国道307号(こくどう307ごう)は、滋賀県彦根市から大阪府枚方市に至る一般国道である。
概要
滋賀県の甲賀・東近江・湖東地区と京阪神地域を結ぶ延長110 kmの一般国道で、滋賀県の東部に位置する彦根市の国道8号分岐から近江盆地南部を下り、笠置山地(信楽山地)を東西に走って裏白峠を越えて、大阪府の北東部に位置する枚方市で国道1号と接続する。主な通過地は滋賀県多賀町、東近江市、日野町、甲賀市、京都府京田辺市である。起点・彦根市から多賀町まで約6 kmにわたり国道306号と重複し、多賀町で国道306号から分岐して単独区間となる。名神高速道路とは湖東三山SICと、また新名神高速道路とは信楽ICで接続し、沿線市町村の生活道路であるとともに、名神・新名神高速道路のアクセス道路として重要な路線に位置づけられる。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および重要な経過地は次のとおり。
歴史
路線状況
枚方市内、および城陽市内の宇治田原町との境界近くの部分を除いてはほとんど渋滞もなく、概ね全線快走できる国道である。宇治田原町奥山田地区において残っていた1.5車線の未改良区間が2019年(平成31年)3月の奥山田バイパスの開通で解消されたのを最後に、離合困難な区間はなくなった。近年では、国道1号の京都市街地を迂回する裏道的な性格も強くなってきた。[独自研究?]また、2008年(平成20年)2月には新名神高速道路と接続し、関西各方面からのアクセス道路として重要な役割を担いつつある国道であり、新名神高速道路の並行区間の開通をめどに宇治田原町内や城陽市付近で改良が進んでいる[5]。
重複区間
- 国道306号(滋賀県彦根市・外町交差点 - 犬上郡多賀町・多賀交差点)
- 国道422号(滋賀県甲賀市信楽町・立石橋交差点 - 甲賀市信楽町・下朝宮石倉橋交点)
愛称
バイパス
道路施設
橋梁
- 福寿橋
- 春日橋
- 諸木大橋
- 木津大橋
- 別所橋
- 水口大橋
- 杣川新橋
- 紫香楽橋
- 山城大橋(城陽市 - 京田辺市)
トンネル
- 裏白トンネル(滋賀県甲賀市)
- 茶屋トンネル(京都府宇治田原町)
- 奥山田トンネル(京都府宇治田原町)
- 大福トンネル(京都府宇治田原町)
道の駅
その他
地理
通過する自治体
交差する道路
ギャラリー
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
国道307号に関連するカテゴリがあります。
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1 - 100 (1 - 57号は旧一級国道。59 - 100号は欠番) |
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101 - 200 (旧二級国道、109 - 111号は廃止・欠番) |
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201 - 300 (201 - 271号は旧二級国道、214 - 216号は廃止・欠番) |
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