会沢県(かいたく-けん)は、中華人民共和国雲南省曲靖市に位置する県。
概要
会沢は古代から銅の産地として栄えた。名称は県域を流れる金沙江、牛欄江、小江、以礼河が合流することにより命名された。
歴史
漢
前135年(建元6年)、前漢は県域に堂琅県を設置、犍為郡の管轄とした。
隋代には恭州、唐初には唐興県が、南詔では東川郡、大理では東川大都督。
元代では東川路、明代には東川府が設置された。
1727年(雍正5年)、清朝により雲南省に移管され、会沢県が設置され、県治は当初巧家に、翌年に鍾屏に移されている。
1913年(民国2年)、東河府の廃止に伴い東川県とされたが、1927年(民国16年)に会沢県に改称されている。国共内戦中は中国共産党により曲靖専署の管轄とされたが、中華人民共和国が成立すると昭通専署の管轄とされた。1958年10月、会沢県は東川市に編入されたが、1964年12月に再び会沢県が分割され、曲靖地区(1997年地級市に昇格)の管轄とされた。
行政区画
下部に3街道、7鎮、12郷、1民族郷を管轄する
- 街道
- 鎮
- 娜姑鎮、者海鎮、大井鎮、礦山鎮、楽業鎮、迤車鎮、待補鎮
- 郷
- 紙廠郷、馬路郷、火紅郷、雨碌郷、大海郷、魯納郷、老廠郷、上村郷、五星郷、駕車郷、大橋郷、田壩郷
- 民族郷
交通
道路
出身者
脚注
|
---|
第1回指定 (1982年) | |
---|
第2回指定 (1986年) | |
---|
第3回指定 (1994年) | |
---|
増補 | |
---|
指定時の地名のため、現在の行政区画の変更により一部に変化がある: 江陵→荊州区、襄樊→襄陽市、商丘(県)→睢陽区、日喀則→桑珠孜区、海康→雷州市、吐魯番市→高昌区、蓬萊市→蓬萊区、会理県→会理市、庫車県→庫車市 |