王位
1997年
連続 5期 または 通算10期
大山康晴
(1964年)
7001410000000000000♠ 41歳6か月 7001240000000000000♠ 24年7か月
連続5期(1-5)
1997年
(没後)
制定前に規定達成
中原誠
(1977年)
7001300000000000000♠ 30歳1か月 7001120000000000000♠ 12年0か月
連続5期(14-18)
2008年 現役
(60歳)
制定前に規定達成
羽生善治
1997年
7001260000000000000♠ 26歳11か月 7001110000000000000♠ 11年8か月
連続5期(34-38)
(現役)
藤井聡太
2024年
7001220000000000000♠ 22歳1か月 7000700000000000000♠ 7年10か月
連続5期(20-24)
(現役)
永世叡王
2023年
通算5期[ 62]
(なし)
-
-
-
-
-
名誉王座
1996年
連続 5期 または 通算10期[ 注 91]
中原誠
(1996年)
7001490000000000000♠ 49歳0か月 7001300000000000000♠ 30年11か月
※右記
2007年 現役
(60歳)
通算16期の実績による (優勝10回およびタイトル通算6期)
羽生善治
1996年
7001250000000000000♠ 25歳11か月 7001100000000000000♠ 10年9か月
連続5期(40-44)
(現役)
永世棋王
1995年
連続 5期
羽生善治
1995年
7001240000000000000♠ 24歳5か月 7000900000000000000♠ 9年2か月
連続5期(16-20)
(現役)
渡辺明
2017年
7001320000000000000♠ 32歳11か月 7001160000000000000♠ 16年11か月
連続5期(38-42)
(現役)
永世王将
1973年
通算10期
大山康晴
(1965年)
7001430000000000000♠ 43歳0か月 7001260000000000000♠ 26年1か月
通算10期(2-4,7-11,13-15)
1973年 現役
(50歳)
制定前に規定達成
羽生善治
2006年
7001360000000000000♠ 36歳5か月 7001210000000000000♠ 21年3か月
通算10期(45-50 ,52,54-56)
(現役)
永世棋聖
1965年
通算5期
大山康晴
1965年
7001410000000000000♠ 41歳9か月 7001240000000000000♠ 24年10か月
通算5期(1-5)
1992年[ 注 89]
(没後)
中原誠
1971年
7001230000000000000♠ 23歳11か月 7000500000000000000♠ 5年10か月
通算5期(12-14,17-18)
2008年 現役
(60歳)
永世称号資格獲得の最速記録(四段昇段後7000500000000000000♠ 5年306日)
米長邦雄
1985年
7001410000000000000♠ 41歳7か月 7001210000000000000♠ 21年9か月
通算5期(22,36,43-45)
1998年 現役
(54歳)
羽生善治
1995年
7001240000000000000♠ 24歳9か月 7000900000000000000♠ 9年6か月
通算5期(62-66)
(現役)
佐藤康光
2006年
7001360000000000000♠ 36歳9か月 7001190000000000000♠ 19年3か月
通算5期(73-77)
(現役)
藤井聡太
2024年
7001210000000000000♠ 21歳11か月 7000700000000000000♠ 7年9か月
通算5期(91-95)
(現役)
永世称号資格獲得の最年少記録(7001210000000000000♠ 21歳348日)
名誉NHK杯 選手権者 [ 注 80]
2012年
通算10回 優勝
羽生善治
2012年
7001410000000000000♠ 41歳5か月 7001260000000000000♠ 26年2か月
通算10期(38,41,45,47-48 ,50,58-61)
-
(日数は優勝10回目の対局日までの期間)
永世称号の複数獲得
達成者数
達成者
資格獲得した永世称号(獲得順に表記)
永世八冠
-
(達成者なし)
-
永世七冠
1名
羽生善治
永世棋王・永世棋聖・名誉王座・永世王位・永世王将・永世名人(十九世名人)・永世竜王
永世六冠
1名
(同上)
永世五冠
3名
(同上)
大山康晴
永世名人(十五世名人)・永世棋聖・永世王将・永世十段・永世王位
中原誠
永世棋聖・永世名人(十六世名人)・永世十段・名誉王座・永世王位
永世四冠
3名
(同上3名)
永世三冠
3名
(同上3名)
永世二冠
5名
(同上3名)
渡辺明
永世竜王・永世棋王
藤井聡太
永世棋聖・永世王位
クイーン称号
女流棋戦において永世称号に相当するのは「クイーン称号」である[ 注 92] 。
2023年現在、「白玲戦」を除く7つのタイトル戦でクイーン称号が制定されている。
クイーン称号は、タイトル名称「○○」「女流○○」に対して「クイーン○○」となる。ただし「マイナビ女子オープン 」では、タイトル名称「女王 」に対してクイーン称号には「永世 女王」となっている。
クイーン称号については、棋士の永世称号とは異なり「原則として引退後に就位」という規定はない[ 注 93] 。タイトル獲得・防衛によってクイーン称号の条件を満たすと、その期の就位式において、タイトルの就位状に加えて「クイーン称号の就位状」が同時に授与される[ 68] [ 69]
[ 注 94] 。
クイーン称号の複数獲得
達成者数
達成者
資格獲得したクイーン称号(数字は獲得順)
クイーン七冠
-
(達成者なし)
-
クイーン六冠
1名
福間香奈
(1)クイーン倉敷藤花 ・(2)クイーン名人 ・(3)クイーン王将 ・(4)クイーン王位 ・(5)クイーン王座 ・(6)クイーン清麗
クイーン五冠
1名
福間香奈
(同上、1-5)
クイーン四冠
2名
福間香奈
(同上、1-4)
清水市代
(1)クイーン名人 ・(2)クイーン王位 ・(3)クイーン倉敷藤花 ・(4)クイーン王将
クイーン三冠
2名
(同上2名)
-
クイーン二冠
3名
(同上2名)
-
西山朋佳
(1)永世女王 ・(2)クイーン王将
全冠制覇
将棋の複数のタイトル全てを同時に保持する「全冠制覇」は、棋士のタイトル戦では九段戦 に名人が参加するようになった1956年度[ 注 95] から2023年度までに11回の挑戦機会があり、全冠制覇は9回達成された(4名達成、大山康晴 のみ6回達成)。
棋士のタイトル戦における最後の全冠制覇達成者は2023年度の藤井聡太 (全八冠制覇)[ 73] である。藤井による最初の全冠制覇は、同記録のプロ入り後史上最速(7年0か月)・史上最年少(21歳2か月)での達成でもある。
なお藤井は王座獲得時に直近一年以内の参加可能な一般棋戦も全て制覇しており、同時期での棋戦完全制覇を達成している。
棋士タイトル全冠制覇
回数
棋士
達成日(失冠日)
棋戦
結果
全冠日数
0 1
升田幸三 (史上初)
1957年0 7月11日
第16期名人戦
全三冠達成 (名人、王将、九段)
262日
(1958年0 3月29日)
第7期王将戦
王将失冠(二冠に後退/名人、九段)
0 2
大山康晴 (史上2人目)
1959年0 6月12日
第18期名人戦
全三冠達成 (名人、王将、九段)
467日
0 3
大山康晴
1960年0 9月20日
第1期王位戦
全四冠達成 (名人、王位、王将、九段)
866日
0 4
大山康晴
1963年0 2月0 2日
第1期棋聖戦
全五冠達成 (名人、王位、王将、棋聖、十段)
0 47日
(1963年0 3月20日)
第12期王将戦
王将失冠(四冠に後退/名人、王位、棋聖、十段)
0 5
大山康晴
1964年0 2月12日
第13期王将戦
全五冠達成 (2度目/名人、王位、王将、棋聖、十段)
893日
(1966年0 7月23日)
第8期棋聖戦
棋聖失冠(四冠に後退/名人、王位、王将、十段)
0 6
大山康晴
1967年0 1月10日
第9期棋聖戦
全五冠達成 (3度目/名人、王位、王将、棋聖、十段)
196日
(1967年0 7月24日)
第10期棋聖戦
棋聖失冠(四冠に後退/名人、王位、王将、十段)
0 7
大山康晴
1970年0 7月17日
第16期棋聖戦
全五冠達成 (4度目/名人、王位、王将、棋聖、十段)
148日
(1970年12月11日)
第9期十段戦
十段失冠(四冠に後退/名人、王位、王将、棋聖)
(-)
(中原誠 )
(1978年度)
第3期棋王戦
全六冠制覇失敗(五冠保持=名人、十段、棋聖、王位、王将)
(-)
(-)
(羽生善治 )
(1994年度)
第44期王将戦
全七冠制覇失敗(六冠保持=竜王、名人、棋聖、王位、王座、棋王)
(-)
0 8
羽生善治 (史上3人目)
1996年0 2月14日
第45期王将戦
全七冠達成 (竜王、名人、棋聖、王位、王座、棋王、王将)
168日
(1996年0 7月30日)
第67期棋聖戦
棋聖失冠(六冠に後退/竜王、名人、王位、王座、棋王、王将)
0 9
藤井聡太 (史上4人目)
2023年10月11日
第71期王座戦
全八冠達成 (竜王、名人、棋聖、王位、叡王、王座、棋王、王将)
254日
(2024年0 6月20日)
第9期叡王戦
叡王失冠(七冠に後退/竜王、名人、棋聖、王位、王座、棋王、王将)
棋士タイトルの生涯グランドスラム
上記「#棋士タイトル全冠制覇 」以外の生涯グランドスラム 達成者(全タイトル1期以上獲得者)
(全冠制覇による生涯グランドスラム達成者)
女流タイトル全冠制覇
これまでに4回の全冠制覇事例(2024年時点)
全2冠(女流名人・女流王将)
蛸島彰子 (第8期女流名人位戦 獲得から 第4期女流王将戦 失冠まで)
林葉直子 (第9期女流名人位戦 獲得から 第12期女流名人位戦 失冠まで)
全4冠(女流名人・女流王将・女流王位・倉敷藤花)
清水市代 (第18期女流王将戦 獲得から 第19期女流王将戦 失冠まで)
清水市代(2度目、第9期女流王位戦 獲得から 第21期女流王将戦 失冠まで)
タイトル数5以上での全冠制覇事例なし
女流タイトルの生涯グランドスラム
上記「#女流タイトル全冠制覇 」以外の生涯グランドスラム達成者(全タイトル1期以上獲得者)
記録
タイトル獲得記録
カッコ内は登場回数。
タイトル数の 黄色永世 黄色名誉 は永世称号資格。
太字 は在位中のタイトル。
† は終了棋戦。
灰色 は現役期間とタイトル戦の創設・終了時期の関係で獲得機会のなかったもの。
(2024年12月12日、第37期竜王戦 終了現在)
獲得数 順位
棋士名
初挑戦 年度
獲得 合計
竜王
十段 †
九段 †
名人
王位
王座
叡王
棋王
王将
棋聖
1
はふ よしはる/ 羽生善治
1989
99
(138)
永世
0 7(16)
-
-
永世
0 9(17)
永世
18(23)
名誉
24(26)
-
永世
13(17)
永世
12(19)
永世
16(20)
2
おおやま やすはる/ 大山康晴
1948
80
(112)
-
永世
0 8(14)[ 注 96]
0 6(0 8)[ 注 96]
永世
18(25)
永世
12(15)
-
-
0 -(0 2)
永世
20(26)
永世
16(22)
3
なかはら まこと/ 中原誠
1967
64
(91)
-
永世
11(15)
-
永世
15(18)
永世
0 8(11)
名誉
0 6(0 8)[ 注 97]
-
0 1(0 3)
0 7(13)
永世
16(23)
4
わたなへ あきら/ 渡辺明
2003
31
(45)
永世
11(13)[ 注 98]
-
-
0 3(0 4)
0 -(0 1)
0 1(0 3)
-
永世
10(12)
0 5(0 7)
0 1(0 5)
5
たにかわ こうし/ 谷川浩司
1983
27
(57)
0 4(0 6)
-
-
永世
0 5(11)
0 6(11)
0 1(0 6)
-
0 3(0 7)
0 4(0 7)
0 4(0 9)
6
ふしい そうた/ 藤井聡太
2020
26
(27)
0 4(0 4)
-
-
0 2(0 2)
永世
0 5(0 5)
0 2(0 2)
0 3(0 4)
0 2(0 2)
0 3(0 3)
永世
0 5(0 5)
7
よねなか くにお/ 米長邦雄
1970
19
(48)
-(1)
2(6)
-
1(8)
1(6)
-
-
5(7)
3(8)
永世
0 7(12)
8
さとう やすみつ/ 佐藤康光
1990
13
(37)
1(5)
-
-
2(3)
-(5)
-(3)
-
2(6)
2(8)
永世
0 6(0 7)
9
もりうち としゆき/ 森内俊之
1996
12
(25)
2(5)
-
-
永世
0 8(12)
-
-(1)
-
1(3)
1(2)
-(2)
10
かとう ひふみ/ 加藤一二三
1960
8
(24)
-
3(7)
-
1(4)
1(3)
-
-
2(3)
1(5)
-(2)
10
きむら よしお/ 木村義雄
1938
8
(11)
-
-
-[ 注 99]
永世
0 8(10)
-
-
-
-
-(1)
-
12
ますた こうそう/ 升田幸三
1951
7
(23)
-
-(3)
2(3)
2(10)
-
-
-
-
3(5)
-(2)
12
みなみ よしかす/ 南芳一
1986
7
(16)
-
-
-
-
-
-
-
2(5)
3(5)
2(6)
12
くほ としあき/ 久保利明
2000
7
(15)
-
-
-
-
-
-(3)
-
3(5)
4(7)
-
15
とよしま まさゆき/ 豊島将之
2010
6
(19)
2(3)
-
-
1(3)
1(4)
-(2)
1(2)
-
-(2)
1(3)
15
こうた まさたか/ 郷田真隆
1992
6
(18)
-
-
-
-(2)
1(4)
-
-
1(3)
2(3)
2(6)
15
つかた まさお/ 塚田正夫
1947
6
(10)
-
-
永世
0 4(0 5)
2(3)
-(1)
-
-
-
-
-(1)
18
ふたかみ たつや/ 二上達也
1959
5
(26)
-
-(3)
-(2)
-(3)
-(1)
-
-
-
1(5)
4(12)
18
なかせ たくや/ 永瀬拓矢
2016
5
(13)
-
-
-
-
-
4(6)
1(2)
-(2)
-(1)
-(2)
18
たかはし みちお/ 高橋道雄
1983
5
(10)
-
1(1)
-
-(1)
3(5)
-
-
1(3)
-
-
21
ないとう くにお/ 内藤國雄
1968
4
(13)
-
-
-
-
2(5)
-(1)
-
-(1)
-(1)
2(5)
21
きりやま きよすみ/ 桐山清澄
1976
4
(10)
-
-(1)
-
-(1)
-
-(1)
-
1(2)
-
3(5)
23
まるやま たたひさ/ 丸山忠久
1999
3
(10)
-(3)[ 注 98]
-
-
2(3)
-
-(1)
-
1(2)
-
-(1)
23
ふかうら こういち/ 深浦康市
1996
3
(8)
-
-
-
-
3(5)
-
-
-
-(1)
-(2)
23
ふしい たけし/ 藤井猛
1998
3
(7)
3(4)
-
-
-
-(1)
-(2)
-
-
-
-
23
やしき のふゆき/ 屋敷伸之
1990
3
(7)
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
3(6)
23
さとう あまひこ/ 佐藤天彦
2015
3
(6)
-
-
-
3(4)
-
-(1)
-
-(1)
-
-
28
ひろせ あきひと/ 広瀬章人
2010
2
(8)
1(3)
-
-
-
1(3)
-
-
-(1)
-(1)
-
28
もり けいし/ 森雞二
1978
2
(8)
-
-
-
-(1)
1(2)
-(1)
-
-
-(1)
1(3)
28
やまた みちよし/ 山田道美
1965
2
(6)
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
-(1)
2(4)
28
なかむら おさむ/ 中村修
1984
2
(5)
-
-
-
-
-
-
-
-
2(3)
-(2)
28
ふくさき ふんこ/ 福崎文吾
1986
2
(4)
-
1(2)
-
-
-
1(2)
-
-
-
-
33
きむら かすき/ 木村一基
2005
1
(9)
-(1)
-
-
-
1(5)
-(2)
-
-
-
-(1)
33
ありよし みちお/ 有吉道夫
1966
1
(9)
-
-
-
-(1)
-(2)
-
-
-
-(3)
1(3)
33
しま あきら/ 島朗
1988
1
(6)
1(2)
-
-
-
-
-(2)
-
-
-(1)
-(1)
33
もりやす ひてみつ/ 森安秀光
1981
1
(6)
-
-
-
-(1)
-
-(1)
-
-(2)
-
1(2)
33
みうら ひろゆき/ 三浦弘行
1995
1
(5)
-(0)[ 注 98]
-
-
-(1)
-
-
-
-(1)
-
1(3)
33
さいとう しんたろう/ 斎藤慎太郎
2017
1
(5)
-
-
-
-(2)
-
1(2)
-
-
-
-(1)
33
いとたに てつろう/ 糸谷哲郎
2014
1
(4)
1(2)
-
-
-
-
-(1)
-
-(1)
-
-
33
なかむら たいち/ 中村太地
2012
1
(4)
-
-
-
-
-
1(3)
-
-
-
-(1)
33
おおうち のふゆき/ 大内延介
1967
1
(4)
-
-
-
-(1)
-(1)
-
-
1(2)
-
-
33
すかい たつや/ 菅井竜也
2017
1
(4)
-
-
-
-
1(2)
-
-(1)
-
-(1)
-
33
いとう たくみ/ 伊藤匠
2023
1
(3)
-(1)
-
-
-
-
-
0 1(0 1)
-(1)
-
-
33
つかた やすあき/ 塚田泰明
1987
1
(2)
-
-
-
-
-
1(2)
-
-
-
-
33
たかみ たいち/ 高見泰地
2017
1
(2)
-
-
-
-
-
-
1(2)
-
-
-
33
たなか とらひこ/ 田中寅彦
1988
1
(2)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
1(2)
順位
棋士名
初挑戦 年度
0 合計
0 (挑戦)
竜王
十段 †
九段 †
名人
王位
王座
叡王
棋王
王将
棋聖
-
もりした たく/ 森下卓
1990
-
(6)
-(1)
-
-
-(1)
-
-
-
-(2)
-(1)
-(1)
-
はなむら もとし/ 花村元司
1953
-
(4)
-
-
-(2)
-(1)
-(1)
-
-
-
-
-
-
まるた ゆうそう/ 丸田祐三
1950
-
(4)
-
-
-
-(1)
-(1)
-
-
-
-(2)
-
-
まつた しけゆき/ 松田茂役
1953
-
(3)
-
-
-(2)
-
-
-
-
-
-(1)
-
-
すすき たいすけ/ 鈴木大介
1999
-
(2)
-(1)
-
-
-
-
-
-
-
-
-(1)
-
なめかた ひさし/ 行方尚史
2013
-
(2)
-
-
-
-(1)
-(1)
-
-
-
-
-
-
たかしま かすきよ/ 高島一岐代
1955
-
(2)
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
-(1)
-
-
かつうら おさむ/ 勝浦修
1976
-
(2)
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
-(1)
-
にしむら かすよし/ 西村一義
1969
-
(2)
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
-(1)
-
ささき たいち/ 佐々木大地
2023
-
(2)
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
-(1)
-
やまさき たかゆき/ 山崎隆之
2009
-
(2)
-
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
-(1)
-
さなた けいいち/ 真田圭一
1997
-
(1)
-(1)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
あへ たかし/ 阿部隆
2002
-
(1)
-(1)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
ささき ゆうき/ 佐々木勇気
2024
-
(1)
-(1)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
いたや しろう/ 板谷四郎
1950
-
(1)
-
-
-(1)
-
-
-
-
-
-
-
-
みなみくち しけかす/ 南口繁一
1951
-
(1)
-
-
-(1)
-
-
-
-
-
-
-
-
とい いちたろう/ 土居市太郎
1940
-
(1)
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
-
-
-
かんた たつのすけ/ 神田辰之助
1942
-
(1)
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
-
-
-
なた れんしよう/ 灘蓮照
1970
-
(1)
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
-
-
-
いなは あきら/ 稲葉陽
2017
-
(1)
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
-
-
-
さとう たいころう/ 佐藤大五郎
1965
-
(1)
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
-
-
なかた ひろき/ 中田宏樹
1991
-
(1)
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
-
-
あおの てるいち/ 青野照市
1989
-
(1)
-
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
-
かない こうた/ 金井恒太
2017
-
(1)
-
-
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
てくち わかむ/ 出口若武
2022
-
(1)
-
-
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
たかしま ひろみつ/ 高島弘光
1975
-
(1)
-
-
-
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
ちた しようた/ 千田翔太
2017
-
(1)
-
-
-
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
ほんた けい/ 本田奎
2019
-
(1)
-
-
-
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
かとう ひろし/ 加藤博二
1964
-
(1)
-
-
-
-
-
-
-
-
-(1)
-
-
むらやま さとし/ 村山聖
1992
-
(1)
-
-
-
-
-
-
-
-
-(1)
-
-
せきね しける/ 関根茂
1964
-
(1)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-(1)
-
ほんま そうえつ/ 本間爽悦
1964
-
(1)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-(1)
-
あわし ひとしけ/ 淡路仁茂
1979
-
(1)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-(1)
順位
棋士名
初挑戦 年度
1 合計
1 (挑戦)
竜王
十段 †
九段 †
名人
王位
王座
叡王
棋王
王将
棋聖
女流タイトル
カッコ内は登場回数。
タイトル数の 黄色Q/永世 はクイーン称号保持を示す。
太字 は在位中のタイトル。
灰色 は現役期間とタイトル戦創設時期の関係で獲得機会のなかったもの[ 注 100] 。
(2024年10月29日、第46期女流王将戦 終了時点)
獲得数 順位
女流棋士名
初挑戦 年度
獲得 合計
白玲
清麗
女王
女流王座
女流名人
女流王位
女流王将
倉敷藤花
1
ふくま かな/ 福間香奈
2008
59
(75)
0 1(0 3)
Q
0 5(0 6)
0 1(0 4)
Q
0 7(0 9)
Q
13(14)
Q
0 10(12)
Q
0 8(12)
Q
14(15)
2
しみす いちよ/ 清水市代
1987
43
(71)
-
-
-
-(0 2)
Q
10(20)
Q
14(20)
Q
0 9(15)
Q
10(14)
3
なかい ひろえ/ 中井広恵
1983
19
(44)
-
-
-
-
Q
0 9(18)
0 3(0 8)
0 4(12)
0 3(0 6)
4
にしやま ともか/ 西山朋佳
2014
18
(27)
0 3(0 4)
0 -(0 1)
永世
0 7(0 7)
0 2(0 4)
0 1(0 2)
0 -(0 1)
Q
0 5(0 6)
0 -(0 2)
5
はやしは なおこ/ 林葉直子
1982
15
(23)
-
-
-
-
4(7)
-(2)
Q
10(12)
1(2)
6
かとう ももこ/ 加藤桃子
2011
9
(23)
-
1(3)
4(6)
4(9)
-(1)
-(2)
-(1)
-(1)
7
かい ともみ/ 甲斐智美
2008
7
(14)
-
-(1)
1(4)
-
-
4(6)
-
2(3)
7
たこしま あきこ/ 蛸島彰子
1974
7
(11)
-
-
-
-
4(7)
-
3(4)
-
9
やうち りえこ/ 矢内理絵子
1995
6
(18)
-
-
2(3)
-
3(4)
1(4)
-(2)
-(5)
10
さいた はるこ/ 斎田晴子
1991
4
(12)
-
-
-
-
1(4)
-
2(5)
1(3)
10
やました かすこ/ 山下カズ子
1977
4
(6)
-
-
-
-
4(5)
-
-(1)
-
12
いしはし さちお/ 石橋幸緒
1996
3
(12)
-
-
-
-
-
2(6)
1(5)
-(1)
13
うえた はつみ/ 上田初美
2009
2
(9)
-
-(1)
2(5)
-
-(2)
-
-(1)
-
13
ちは りようこ/ 千葉涼子
1998
2
(9)
-
-
-
-
-(3)
-(2)
2(3)
-(1)
13
かかわ まなお/ 香川愛生
2015
2
(5)
-
-
-
-
-
-
2(5)
-
16
いとう さえ/ 伊藤沙恵
2015
1
(11)
-
-
-(1)
-(1)
1(4)
-(2)
-(1)
-(2)
16
わたなへ まな/ 渡部愛
2018
1
(3)
-(1)
-
-
-
-
1(2)
-
-
1 順位
1 女流棋士名
1 初挑戦 年度
0 合計
0 (挑戦)
白玲
清麗
女王
女流王座
女流名人
女流王位
女流王将
倉敷藤花
-
むろや ゆき/ 室谷由紀
2016
-
(5)
-
-
-(1)
-
-(1)
-
-(1)
-(2)
-
せきね きよこ/ 関根紀代子
1978
-
(4)
-
-
-
-
-(3)
-
-(1)
-
-
いわね しのふ/ 岩根忍
2009
-
(3)
-
-
-(1)
-
-
-(1)
-
-(1)
-
なかむら まりか/ 中村真梨花
2009
-
(3)
-
-
-
-
-(1)
-
-(1)
-(1)
-
もりやす たえこ/ 森安多恵子
1976
-
(2)
-
-
-
-
-(1)
-
-(1)
-
-
なかさわ ちかこ/ 長沢千和子
1984
-
(2)
-
-
-
-
-(1)
-
-(1)
-
-
やまた くみ/ 山田久美
1990
-
(2)
-
-
-
-
-
-
-(1)
-(1)
-
はせかわ ゆうき/ 長谷川優貴
2012
-
(1)
-
-
-(1)
-
-
-
-
-
-
おおしま あやか/ 大島綾華
2024
-
(1)
-
-
-(1)
-
-
-
-
-
-
ほんた さゆり/ 本田小百合
2012
-
(1)
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
-
てらした のりこ/ 寺下紀子
1974
-
(1)
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
たた よしこ/ 多田佳子
1975
-
(1)
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
-
うえむら まり/ 植村真理
1991
-
(1)
-
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
やまね ことみ/ 山根ことみ
2021
-
(1)
-
-
-
-
-
-(1)
-
-
-
たにかわ はるえ/ 谷川治恵
1981
-
(1)
-
-
-
-
-
-
-(1)
-
-
たけへ さゆり/ 竹部さゆり
1996
-
(1)
-
-
-
-
-
-
-
-(1)
順位
女流棋士名
初挑戦 年度
合計
(挑戦)
白玲
清麗
女王
女流王座
女流名人
女流王位
女流王将
倉敷藤花
同一タイトル通算獲得期数記録
タイトル連覇記録
タイトル連覇記録(9連覇以上)
順位
記録者
タイトル
連覇数
獲得年度
備考
1
羽生善治
王座
19
1992 - 2010
2
大山康晴
名人
13
1959 - 1971
3
大山康晴
王位
12
1960 - 1971
3
羽生善治
棋王
12
1990 - 2001
5
大山康晴
九段・十段
10
1958 - 1967
5
羽生善治
棋聖
10
2008 - 2017
5
渡辺明
棋王
10
2012 - 2021
8
大山康晴
王将
9
1963 - 1971
8
中原誠
名人
9
1972 - 1981
1977年は実施せず
8
羽生善治
王位
9
1993 - 2001
8
渡辺明
竜王
9
2004 - 2012
第36期竜王戦 まで
女流タイトル連覇記録(4連覇以上)
順位
記録者
タイトル
連覇数
獲得年度
備考
1
福間香奈
女流名人
12
2009 - 2020
2
林葉直子
女流王将
10
1981 - 1990
[ 注 101]
3
清水市代
女流王位
9
1998 - 2006
3
福間香奈
倉敷藤花
9
2015 - 2023
継続中
5
清水市代
倉敷藤花
7
1994 - 2000
5
西山朋佳
女王
7
2018 - 2024
継続中
7
福間香奈
女流王位
6
2019 - 2024
継続中
8
清水市代
女流名人
5
1995 - 1999
8
福間香奈
倉敷藤花
5
2008 - 2012
10
山下カズ子
女流名人
4
1978 - 1981
10
清水市代
女流王位
4
1993 - 1996
10
加藤桃子
女王
4
2014 - 2017
10
福間香奈
女流王将
4
2015 - 2018
第31期倉敷藤花戦 まで
複数タイトル同時在位
棋士タイトル
複数のタイトルに同時に在位した棋士(最高獲得 数順、日数は2024年12月24日現在)
タイトル 数
棋士名
タイトル
開始
終了
在位期間
備考
8冠
藤井聡太
竜王・名人 ・王位 ・叡王 ・王座 ・棋王 ・王将・棋聖
2023 王座 獲得
2024 叡王 失冠
0 253日
0 全冠独占 (全8冠) 0
7冠
竜王・名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖
2023 名人 獲得
2023 王座獲得
[ 74] 132日
2冠以上の在位期間は1588日(継続中)。 継続中の日数は閲覧日時点。
竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖
2024 叡王失冠
0 (継続中) 0
0 188日
6冠
竜王・王位・叡王・棋王・王将・棋聖
2022 棋王 獲得
2023 名人獲得
73日
5冠
竜王・王位・叡王・王将・棋聖
2021 王将 獲得
2022 棋王獲得
401日
4冠
竜王・王位・叡王・棋聖
2021 竜王 獲得
2021 王将獲得
91日
3冠
王位・叡王・棋聖
2021 叡王 獲得
2021 竜王獲得
61日
2冠
王位・棋聖
2020 王位 獲得
2021 叡王獲得
389日
7冠
羽生善治
竜王・名人 ・棋聖 ・王位 ・王座 ・棋王・王将
1995 王将獲得
1996 棋聖失冠
[ 74] 167日
0 全冠独占 (全7冠=当時) 0 [ 注 102]
6冠
竜王・名人・棋聖・王位・王座・棋王
1994 竜王獲得
1995 王将獲得
432日
6冠の在位期間合計は554日。 6冠以上の在位期間合計は721日。
竜王・名人・王位・王座・棋王・王将
1996 棋聖失冠
1996 竜王失冠
122日
5冠
竜王・棋聖・王位・王座・棋王
1993 王位獲得
1993 竜王失冠
114日
5冠の在位期間合計は966日。 5冠以上の在位期間合計は 1687日。
名人・棋聖・王位・王座・棋王
1994 名人獲得
1994 竜王獲得
185日
名人・王位・王座・棋王・王将
1996 竜王失冠
1997 名人失冠
194日
棋聖・王位・王座・棋王・王将
2000 棋聖獲得
2001 棋聖失冠
371日
竜王・王位・王座・棋王・王将
2001 竜王獲得
2001 王将失冠
102日
4冠
計10回 (30日+ 179日+ 1146日+ 116日+ 170日+ 35日+ 191日+ 379日+ 607日+ 741日)
3594日
4冠以上の在位期間合計は 5281日
3冠
計11回 (194日+ 168日+ 61日+ 110日+ 15日+ 564日+ 31日+ 462日+ 14日+ 595日+ 456日)
2670日
3冠以上の在位期間合計は 7951日
2冠
計8回 (106日+ 87日+ 155日+ 265日+ 83日+ 372日+ 42日+ 224日)
1334日
2冠以上の在位期間合計は 9285日
6冠
(
0 8冠達成者の藤井聡太が1度、7冠達成者の羽生善治が2度達成。 詳しくは「藤井聡太」「羽生善治」の項目参照
)
5冠
大山康晴
0 名人・十段・棋聖・王位・王将 0
1962後 棋聖 獲得
1962 王将 失冠
46日
合計1280日0 全冠独占 (全5冠=当時) 0 [ 注 103]
1963 王将 獲得
1966前 棋聖 失冠
892日
1966後 棋聖 獲得
1967前 棋聖 失冠
195日
1970前 棋聖 獲得
1970 十段 失冠
147日
4冠
計_回
日
4冠以上の在位期間合計は 日
3冠
計_回
日
3冠以上の在位期間合計は 日
2冠
計_回
日
2冠以上の在位期間合計は 日
中原誠
名人・十段・棋聖・王位・王将
1977棋聖後
1978王将
367日
[ 注 104]
4冠
計_回
日
4冠以上の在位期間合計は 日
3冠
計_回
日
3冠以上の在位期間合計は 日
2冠
計_回
日
2冠以上の在位期間合計は 日
4冠
米長邦雄
十段・棋聖・棋王・王将
1984 十段獲得
1984 王将失冠
56日
3冠
棋聖・棋王・王将
1983後 棋聖獲得
1984 十段獲得
351日
3冠の在位期間合計は 368日 3冠以上の在位期間合計は 424日
十段・棋聖・棋王
1984 王将失冠
1984 棋王失冠
17日
2冠
王位・棋王
1979 王位獲得
1979 棋王失冠
160日
2冠の在位期間合計は 1017日。 2冠以上の在位期間合計は 1441日。
棋聖・王位
1980前 棋聖獲得
1980 王位失冠
42日
棋王・王将
1982 王将獲得
1983後 棋聖獲得
325日
十段・棋聖
1984 棋王失冠
1986前 棋聖失冠
490日
谷川浩司
竜王・棋聖・王位・王将
1991 王将獲得
1992 王位失冠
194日
[ 注 105]
3冠
名人・王位・棋王
1988 名人獲得
1988 王位失冠
100日
3冠の在位期間合計は 589日 3冠以上の在位期間合計は 783日 3冠以上の最長在位期間は 362日。 2冠以上の在位期間合計は 2209日、 2冠以上の最長在位期間は 1021日。
竜王・王位・王座
1990 竜王獲得
1991 王座失冠
321日
竜王・王位・棋聖
1991後 棋聖獲得
1991 王将獲得
49日
竜王・王将・棋聖
1992 王位失冠
1992 竜王失冠
119日
2冠
70日 +187日 +287日 +56日 +88日 +194日 +372日 +172日
1426日
3冠
升田幸三
0 名人・王将・九段 0
1957 名人獲得
1957 王将失冠
261日
0 全冠独占 (全3冠=当時) 0
2冠
王将・九段
1957 九段獲得
1957 名人獲得
83日
2冠の在位期間合計は 356日。 2冠以上の在位期間合計は 617日
名人・九段
1957 王将失冠
1958 九段失冠
273日
森内俊之
(1-2) 竜王・名人・王将
2004 名人獲得
2004 竜王失冠
200日
2冠以上の在位期間は(1)0 331日 、(2)0 382日 、(3)0 173日 、合計 886日
2冠
(1-1) 竜王・王将
2003 王将獲得
2004 名人獲得
87日
(1-3) 名人・王将
2004 竜王失冠
2004 王将失冠
44日
(2) 名人・棋王
2005 棋王獲得
2006 棋王失冠
382日
(3) 竜王・名人
2013 竜王獲得
2014 名人失冠
173日
渡辺明
(2-2) 竜王・棋王・王将
2012 棋王獲得
2013 竜王失冠
250日
3冠在位期間は合計 1169日
(4-2) 棋王・王将・棋聖
2019 棋聖獲得
2020 棋聖失冠
373日
(4-4) 名人・棋王・王将
2020 名人獲得
2021 王将失冠
546日
2冠
(1) 竜王・王座
2011 王座獲得
2012 王座失冠
372日
2冠以上の在位期間は(1)0 372日 、(2)0 750日 、(3)0 733日 、(4)1483日 、合計 3338日
(2-1) 竜王・王将
2012 王将獲得
2012 棋王獲得
17日
(2-3) 棋王・王将
2013 竜王失冠
2014 王将失冠
483日
(3) 竜王・棋王
2015 竜王獲得
2017 竜王失冠
733日
(4-1) 棋王・王将
2018 王将獲得
2019 棋聖獲得
134日
(4-3) 棋王・王将
2020 棋聖失冠
2020 名人獲得
30日
(4-5) 名人・棋王
2021 王将失冠
2022 棋王失冠
400日
豊島将之
(1-2) 名人・王位・棋聖
2019 名人獲得
2019 棋聖失冠
53日
2冠以上の在位期間は(1)0 364日 、(2)0 252日 、(3)0 357日 、合計0 973日
2冠
(1-1) 王位・棋聖
2018 王位獲得
2019 名人獲得
232日
(1-3) 名人・王位
2019 棋聖失冠
2019 王位失冠
79日
(2) 竜王・名人
2019 竜王獲得
2020 名人失冠
252日
(3) 竜王・叡王
2020 叡王獲得
2021 叡王失冠
357日
2冠
加藤一二三
棋王・王将
1978王将
1978棋王
54日
合計196日
名人・十段
1982名人
1982十段
142日
高橋道雄
王位・棋王
1986棋王
1987王位
158日
合計289日
十段・棋王
1987十段
1987棋王
131日
南芳一
棋聖・王将
1987王将
1988棋聖前
126日
合計662日
1991棋聖前
1991棋聖後
163日
棋王・王将
1988棋王
1989王将
367日
1990王将
1990棋王
6日
佐藤康光
棋聖・王将
2002棋聖
2002王将
196日
合計674日
棋聖・棋王
2006棋王
2008棋聖
478日
久保利明
棋王・王将
2009王将
2011王将
722日
永瀬拓矢
叡王・王座
2019王座
2020叡王
356日
女流タイトル
複数のタイトルに同時に在位した女流棋士等(最高獲得 数順、日数は2024年12月24日現在)
タイトル数
棋士名
タイトル
開始
終了
在位期間
備考
6冠
福間香奈
清麗・女流王座・女流名人・女流王位・ 女流王将・倉敷藤花
2019 清麗獲得
2019 女流王将失冠
55日
6冠の在位合計は 62日
白玲・清麗・女流王座・女流王位・ 女流王将・倉敷藤花
2022 白玲獲得
2022 女流王将失冠
7日
5冠
女王・女流名人・女流王位・女流王将・倉敷藤花
2013 女王獲得
2013 女流王位失冠
47日
5冠の在位合計は1571日 5冠以上の在位合計は 62日+ 1267日 = 1633日
女流王座・女流名人・女流王位・女流王将・倉敷藤花
2016 女流王座獲得
2018 女流王位失冠
565日
女流王座・女流名人・女流王位・女流王将・倉敷藤花
2019 女流王位獲得
2019 清麗獲得
86日
清麗・女流王座・女流名人・女流王位・倉敷藤花
2019 女流王将失冠
2019 女流王座失冠
33日
清麗・女流名人・女流王位・女流王将・倉敷藤花
2021 女流王将獲得
2021 清麗失冠
13日
女流王座・女流名人・女流王位・女流王将・倉敷藤花
2021 女流王座獲得
2021 女流名人失冠
79日
清麗・女流王座・女流王位・女流王将・倉敷藤花
2022 清麗獲得
2022 白玲獲得
79日
白玲・清麗・女流王座・女流王位・倉敷藤花
2022 女流王将失冠
2023 白玲失冠
0 365日
清麗・女流王座・女流名人・女流王位・倉敷藤花
2023 女流名人獲得
0 (継続中) 0
0 304日
4冠
女流名人・女流王位・女流王将・倉敷藤花
2012 女流王位獲得
2013 女王獲得
343日
4冠の在位期間合計は2205日 4冠以上の在位期間合計は 1330日 + 2509日 = 3534日
女王・女流名人・女流王将・倉敷藤花
2013 女流王位失冠
2013 女流王将失冠
128日
女流名人・女流王位・女流王将・倉敷藤花
2015 倉敷藤花獲得
2016 女流王座獲得
368日
女流王座・女流名人・女流王将・倉敷藤花
2018 女流王位失冠
2019 女流王位獲得
365日
清麗・女流名人・女流王位・倉敷藤花
2019 女流王座 失冠
2021 女流王将獲得
701日
女流名人・女流王位・女流王将・倉敷藤花
2021 清麗 失冠
2021 女流王座 獲得
20日
女流王座・女流王位・女流王将・倉敷藤花
2022 女流名人 失冠
2022 清麗 獲得
160日
清麗・女流王座・女流王位・倉敷藤花
2023 白玲 失冠
2023 女流名人 獲得
423日
3冠
計4回(573日+ 32日+ 146日+ 41日)
792日
3冠以上の在位期間合計は 4630日
2冠
計4回(260日+ 19日+ 113日+ 139日)
531日
2冠以上の在位期間合計は 5161日
5冠
(6冠達成者の福間香奈 が9度達成、詳細は「福間香奈 」の項を参照)
4冠
清水市代
0 女流名人・女流王将・女流王位・倉敷藤花 0
1996女流王将
1997女流王将
360日
4冠の在位合計は610日全冠独占 (全4冠=当時)
1998女流王位
1999女流王将
250日
西山朋佳
白玲・女王・女流王座・女流王将
2021 白玲獲得
2021 女流王将失冠
19日
4冠の在位期間合計は139日。
白玲・女王・女流名人・女流王将
2023 白玲獲得
2023 女流名人失冠
423日
3冠
女王・女流王座・女流王将
2019 女流王座獲得
2021 白玲獲得
682日
3冠の在位期間合計は1265日。 3冠以上の在位期間合計は1404日。
白玲・女王・女流王座
2021 女流王将失冠
2021 女流王座失冠
33日
女王・女流名人・女流王将
2022 女流名人獲得
2023 白玲獲得
246日
白玲・女王・女流王将
2023 女流名人失冠
0 (継続中) 0
0 304日
2冠
女王・女流王将
2019 女流王将獲得
2019 女流王座獲得
33日
2冠の在位期間合計は531日。 2冠以上の在位期間合計は1935日。
白玲・女王
2021 女流王座失冠
2022 白玲失冠
379日
女王・女流王将
2022 女流王将獲得
2022 女流名人獲得
119日
3冠
中井広恵
女流名人・女流王将・倉敷藤花
2002女流王将
2003女流名人
598日
2冠
蛸島彰子
0 女流名人・女流王将0
1982女流名人
1982女流王将
62日
全冠独占(全2冠=当時)
林葉直子
0 女流名人・女流王将0
1982女流名人
1985女流名人
1066日
全冠独占(全2冠=当時)
1991女流名人
1992女流名人
364日
合計1430日
矢内理絵子
女王・女流名人
2008女王
2008女流名人
295日
甲斐智美
女王・女流王位
2010女流王位
2011女王
327日
合計876日
女流王位・倉敷藤花
2013倉敷藤花
2015女流王位
549日
加藤桃子
女王・女流王座
2014女流王座
2016女流王座
727日
一般棋戦に関する記録
その他の主な記録
2024年9月30日現在。年は年度で記載[ 注 106] 。すでに上述した記録は記さない。
通算記録
通算公式戦優勝回数:羽生善治 145回(タイトル戦99・一般棋戦46)
通算非公式戦優勝回数:羽生善治 8回
個人の連続記録
個人以外の連続記録
全タイトル戦通じての連続防衛:連続17期(1974棋聖戦(後) - 1977十段戦)(第1期棋王戦を含まず)
全タイトル戦通じての連続奪取:連続11期(1987王位戦 - 1988棋聖戦(後))(第1期竜王戦を含まず)
同一タイトル戦での連続奪取:連続7期(棋聖戦/1996棋聖戦 - 2002棋聖戦)
最年少・最年長記録
タイトル
最年少記録
最年長記録
挑戦記録(第1局)
獲得記録 (奪取)
獲得記録 (防衛)
挑戦記録(第1局)
獲得記録 (奪取)
獲得記録 (防衛)
全体記録
藤井聡太 ( 7001170000000000000♠ 17歳337日 ) 第91期棋聖戦
藤井聡太 ( 7001170000000000000♠ 17歳363日 ) 第91期棋聖戦
藤井聡太 ( 7001180000000000000♠ 18歳349日 ) 第92期棋聖戦
大山康晴 ( 7001660000000000000♠ 66歳340日 ) 第15期棋王戦
大山康晴 ( 7001560000000000000♠ 56歳364日 ) 第29期王将戦
大山康晴 ( 7001590000000000000♠ 59歳26日 ) 第31期王将戦 ( 7001590000000000000♠ 59歳356日まで保持 )
竜王
羽生善治 (19歳0か月) 第2期
羽生善治 (19歳3か月0日) 第2期
藤井聡太 (20歳4か月) 第35期
羽生善治 (50歳0か月) 第33期
羽生善治 (47歳2か月) 第30期
谷川浩司 ( 7001350000000000000♠ 35歳7か月 ) 第10期
名人
加藤一二三 (20歳3か月) 第19期
藤井聡太 (20歳10か月) 第81期
藤井聡太 (21歳10か月) 第82期
大山康晴 (63歳2か月) 第44期
米長邦雄 (49歳11か月) 第51期
大山康晴 (48歳3か月) 第30期
王位
藤井聡太 (17歳11か月) 第64期
藤井聡太 (18歳1か月) 第64期
藤井聡太 (19歳1か月)) 第65期
大山康晴 (58歳) 第22期
木村一基 (46歳3か月) 第60期
大山康晴 ( 7001480000000000000♠ 48歳6か月 ) 第12期
叡王 [ 79]
藤井聡太 (19歳0か月) 第6期
藤井聡太 (19歳1か月) 第6期
藤井聡太 (19歳10か月) 第7期
金井恒太 (31歳) 第3期
豊島将之 (30歳) 第5期
藤井聡太 (20歳) 第8期
王座
渡辺明 (19歳4か月) 第51期
藤井聡太 (21歳2か月) 第71期
藤井聡太 (22歳2か月) 第72期
森雞二 (49歳) 第43期
羽生善治 (42歳) 第60期
羽生善治 (46歳) 第64期
棋王
羽生善治 (20歳4か月) 第16期
羽生善治 (20歳5か月) 第16期
羽生善治 (21歳5か月) 第17期
大山康晴 (66歳11か月) 第15期
谷川浩司 (42歳) 第29期
米長邦雄 (40歳) 第9期
王将
藤井聡太 (19歳5か月) 第71期
藤井聡太 (19歳6か月) 第71期
藤井聡太 (20歳7か月) 第72期
大山康晴 (56歳) 第29期
大山康晴 (56歳11か月) 第29期
大山康晴 (59歳0か月) 第31期
棋聖
藤井聡太 (17歳10か月20日) 第91期
藤井聡太 (17歳11か月) 第91期
藤井聡太 (18歳11か月) 第92期
大山康晴 (51歳) 第24期
大山康晴 (51歳) 第24期
大山康晴 (54歳) 第30期
九段
大山康晴 ( 7001270000000000000♠ 27歳2か月 ) 第1期
大山康晴 ( 7001270000000000000♠ 27歳3か月 ) 第1期
大山康晴 ( 7001280000000000000♠ 28歳4か月 ) 第2期
升田幸三 ( 7001380000000000000♠ 38歳11か月 ) 第7期
升田幸三 ( 7001390000000000000♠ 39歳0か月 ) 第7期
塚田正夫 ( 7001410000000000000♠ 41歳7か月 ) 第6期
十段
中原誠 ( 7001230000000000000♠ 23歳1か月 ) 第9期
中原誠 ( 7001230000000000000♠ 23歳3か月 ) 第9期
中原誠 ( 7001240000000000000♠ 24歳3か月 ) 第10期
大山康晴 ( 7001520000000000000♠ 52歳7か月 ) 第14期
大山康晴 ( 7001500000000000000♠ 50歳9か月 ) 第12期
大山康晴 ( 7001440000000000000♠ 44歳9か月 ) 第6期
タイトル
達成者数
最年少記録
最年長記録( -まで保持)
八冠
1名
藤井聡太 (21歳2か月)
竜王・名人・王位・叡王 ・王座・棋王・王将・棋聖
藤井聡太(21歳2か月)
竜王・名人・王位・叡王 ・王座・棋王・王将・棋聖
( 21歳11か月 )
七冠
2名
藤井聡太(20歳10か月)
竜王・名人 ・王位 ・叡王 ・棋王・王将・棋聖
羽生善治 (7001250000000000000♠ 25歳4か月 )
竜王・名人・王位 ・王座 ・棋王・王将・棋聖
( 7001250000000000000♠ 25歳10か月 )
六冠
2名
藤井聡太(20歳8か月)
竜王・王位・叡王 ・棋王・王将・棋聖
羽生善治(7001240000000000000♠ 24歳2か月 )
竜王・名人・王位 ・王座・棋王・王将
( 7001260000000000000♠ 26歳2か月 )
五冠
4名
藤井聡太(19歳6か月)
竜王・王位 ・叡王 ・王将・棋聖
大山康晴(47歳)
名人・王位 ・王将 ・棋聖・十段
( )
四冠
6名
藤井聡太(19歳3か月)
竜王・王位・叡王・棋聖
大山康晴(47歳)
名人・王位・王将・棋聖
( )
三冠
10名
藤井聡太(19歳1か月)
王位・叡王・棋聖
大山康晴(49歳)
名人・王位・王将
( )
二冠
16名
藤井聡太(18歳1か月)
王位・棋聖
大山康晴(51歳4か月)
棋聖・十段
( 51歳9か月 )
永世称号
最年少記録
最年長記録
他の資格獲得者
全体記録
藤井聡太 永世棋聖
21歳11か月
中原誠 名誉王座
49歳[ 88]
永世竜王
連続0 0 5期
通算0 0 7期
2名
渡辺明
24歳0 7か月
羽生善治
47歳0 2か月
-
永世名人
-
通算0 0 5期
6名
中原誠 (十六世名人)
28歳0 9か月
木村義雄 (十四世名人)
47歳0 6か月
大山康晴 (十五世名人) (33歳 3か月) 谷川浩司 (十七世名人) (35歳 2か月) 森内俊之 (十八世名人) (36歳 8か月)羽生善治 (十九世名人) (37歳 8か月)
永世王位
連続0 0 5期
通算0 10期
4名
藤井聡太
22歳1か月
大山康晴
41歳0 6か月
中原誠 (30歳0 1か月) 羽生善治 (26歳0 11か月)
永世叡王
-
通算0 0 5期
-
( 該当なし )
-
( 該当なし )
-
-
名誉王座
連続0 0 5期
通算0 10期
2名
羽生善治
25歳11か月
中原誠
49歳[ 88]
-
永世棋王
連続0 0 5期
-
2名
羽生善治
24歳0 5か月
渡辺明
32歳11か月
-
永世王将
-
通算0 10期
2名
羽生善治
36歳0 5か月
大山康晴
43歳0 0か月
-
永世棋聖
-
通算0 0 5期
6名
藤井聡太
21歳11か月
大山康晴
41歳0 9か月
中原誠 (23歳0 11か月)米長邦雄 (41歳0 7か月)羽生善治 (24歳0 9か月) 佐藤康光 (36歳0 9か月)
永世十段
-
通算0 10期
2名
中原誠
35歳0 3か月
大山康晴
42歳0 9か月
-
最短記録
四段昇段からタイトル獲得までの最短記録:屋敷伸之 (1年10か月、第56期棋聖戦)
四段昇段からタイトル挑戦までの最短記録:屋敷伸之(1年2か月、第55期棋聖戦)
四段昇段から一般棋戦優勝までの最短記録:上野裕寿 (0年0か月31日、3戦目、第54期新人王戦 )
参考:四段昇段前の一般棋戦優勝:都成竜馬 (第44期新人王戦、三段在籍時に優勝)
参考:アマチュアの一般棋戦優勝:稲葉聡 (第5期加古川青流戦 )
同一カード
タイトル戦通算 = 22期(谷川浩司-羽生善治、羽生善治-佐藤康光)
タイトル戦連続 = 6期(升田幸三 -大山康晴 1956王将戦 - 1958九段戦)
同一タイトル戦通算 = 9期(升田幸三-大山康晴 名人戦、羽生善治-森内俊之 名人戦)
同一タイトル戦連続 = 6期(大山康晴-中原誠 1970 - 1975十段戦)
タイトルの分散(全タイトルの保持者が異なる)
将棋界ではタイトル数が3以上において、タイトル分散の状況がこれまでに4回生じている。 (3タイトル時、6タイトル時、7タイトル時、8タイトル時に1回ずつ)。
タイトル
00 (2タイトル時)00
0 タイトル分散時 0 ( 3タイトル時 )
00 (複数冠保持者)00
名人
木村義雄
→(大山康晴)
九段
大山康晴
王将
(タイトル戦 昇格前)
升田幸三 (第1期王将)
日本国外でのタイトル戦実施
これまでの実施回数:22回(1976年1月21日 - 2023年6月5日)
棋戦
期
局数
国名
都市
対局日
在位者
勝敗
挑戦者
1
棋王戦
1
決勝 リーグ
ホノルル
[ 89]
1976年0 1月21日-00日
内藤國雄 _ 九段
千○-●
大内延介 八段
2
棋聖戦
46
第2局
アメリカ
ロサンゼルス
[ 90]
1985年0 7月0 1日-00日
米長邦雄 棋聖
●-○
勝浦修 八段
3
竜王戦
3
第1局
フランクフルト
[ 91]
1990年10月19日-20日
羽生善治 竜王
●-○
谷川浩司 二冠
4
竜王戦
4
第1局
バンコク
[ 91]
1991年10月24日-25日
谷川浩司 竜王
持
森下卓 六段
5
竜王戦
5
第1局
ロンドン
[ 91]
1992年10月20日-21日
谷川浩司 竜王
○-●
羽生善治 二冠
6
竜王戦
6
第1局
シンガポール
[ 91]
1993年10月20日-21日
羽生善治 竜王
○-●
佐藤康光 七段
7
竜王戦
7
第1局
パリ
[ 91]
1994年10月18日-19日
佐藤康光 竜王
●-○
羽生善治 名人
8
竜王戦
8
第1局
北京
[ 91]
1995年10月20日-21日
羽生善治 竜王
●-○
佐藤康光 _ 前竜王
9
竜王戦
9
第1局
アメリカ
ロサンゼルス
[ 91]
1996年10月17日-18日
羽生善治 竜王
○-●
谷川浩司 九段
10
竜王戦
10
第1局
ゴールドコースト
[ 91]
1997年10月16日-17日
谷川浩司 竜王
○-●
真田圭一 六段
11
竜王戦
11
第1局
アメリカ
ニューヨーク
[ 91]
1998年10月15日-16日
谷川浩司 竜王
●-○
藤井猛 七段
12
王座戦
48
第3局
中国
広州
[ 92]
2000年0 9月21日-00日
羽生善治 王座
千●-○
藤井猛 竜王
13
竜王戦
13
第1局
中国
上海
[ 91]
2000年10月19日-20日
藤井猛 竜王
○-●
羽生善治 五冠
14
王座戦
50
第3局
中国
上海
[ 93]
2002年10月0 9日-00日
羽生善治 王座
○-●
佐藤康光 二冠
15
竜王戦
15
第1局
台北
[ 91]
2002年10月23日-24日
羽生善治 竜王
千千
阿部隆 七段
16
竜王戦
17
第1局
ソウル
[ 91]
2004年10月19日-20日
森内俊之 竜王
●-○
渡辺明 六段
17
竜王戦
19
第1局
アメリカ
サンフランシスコ
[ 91]
2006年10月10日-11日
渡辺明 竜王
●-○
佐藤康光 棋聖
18
竜王戦
21
第1局
フランス
パリ
[ 94]
2008年10月18日-19日
渡辺明 竜王
●-○
羽生善治 名人
19
棋王戦
35
第1局
中国
上海
[ 95]
2010年0 2月0 5日-00日
久保利明 棋王
●-○
佐藤康光 九段
20
竜王戦
27
第1局
アメリカ
ホノルル
[ 96]
2014年10月16日-17日
森内俊之 竜王
●-○
糸谷哲郎 七段
21
叡王戦
4
第1局
台湾
台北
[ 97]
2019年0 4月0 6日-00日
高見泰地 叡王
●-○
永瀬拓矢 七段
22
棋聖戦
94
第1局
ダナン
[ 98]
2023年0 6月0 5日-00日
藤井聡太 棋聖
○-●
佐々木大地 七段
23
王座戦
73
第1局
シンガポール
2025年00 月00 日-00日
藤井聡太 王座
その他の主な女流棋戦の記録
通算記録
通算公式戦優勝回数:福間香奈 55回(タイトル戦55・一般棋戦0)
個人の連続記録
一冠以上連続在位:清水市代 18年7か月(1991女流王将獲得[1992年3月24日] - 2010女流王将失冠[2010年10月28日])
タイトル戦連続登場:清水市代 22期(1995女流王位戦 - 2000倉敷藤花戦)
タイトル戦連続挑戦:中井広恵 4期(2001女流王位戦 - 2002女流王将戦)
同一タイトル戦連続登場:清水市代 19期(1993 - 2011女流王位戦)
個人以外の連続記録
タイトル戦で奪取無し(防衛)の連続発生:6期(1978女流王将戦 - 1980女流名人位戦・2002女流王位戦 - 2003倉敷藤花戦)
タイトル戦で奪取(在位者交代)の連続発生:5期(2013マイナビオープン - 2013女流王座戦)
同一タイトル戦で奪取(在位者交代)の連続発生:7期(1994 - 2000女流王将戦)
最年少記録
タイトル最年少挑戦:中井広恵(13歳9か月・女流王将戦)
タイトル最年少獲得:林葉直子(14歳3か月・女流王将戦)
最年長記録
タイトル最年長獲得(防衛):清水市代(40歳9か月・女流王将戦)
タイトル最年長奪取:清水市代(40歳1か月・女流名人戦)
タイトル最年長挑戦:中井広恵(51歳4か月・倉敷藤花戦)
同一カード
タイトル戦通算 = 20期(中井広恵-清水市代)
同一タイトル戦通算 = 10期(中井広恵-清水市代、女流名人戦)
同一タイトル戦連続 = 4期
(中井広恵-清水市代、1994 - 1997女流名人戦) (清水市代-石橋幸緒、2006 - 2009女流王位戦)
(福間香奈 -西山朋佳 、女流タイトル戦 全8棋戦で実施=2024年1月から実施予定の2023年度女流名人戦を含む)
タイトルの分散(全タイトルの保持者が異なる)
女流タイトル戦において、タイトルの分散は4タイトル時に2回生じている。
5タイトル以上においてはタイトルの分散はまだ生じていない(2024年時点)。
日本国外での女流タイトル戦実施
アマチュアの棋戦
下記6大会(個人戦)は主要アマ6棋戦と呼ばれる。そのいずれかにおける優勝は奨励会 三段リーグ編入試験の受験資格となる。
全日本アマチュア名人戦
アマチュア竜王戦
全国アマチュア王将位大会
朝日アマ名人戦
しんぶん赤旗全国囲碁・将棋大会(赤旗名人戦)
支部名人戦個人戦
脚注
注釈
出典
^ 「第70期名人戦七番勝負第6局-堂々の防衛劇」 『将棋世界』 2012年8月号、7頁。
^ 谷川浩司十七世名人「推戴状授与式」の模様 , 日本将棋連盟, (2022-06-09), https://www.shogi.or.jp/news/2022/06/post_2129.html 2022年6月10日 閲覧。
^ 弦巻勝 (2015-03-19), “名人戦” , 弦巻勝のWeb将棋写真館 (日本将棋連盟 ), https://www.shogi.or.jp/photo_gallery/007.html 2022年6月10日 閲覧。
^ 藤井叡王就位式「決断良く指せた」 , 産経新聞 , (2021-11-08), https://www.sankei.com/article/20211108-SPS4PSCSJRKJDLAZWTN7AHDHNE/ 2022年6月10日 閲覧。
^ “第31期棋王戦松山対局・写真特集 ”. 愛媛新聞 . 2018年7月15日時点のオリジナル よりアーカイブ。2018年7月15日 閲覧。
^ “将棋対局もスポーツ感覚・ライブで“王手” ”. NIKKEI NET 将棋王国 . 日経流通新聞 . 2002年10月19日時点のオリジナル よりアーカイブ。2019年7月8日 閲覧。
^ 棋士2人を罰金処分 将棋連盟、対局中に外出 - 日本経済新聞・2017年2月10日
^ 第36~38期竜王戦の開催地を公募します - 日本将棋連盟・2022年11月10日
^ 名人戦・開催地公募のお知らせ - 日本将棋連盟・2021年8月3日
^ 名人戦で使う駒、3種類の中から佐藤名人が選んだ理由 , 朝日新聞, (2018-04-19), https://www.asahi.com/articles/ASL4M338XL4MUCVL003.html 2022年6月10日 閲覧。
^ 名人戦棋譜速報 , (2019-04-19), http://www.meijinsen.jp/sp/77/01/02.html 2022年6月10日 閲覧。
^ 渉, 小島. “永瀬拓矢叡王vs豊島将之竜王・名人 「城崎の無勝負」は波乱の幕開けか | 観る将棋、読む将棋 ”. 文春オンライン . 2021年1月12日 閲覧。
^ 永瀬拓矢王座 3年ぶり和装で「名誉王座」へ 「自分が一生懸命頑張らなければいけない」 - スポーツニッポン・2023年8月31日
^ 田名後健吾「第12期マイナビ女子オープン五番勝負第1局 西山朋佳女王vs里見香奈女流四冠 - 桜舞い散る陣屋対局 西山女王が先勝」、『将棋世界 』(2019年6月号)、日本将棋連盟 pp. 36-46
^ “終局直後 ”. 女流王位戦中継Blog . 日本将棋連盟 . 2019年5月11日時点のオリジナル よりアーカイブ。2019年5月11日 閲覧。
^ 渡部愛 (2019年5月6日). “ツィート ”. Twitter . 2019年5月11日時点のオリジナル よりアーカイブ。2019年5月11日 閲覧。
^ “第5期マイナビ女子オープン・女王就位式 ”. 日本女子プロ将棋協会 (2012年7月25日). 2019年5月11日時点のオリジナル よりアーカイブ。2019年5月11日 閲覧。
^ 第3期から第5期までの叡王戦における「変動持ち時間制」は、第1-6局の持ち時間を3種類設定し(1時間・3時間・5時間。第7局は6時間)、第1-2局・第3-4局・第5-6局では同じ持ち時間で先後を1局ずつ指す方式で行なわれた。持ち時間1時間の対局は2局を同日に行なう<第5期のみ実施>。持ち時間の選択に際しては、第1局の先手を決める振り駒を事前に行ない、第1局の先手番が第1-2局の持ち時間を3種類から選択、第3-4局の持ち時間を残る2種類から第1局の後手番が選択し、残る1種類を第5-6局の持ち時間とする。なお第5期叡王戦 では持将棋2局が生じた為に第8-9局を実施し、振り駒は第7局対局当日の直前に行なったほか、第8局終局後にも第9局の振り駒を事前に実施し、第9局の後手番が3種類の持ち時間<3時間・5時間・6時間> から1つを選択した。
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^ 『産経新聞 』(東京本社)2018年12月27日付朝刊、14版、1面コラム「産経抄」。
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^ a b c 日本将棋連盟 棋界情報局「女流棋士 タイトル保持者の席次」 (web.archive.orgによる2000年8月時点のアーカイブ)によると、日本将棋連盟の理事会において2000年6月22日付で当時の女流タイトル保持者の席次を「タイトル創設順」と決定している。
すなわち、当時の4つの女流タイトル保持者は、(1)女流名人=1974年創設、(2)女流王将=1978年創設、(3)女流王位=1989年創設、(4)倉敷藤花=1993年創設、の席次順であった。また、複数のタイトルを保持する場合でも、タイトル数とは関係なく、創設順のタイトルを保持している順としていた。すなわち、当時の女流タイトル保持者2名の序列は、(1)中井広恵 女流名人、(2)清水市代 女流三冠(女流王将・女流王位・倉敷藤花)とされた。
^ マイナビ女子オープン 女子オープンとは (web.archive.orgによるアーカイブ)
^ 女流棋士一覧 における「タイトル保持者」の表記順(2011年5月時点)
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^ 藤井聡太による「登場タイトル戦連続獲得記録」(22期)の内訳は、の22棋戦。第35期竜王戦以降は「全タイトル戦連続獲得記録」が成立(連続11期)。
^ a b 大山康晴による「全(登場)タイトル戦連続獲得記録」(19期)の内訳は、まで。大山の記録は「登場タイトル戦 連続獲得19期」および「全タイトル戦 連続獲得19期」で成立。
^ a b 大山康晴によるタイトル戦連続登場記録(50期)の内訳は、まで。
^ a b 大山康晴のタイトル戦対局連勝(17連勝)の内訳は、
^ 叡王戦は一般棋戦時代を含まず
^ a b c d e f g h i 1年未満を切り捨てた満年齢(の合計または差)
^ 日単位での合計年齢は42歳75日(藤井聡太:21歳79日、伊藤匠:20歳361日)。
^ 日単位での合計年齢は102歳66日(中原誠:38歳274日、大山康晴:63歳82日)。
^ 日単位での年齢差は40歳87日差(南芳一:26歳253日、大山康晴:66歳340日)。
^ 50歳以上
^ 六段以下
^ 四段以下
^ アマチュアの一般棋戦優勝(史上初)
^ a b 『名誉王座』称号制定を受け、「王座通算16期」の実績により1996年9月に『名誉王座』資格獲得。
^ 大内延介 「善意と情と好漢の人」『将棋世界』第81巻第1号、公益社団法人日本将棋連盟、2017年1月、104頁。
^ “「ぎりぎりの終盤で、手洗いに立った森はそのままドアの前で立ちつくしていた。握りしめた左手のおしぼりが、ぶるぶるとふるえていた」 ”. 将棋ペンクラブログ . 将棋ペンクラブ (2019年8月29日). 2023年6月3日 閲覧。
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^ “将棋王座戦 写真で振り返る70年 ”. 株式会社日本経済新聞社. 2023年6月4日 閲覧。
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^ “第35期棋王戦挑戦者決定トーナメント/五番勝負 ”. 公益社団法人日本将棋連盟. 2023年6月6日 閲覧。
^ “第21期竜王戦 七番勝負 ”. 公益社団法人日本将棋連盟. 2023年6月6日 閲覧。
^ “第4期叡王戦 七番勝負 ”. 公益社団法人日本将棋連盟. 2023年6月6日 閲覧。
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関連項目
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