饒平県(じょうへいけん)は中華人民共和国広東省潮州市に位置する県。
歴史
秦漢代は南海郡掲陽県、晋代以降は義安郡海陽県の管轄とされた。1477年(成化13年)、明代により海陽県の一部を分割し饒平県が設置され、潮州府の管轄とされ、県治は弦歌都(清代は元歌都と改称)下饒堡(現在の三饒鎮)に設置され、1953年に現在の黄岡鎮に移転するまで沿襲された。
中華民国が成立すると潮汕地区行政公署の管轄となり、中華人民共和国が成立すると汕頭市の所轄とされた。1991年12月に潮州市に移管され現在に至る。
行政区画
下部に21鎮を管轄する
- 黄岡鎮、饒洋鎮、上饒鎮、建饒鎮、三饒鎮、聯饒鎮、新豊鎮、新塘鎮、湯渓鎮、浮浜鎮、浮山鎮、東山鎮、新圩鎮、樟渓鎮、銭東鎮、高堂鎮、所城鎮、大埕鎮、柘林鎮、汫洲鎮、海山鎮
交通
鉄道
道路
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省都:広州市 |
副省級市 |
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地級市 |
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注:大鵬新区と深汕特別合作区は民政部によって承認された正式な行政区画でなく、深圳の市管轄の経済管理区である。 |