バリ文字(バリもじ、バリ語: Aksara Bali)はブラーフミー文字を先祖に持つ文字。 インドネシアのバリ島で、バリ語を表記するために使われる。 しかし、現在のバリ島では一般的には使われておらず、 寺院の看板に書かれていたり、装飾品に刻まれていたりするなど、極一部の場面で使われる程度である。
文字体系としてはアブギダに属し、文章は左から右、上から下の順番で書いていく。 バリ文字には"a"や"i"などの、母音を表す母音字や、"子音+a"という音を持つ子音字、 字の発音を変化させる記号等がある。
子音字に母音記号・母音消滅記号を加えたり、法則にしたがって子音字の形を変えることにより、hiやhuといった"子音+a以外の母音"といった音や、子音のみの音を表す。
ha() + i() = hi()
ha() + u() = hu()
na() + o() = no()
na() + aa() = naa()
ka() + 母音消滅記号() = k()
Unicode では、以下の領域に次の文字が収録されている。
文字の系図は原シナイ文字から派生した文字体系を参照
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