国道192号(こくどう192ごう)は、愛媛県西条市から徳島県徳島市に至る一般国道である。
概要
起点の西条市から、四国中央市の井地交差点まで、国道11号と重複した後、徳島県を東西に、ほぼ吉野川に沿うかたちで通っている。また沿線には、四国中央市川之江、三好市池田、美馬市穴吹、吉野川市鴨島など、地方の中心都市が存在する。そのため全線を通して交通量は非常に多い。そのような位置づけから、路線は全区間で2車線以上で非常に走りやすい道路で、3桁国道だが国土交通省管理となっている。
現在、徳島市中心部を経由せずに国道11号、国道55号、国道192号を相互に結ぶ徳島環状道路の建設が進んでおり、そのうち南側の部分(国道192号 - 国道55号)は国道192号の新道という扱いになっている。現在は徳島県道207号鬼籠野国府線との交点部分までの側道、および国道438号交点から終点(法花町から終点までは側道のみ)が完成している。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
年表
工事概要
災害について
立ち往生車両の撤去のため四国地方整備局は、2014年(平成26年)11月21日に改正された災害対策基本法を初適用し[14]、車両の排除を行い12月5日の5時20分より開始していた通行止めを12月6日7時30分に解除した[15]。
路線状況
毎年1月には徳島駅伝が行われるため交通規制がかかる。主に徳島市では、1953年(昭和28年)に開催された四国国体に合わせて道路が整備されたことから、国体道路と呼称される[16]。
バイパス
- 川之江市内の交通混雑を解消すること、地域開発を目的として1970年(昭和45年)に事業着手した、全長2,940 m(川之江市川之江町-上分町城下)のバイパス。幅員は18 mで構造規格は4種2級。
重複区間
道路施設
橋梁
トンネル
道の駅
地理
通過する自治体
交差する道路
主な峠
- 境目峠(標高400 m):愛媛県四国中央市 - 徳島県三好市
脚注
注釈
- ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
- ^ a b 2004年4月1日に2市1町1村が合併して四国中央市発足。
- ^ a b 2006年3月1日に4町2村が合併して三好市発足。
- ^ a b 2005年3月1日に2町1村が合併して美馬郡つるぎ町発足。
- ^ 2005年3月1日に3町1村が合併して美馬市発足。
- ^ a b 2004年10月1日に3町1村が合併して吉野川市発足。
- ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
出典
参考文献
- 建設省四国地方建設局『四国地方建設局十年史』建設省四国地方建設局、1968年6月1日。 NCID BN03792512。
- 建設省四国地方建設局松山工事事務所『松山工事四十年史』社団法人四国建設弘済会、1985年10月。
- 建設省四国地方建設局『四国地方建設局三十年史』社団法人四国建設弘済会、1986年6月。
- 建設省四国地方建設局徳島工事事務所『徳島工事五十年史』建設省四国地方建設局徳島工事事務所、1997年10月。
- 建設省四国地方建設局『われらが四国 : 建設省四国地方建設局開局40年のあゆみ』社団法人四国建設弘済会、1999年3月。
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
国道192号に関連するカテゴリがあります。
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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