恵州市

中華人民共和国 広東省 恵州市
恵州西湖
恵州西湖
恵州西湖
広東省中の恵州市の位置
広東省中の恵州市の位置
広東省中の恵州市の位置
中心座標 北緯23度04分00秒 東経114度23分00秒 / 北緯23.06667度 東経114.38333度 / 23.06667; 114.38333
簡体字 惠州
拼音 Hùizhōu
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
広東
行政級別 地級市
建市 1988年
市委書記 劉吉
市長 温金栄
面積
総面積 11,200 km²
市区 1,471 km²
人口
総人口(2006) 375.99 万人
人口密度 332 人/km²
経済
GDP(2008) 1290 億元
一人あたりGDP 37,163.62元
電話番号 0752
郵便番号 516000
ナンバープレート 粤L
行政区画代碼 441300
公式ウェブサイト http://www.huizhou.gov.cn
地図
地図

恵州市(けいしゅう/フイヂョウ-し、簡体字: 惠州拼音: Hùizhōu)は中華人民共和国広東省東南部に位置する地級市。

地理

広東省中南部に位置し、東は河源市汕尾市に接する。西部は深圳市東莞市広州市そして北は韶関市に接する。南部には大亜湾、海を隔てて香港を臨む。珠江の大きな支流である東江が市域を貫く。

歴史

始皇帝による中国統一がなされると、前214年に南海郡傅羅県が設置され、恵州は傅羅県の一部に位置していた。隋代591年開皇11年)、恵州には循州総管府が設置され、東江流域の政治、経済の中心として恵州が発展していくこととなる。

1949年中華人民共和国が成立すると東江専区、恵陽県、恵陽専区、恵陽地区と改称され、1988年に恵州市、東莞市、河源市、汕尾市の4つに分割され現在に至る。

行政区域

2市轄区・3県を管轄する。

恵州市の地図

年表

この節の出典[1][2]

東江専区

恵陽専区(1956年-1959年)

  • 1956年1月4日 - 粤東行政区恵陽県河源県紫金県海豊県陸豊県竜川県、粤中行政区宝安県東莞県博羅県増城県竜門県、粤北行政区和平県連平県を編入。恵陽専区が成立。(13県)
  • 1958年4月8日 - 恵陽県・博羅県の各一部が合併し、恵州市が発足。(1市13県)
  • 1958年4月11日 - 恵陽県の一部が分立し、恵東県が発足。(1市14県)
  • 1959年3月22日 (11県)
    • 竜門県が増城県に編入。
    • 恵州市・恵東県が恵陽県に編入。
    • 和平県が連平県に編入。
  • 1959年3月31日
    • 増城県・博羅県・恵陽県・宝安県・東莞県が仏山専区に編入。
    • 河源県・竜川県・連平県が韶関専区に編入。
    • 紫金県・海豊県・陸豊県が汕頭専区に編入。

恵陽地区(1963年-1988年)

  • 1963年7月3日 - 仏山専区恵陽県博羅県宝安県東莞県増城県竜門県、韶関専区河源県連平県和平県竜川県、汕頭専区紫金県を編入。恵陽専区が成立。(11県)
  • 1964年10月31日 - 恵陽県の一部が分立し、恵州市が発足。(1市11県)
  • 1965年7月19日 - 恵陽県の一部が分立し、恵東県が発足。(1市12県)
  • 1970年 - 恵陽専区が恵陽地区に改称。(1市12県)
  • 1975年3月24日 - 増城県・竜門県が広州市に編入。(1市10県)
  • 1979年3月5日 - 宝安県が市制施行し、地級市の深圳市に昇格。(1市9県)
  • 1983年12月22日 - 汕頭地区海豊県陸豊県を編入。(1市11県)
  • 1985年9月5日 - 東莞県が市制施行し、東莞市となる。(2市10県)
  • 1988年1月7日
    • 恵州市が地級市の恵州市に昇格。
    • 海豊県の一部が分立し、地級市の汕尾市となる。
    • 河源県が市制施行し、地級市の河源市に昇格。
    • 東莞市が地級市の東莞市に昇格。
    • 恵陽県・博羅県・恵東県が恵州市に編入。
    • 海豊県・陸豊県が汕尾市に編入。
    • 紫金県・連平県・和平県・竜川県が河源市に編入。

恵州市

  • 1988年1月7日 - 恵陽地区恵州市が地級市の恵州市に昇格。恵城区を設置。(1区4県)
  • 1994年5月6日 - 恵陽県が市制施行し、恵陽市となる。(1区1市3県)
  • 2003年3月6日 (2区3県)
    • 恵陽市の一部が分立し、恵陽区が発足。
    • 恵陽市の残部・博羅県の一部が恵城区に編入。

経済

総合家電メーカーTCL集団の本社が立地する。

交通

航空

恵州平潭空港

鉄道

道路

教育

文化

住民の多くは客家にルーツがあり、客家の風習、食事、建築を今に伝えている。

脚注

外部リンク