国道502号(こくどう502ごう)は、大分県臼杵市から豊後大野市を経由し、竹田市に至る一般国道である。
概要
改正鉄道敷設法別表に記載された「大分県臼杵ヨリ三重ニ至ル鉄道」を実現するため、軽便鉄道敷設用地の買収が進んでいたが、途中でバス路線への転換が決まり、そのまま道路へと転用された区間が大部分を占める。1990年頃までは道幅が狭く、豊後大野市清川町内の区間や竹田市大字竹田など普通乗用車同士の往来も難しい区間が随所に存在していたが、現在は竹田市内の終点付近のバイパス建設等の道路拡幅が進み、全線二車線になった。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
歴史
路線状況
土砂崩れ
2009年(平成21年)8月10日18時半頃、大分県竹田市片ヶ瀬で土砂崩れが発生し、通行中の車8台が巻き込まれ、5台が土砂に埋もれた。3台が国道から10 m下の大野川に押し流され、乗っていた13人が救出された。このため、豊後大野市緒方町から竹田市の間が通行止めとなっていたが、仮復旧が完了したため、解除された。
バイパス
重複区間
- 国道10号(臼杵市野津町大字宮原・日当三差路交差点 - 臼杵市野津町大字野津市・野津市明治橋交差点)
- 国道326号(豊後大野市三重町芦刈・三重原交差点 - 豊後大野市三重町市場・市場一区交差点)
道路施設
橋梁
- 一木橋(田井ケ迫川、臼杵市)
- 弁天橋(玉田川、豊後大野市、国道326号重複区間内)
- 岩戸橋(奥岳川、豊後大野市)
- 新滑瀬橋(大野川、竹田市)
トンネル
- 新小田無トンネル:延長173 m、1976年(昭和51年)竣工、竹田市
- 七万石トンネル:延長283 m、2003年(平成15年)竣工、竹田市
- 岡の里トンネル:延長180 m、2003年(平成15年)竣工、竹田市
道の駅
地理
通過する自治体
交差する道路
交差する鉄道
沿線
脚注
注釈
出典
関連項目
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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