国道485号(こくどう485ごう)は、島根県隠岐郡隠岐の島町から島後、島前西ノ島を経由し、松江市に至る一般国道である。
概要
島根県の日本海沖に浮かぶ隠岐諸島島後の隠岐の島町から島前・西ノ島と海上区間を経て、島根半島の七類港より松江市の中心市街とを結ぶ、延長約166 kmの一般国道で、主な通過地は西ノ島町である。1993年(平成5年)に政令で追加指定された海上国道3路線のうちのひとつでもある。島根半島では、七類港からの単独区間(実延長区間)が約2 kmほどで終わり、松江市美保関町森山 - 下東川津町間は国道431号と重用する。終点付近で松江道路(山陰自動車道)と連絡する松江だんだん道路は、国道485号の自動車専用道路である。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
路線状況
バイパス
- 郡バイパス(隠岐郡隠岐の島町伊後 - 同町山田)
- 西ノ島バイパス(隠岐郡西ノ島町大字美田 - 同町大字浦郷)
重複区間
海上区間
島根県の隠岐諸島(島前・島後)と本州の松江市七類港との間に海上区間が2区間があり、海上区間97.6 kmは総延長の6割弱を占める。海上区間の延長は、国道58号、国道390号に続いて3番目の長さを有する[5]。海上区間に相当する島後西郷港 - 島前(西ノ島)別府港 - 松江市七類港の航路には、隠岐汽船によるフェリーと高速船の路線が就航する。かつて、西ノ島浦郷港 - 七類港間のフェリー航路も就航していたが[5]、西ノ島バイパス開通を機に2007年をもって終了している。また、一般的な海上国道は、起点・終点の端点が他の一般国道の路線と交わるが、国道485号では、起点孤立の端点となっている数少ない路線のひとつでもある[注釈 5]。
- 島根県隠岐の島町西郷港 - 西ノ島町別府港
- 島根県西ノ島町浦郷港 - 松江市七類港
道路施設
トンネル
起点から
- 山光久見トンネル(隠岐郡隠岐の島町久見 - 同町山田)※郡バイパス
- 五箇トンネル(隠岐郡隠岐の島町小路 - 同町原田)
- 和久羅トンネル(松江市上東川津町 - 同市西尾町)※松江だんだん道路
地理
通過する自治体
交差する道路
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
国道485号に関連するカテゴリがあります。
|
---|
1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
---|
|
|
101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
---|
|
|
201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
---|
|
|
|
|
|
|
|