大塚 寧々(おおつか ねね、1968年〈昭和43年〉6月14日 - )は、日本の女優。東京都出身。アストラル所属。夫は俳優の田辺誠一。
日本大学芸術学部写真学科卒業[2]。写真家としての一面も持つ[2]。
来歴
1988年に『週刊朝日』の女子大生シリーズで表紙を飾ったのを機にモデルデビュー[3]。翌1989年にはカネボウキャンペーンガールに選ばれ、写真の道に進むか3年ほど悩んだ末に[3]、1992年のドラマ『君のためにできること』で役者としての活動を始める[4]。1993年の『スキャンダル』で連続ドラマ初主演、1994年の『欽ちゃんのシネマジャック』の一編である主演映画『やさしい嵐』で映画デビューも果たす[4]。
以来、コンスタントに映画、ドラマ、CMに出演し、透明感と包容力のある演技派女優として活躍[4]。1996年には靴メーカー“ホーキンス”の広告でセミヌードを披露し、手ブラのポーズはグラドル間で流行を呼び、グラビア界に影響を与えたという[5]。
1998年には三代目魚武濱田成夫と結婚し、男児をもうけるが2001年に離婚。2002年、俳優の田辺誠一と再婚した[6][5]。
2002年、映画『笑う蛙』の演技により、第57回毎日映画コンクール主演女優賞と第24回ヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞[2]。
人物
趣味・特技
写真のほか旅行[2]、絵画、陶芸、書道[4]。息継ぎが苦手なため泳ぎはあまり得意ではないが、夏頃はシュノーケリングに行っている[7][注 1]。本人は、「シュノーケリング時は、ライフガードを付けているため大丈夫」とのこと[7]。
2015年頃に香港に家族旅行した際、母親が太極拳教室に参加したことがきっかけ[8]で自身も興味を持ち[注 2]、帰国後から地元の教室で母と2人で習い始めた[8]。
料理好きで、健康のためにショウガ、ニンニク、ネギなどを使った料理を作ることが多い。また2020年頃から庭でちょっとした野菜やハーブを育てている[9]。
寝る前に本を読む習慣があり、2021年10月頃は畠山健二の『本所おけら長屋』にハマった[10]。
家族
両親は関西人だが、子供の頃から雑煮は関東風だったという[11]。
現在は、「モチ」と名付けたトイプードルを飼っている[2]。
エピソード
一人っ子である[12]。
学生時代にフィギュアスケート部に所属していた[13]。
出演
テレビドラマ
映画
バラエティ番組
ドキュメンタリー番組
- アジア熱風街道 横断!東西回廊1500キロの旅(2010年7月19日、RKB毎日放送) - リポーター、フォトグラファー
- Comfortable Time 〜素敵なひととき〜(毎日放送) - ナレーション
- エコだね 〜未来の子どもたちへ〜(2008年1月 - 3月、TBS) - ナレーション
- 世界の名画 〜華麗なる巨匠たち〜(BS朝日) - ナレーション
- アーティストたちの挑戦 黒田征太郎 元気〜台湾大地震から一年〜(2000年10月24日、NHK BS hi) - ナレーション
- 発見!人間力(テレビ朝日) - ナレーション
- 其の78「笑顔のむこう 〜山里フリースクールの"母ちゃん"記〜」(2010年1月9日)
- 野坂昭如戦争童話集 忘れてはイケナイ物語り(NHK BS2) - ナレーション
- アジア熱風街道〜大塚寧々とアンダマン海の子どもたち〜(2012年7月16日、RKB毎日放送)
- 大塚寧々が巡る“白衣の天使”ナイチンゲールの生涯!トルコ-イギリス紀行 (2013年3月24日、BS-TBS) - ナビゲーター
- コルクを抜く瞬間(とき)(2014年4月5日 - 、日本テレビ) - 案内人
- 大塚寧々 オトナ旅時間2016 琉球と瀬戸内海の離島に魅せられて(2017年1月3日、BS朝日) - ナビゲーター
音楽番組
- BSスペシャル スーパーライブ hide LIVE REPLAY〜誕生〜(2000年6月1日、NHK BS2) - ナレーション
ラジオ
CM
- 映画『僕らの世界が交わるまで』予告編(2023年11月 - 1月) - ナレーション(ママ(エヴリン) 役)
作品
書籍
- 大塚寧々写真集 ルージュの戯れ(井ノ元浩二撮影、1992年、TIS)
- 写真詩集 虎と花(1996年、求龍堂) - 三代目魚武濱田成夫との共著
- あのひとの選んだ10冊(ダ・ヴィンチ編集部編、1997年、リクルート) - インタビュー収録
- ぴあMOOK HERO OFFICIAL BOOK(2007年、ぴあ) - インタビュー収録
CD
受賞歴
脚注
注釈
- ^ ただし現在(2021年頃)はコロナ禍にあり行けていない。
- ^ 母親は以前骨を圧迫骨折しており、順調に治ったが歩行時は杖が必要な状態だった。しかし香港旅行でホテル主宰の太極拳教室に参加した所、直後にスタスタ歩けるようになった。大塚はこれを目の当たりにして、「太極拳と運命的に出会った」と回想している。
出典
外部リンク
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男性 | |
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特別 賞 | |
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*は複数回の受賞。男性は1992年から、60代以上は97年から、10代は99年から対象 |
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1回 - 10回 | |
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11回 - 20回 | |
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21回 - 30回 | |
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31回 - 40回 | |
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41回 - 50回 | |
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51回 - 60回 | |
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61回 - 70回 | |
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71回 - 80回 | |
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81回 - 90回 | |
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91回 - 100回 | |
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101回 - 110回 | |
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111回 - 120回 | |
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121回 - 130回 | |
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