斎田 晴子(さいだ はるこ、1966年12月4日 - )は、日本将棋連盟所属の女流棋士。神奈川県横須賀市出身。神奈川県立湘南高等学校卒業。佐伯昌優九段門下。女流棋士番号9(2011年3月31日までは21)。日本将棋連盟非常勤理事(2023年 - )。
略歴
人物
- 女流棋士になったきっかけは、清水市代、中井広恵、林葉直子といった同世代の女流棋士に刺激を受けてのことである。
- 主な戦法は振り飛車。かつては四間飛車を指すことが非常に多かったことから、「ミス四間飛車」と呼ばれていたが、2002年前後から中飛車(ゴキゲン中飛車、5筋位取り中飛車など)も積極的に採用するようになり、「振り飛車クイーン」とも呼ばれるようになった。
- 棋士(いわゆる男性棋士)との公式戦での対戦勝率は、2割4分前後であるとはいえ、清水・中井を上回る。また、第4期銀河戦(当時は、非公式戦)でベスト8に入っている。
- 第8期銀河戦では師匠の佐伯昌優と対局した。女流棋士が公式戦で男性の師匠と戦ったのは史上初。
- 2006年に倉敷藤花を獲得。39歳11ヶ月は当時の最年長女流タイトル獲得記録(のちに清水が2009年に40歳1ヶ月で更新)。
昇級・昇段履歴
主な成績
獲得タイトル
- 女流王将 2期(1993年=第16期、1996)
- 女流名人 1期(2001年=第27期)
- 倉敷藤花 1期(2006年=第14期)
- タイトル獲得 合計4期
- タイトル戦登場
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- 女流名人:4回(1993年度=第20期、2000-2001、2007)
- 女流王将:5回(1990年度=第13期、1993-1994、1996-1997)
- 倉敷藤花:3回(1995年度=第3期、2006-2007)
- 登場回数 合計12回
棋戦優勝
その他の棋戦
- 銀河戦 - 決勝トーナメント進出(第4期=非公式戦、女流では初)
年度別成績
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
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タイトル保持者 【4名】 |
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永世称号 有資格者 |
- 女流七段 清水市代(クイーン名人・クイーン王位・クイーン王将・クイーン倉敷藤花)
- 女流六段 中井広恵(クイーン名人)
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女流五段 【 3名】 | |
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女流四段 【 8名】 | |
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女流三段 【11名】 | |
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女流二段 【21名】 | |
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女流初段 【18名】 | |
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女流1級 【 9名】 | |
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女流2級 【 7名】 | |
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現役女流棋士 全81名(2024年12月16日時点)/ △は2024年度の昇段 詳細は将棋の女流棋士一覧を参照。 / 引退者については「Template:将棋の引退女流棋士」を参照。 |
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白玲 | |
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A級 | |
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B級 | |
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C級 | |
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D級 | |
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次期参加 | |
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休場 | |
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数字は順位 / 名前横の「休」は今期休場者 / D級の「*」は降級点の数(3つで女流順位戦の参加資格を失う) 「次期参加」は組み合わせ抽選基準日以降にプロ入りした女流棋士(当期は未参加) / 「休場」は第1期からの休場者(棋戦未参加) |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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2000年代 | |
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関連項目 | |
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2006年(第20回)で終了、マイナビ女子オープンに移行。 |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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第45回から優秀女流棋士賞、第44回までは女流棋士賞。第26回までは女流棋士賞が女流の最高賞であったため、第26回以前は第27回創設の最優秀女流棋士賞として扱う。括弧内は受賞年。前年度の活躍が対象。 |