国道422号(こくどう422ごう)は、滋賀県大津市から三重県北牟婁郡紀北町に至る一般国道である。
概要
滋賀県の県庁所在地である大津市の国道1号分岐(瀬田川大橋西詰交差点)から瀬田川に沿って南下して信楽山地を通過し、三重県の上野盆地や紀伊山地北東部の山中を越えて、熊野灘に面する北牟婁郡紀北町の国道42号交点(東長島北交差点)と結ぶ延長約175 kmの一般国道の路線で、主な通過地は、滋賀県甲賀市信楽町、三重県伊賀市、津市美杉町、松阪市飯高町、多気郡大台町である。三重県内に、通行不能区間が2か所ある。他の一般国道路線と重用する区間が複数あり、伊賀 - 名張間が国道165号、名張 - 津間が国道368号、松阪市で国道166号と重用するほか、滋賀県甲賀市内で国道307号とも重用する。伊賀市内で高規格幹線道路(高速道路)である名阪国道(国道25号)と上野東ICで交差接続する。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
路線状況
バイパス
- 大石東バイパス
- 大石バイパス
- 三田坂バイパス
- 比奈知バイパス(国道368号重複区間)
- 紀伊長島インター線
重複区間
- 国道307号(滋賀県甲賀市信楽町・石倉橋交差点 - 立石橋交差点)
- 国道163号(三重県伊賀市小田町 - 伊賀市上野西大手町)
- 国道25号(三重県伊賀市上野西大手町 - 伊賀市・八幡交差点)
- 国道165号(三重県伊賀市・青山羽根交差点 - 名張市蔵持町原出)
- 国道368号(三重県名張市蔵持町原出 - 津市美杉町上多気)
- 国道369号(奈良県御杖村・御杖交差点 - 津市美杉町上多気)
- 国道166号(三重県松阪市作滝 - 松阪市富永)
未開通(車両通行不能)区間
- 津市美杉町木地屋 - 庄司峠 - 松阪市飯高町荒滝不動(約3 km、徒歩で2時間弱)
- 大台町野又谷 - 野又峠 - 紀北町下河内(野又谷末端部は行き止まりで、野又峠に行くためには野又橋まで引き返す必要がある)
地理
通過する自治体
交差する道路
※ 交差する場所の括弧書きは地名、それ以外は交差点名で表示
峠
ギャラリー
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滋賀県大津市大石東町
(2018年9月撮影)
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滋賀県・三重県境となる桜峠。紀北町方面をのぞむ
(2017年12月)
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国道422号が国道25号と分岐する八幡交差点 国道368号の起点 (2021年2月)
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三重県道31号大台宮川線との交差点。
大台町天ケ瀬付近
(2010年8月)
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宮川沿いに沿って走る国道422号。大台町桧原付近
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湯谷トンネル 三重県多気郡大台町側
(2019年7月)
脚注
注釈
- ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
- ^ a b 2005年10月11日に2町が合併して紀北町発足。
- ^ 2004年10月1日に5町が合併して甲賀市発足。
- ^ a b c 2004年11月1日に1市3町2村が合併して伊賀市発足。
- ^ 2006年1月1日に津市ほか1市6町2村が合併して津市発足。
- ^ 2005年1月1日に松阪市ほか3町が合併して松阪市発足。
- ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
出典
参考文献
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
国道422号に関連するカテゴリがあります。
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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