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この項目では、男優について記述しています。RIIZEのメンバーの同名の人物については「ウォンビン (RIIZE)」をご覧ください。 |
ウォンビン(朝: 원빈、1977年11月10日 - )は、韓国の男優。大韓民国江原道旌善郡餘糧面(ヨリャンミョン)出身。身長178cm(公称)。本貫は金海金氏[1]。本名はキム・ドジン(김도진、金道振)[2]。
日本では韓流ブームの立役者の一人といわれ、ブーム黎明期には韓流四天王の一人として報道された[注釈 1]。
略歴
江原道旌善郡餘糧面に2男3女の末っ子として生まれる。春川機械工業高校(江原道春川市)、百済芸術大学を経て、龍仁大学校演劇映画科に編入・卒業し、同大学芸術大学院映画学科在学中。芸能界入りする前は、故郷で自動車整備士をしていた。
1996年にケーブルテレビ局第一放送の公採3期オーディションに合格しデビュー。それを見ていた、韓国で最も著名なファッションデザイナー、アンドレ・キムの目に止まり芸能界デビュー。当初は2000年のドラマ『秋の童話』が大ヒットしブレイク。日本においては一時ホリプロに所属し、2002年に日韓合作ドラマ『フレンズ』の主演を務め、2005年にはIT関連企業「フォーバル」のCMに出演した。
2005年11月29日、韓国の徴兵制度により江原道春川陸軍102補充隊に入隊するが、以前から痛めていたひざの病状が悪化し、「左側ひざ十字靭帯(じんたい)部分断裂」との診断を受け2006年4月に手術。「兵役継続は困難」と判断されたため、同年6月7日に除隊、しばらくの間リハビリに専念する。
2009年、ポン・ジュノ監督の『母なる証明』(原題:마더-Mother-)において復帰を果たす。2010年公開の主演映画『アジョシ』(原題:아저씨=-おじさん-)が同年度の韓国興行収入1位を記録[3]し、自身も大鐘賞の男優主演賞を獲得した。
2013年から女優のイ・ナヨンと交際し、2015年5月に結婚[4]。12月に第一子となる長男が誕生した[5]。
出演
映画
テレビドラマ
CM・広告
韓国
- ジオジア(2001年 - 2005年、2008年) - ファッションブランドの広告モデル[6]
- ウリィ銀行(2002年 - 2005年)[7][8]
- LG電子「サイオン」(2005年) - 「サイオン・アイディア」キャンペーンモデル[9]
- 韓国任天堂「Wii Sports」(2008年)[10]
- 東西食品「マキシムT.O.P」(2008年 - )[11]
- HANG TEN(2010年 - 2011年)[12]
- CUCKOO(2010年 - 2013年)[13]
- Basic House(2011年 - 2013年)[14]
- SKテレコム「4G LTE」(2011年 - 2012年)[15]
- CHRIS.CHRISTY(2011年 - 2014年) - ファッションブランドの広告モデル[16]
- K2(2011年 - 2012年)[17]
- 現代自動車「ソナタ ハイブリッド」(2012年)
- ユニセフコリア(2012年)[18]
- TOUS les JOURS(2012年)[19]
- CENTERPOLE(2013年 - 2014年)[20]
- BIOTHERM HOMME(2013年 - )[21]
- JD GAMES(2017年 - 2018年)
- CHERISH(2018年 - )[22]
- SHINSUNG TONGSANG「OLZEN」(2018年 - )[23]
- JEAN-MICHEL BASQUIAT(2018年 - ) - ゴルフウェアブランドの広告モデル[24]
日本
DVD
- BINUS(2006年)
- I LOVE YOU(2010年)
- Bittersweet Nostalgia(2012年)
社会貢献活動
- ユニセフ韓国委員会特別代表(2007年 - 2012年)[27]
書籍
写真集
- dream in HEAVEN(2002年)
- WWW (Wonbin Wide pinup Web)(2002年)
- 28 day'n year Wonbin(2005年)
- Dear Wonbin/ウォンビンへの手紙(2006年)
受賞歴
- KBS演技大賞 - 新人賞(1999年、『コッチ』)[28]
- KBS演技大賞 - 優秀演技賞(2000年、『秋の童話』)[29]
- 第16回コリアベストドレッサー賞 - 男性タレント部門ベストドレッサー賞(2000年)
- 第37回百想芸術大賞 - TV部門新人演技賞(2001年、『秋の童話』)[30]
- 第27回黄金撮影賞 - 新人男優賞(2004年、『ブラザーフッド』)[31]
- 第12回春史羅雲奎映画芸術祭 - 新人男優賞(2004年、『ブラザーフッド』)[32]
- 韓国建築文化大賞 - 国土海洋部長官賞(2008年)[33][34][35]
- 第4回アンドレ・キムベストスターアワード - スター賞(2009年)
- 第47回大鐘賞 - 主演男優賞(2010年、『アジョシ』)
- 第47回大鐘賞 - 人気男優賞(2010年、『アジョシ』)
- 第31回青龍映画賞 - 人気スター賞(2010年、『アジョシ』)
- 第8回大韓民国映画大賞 - 主演男優賞(2010年、『アジョシ』)
- 第6回大韓民国大学映画祭 - 主演男優賞(2010年、『アジョシ』)
- CINE21映画賞 - 今年の俳優賞(2010年、『アジョシ』)
- 第2回映画記者協会選定 今年の映画賞 - 主演男優賞(2011年、『アジョシ』)
- 第8回マックスムービー今年の映画賞 - 最高の男優賞(2011年、『アジョシ』)
- 第48回大鐘賞 - 人気賞(2011年)
- 第11回大韓民国青少年映画祭 - 男優部門人気映画人賞(2011年)
- 第22回日本ジュエリーベストドレッサー賞 - 男性部門特別賞(2011年)[36]
脚注
注釈
- ^ 「“韓流四天王”と呼ばれる(中略)ウォンビン(中略)などが韓流の代表的なスターである。」 (キム・ギョンウク 「韓流ブームと韓国映画」、キム・ミヒョン責任編集 『韓国映画史』 キネマ旬報社、2010年、409頁)。引用者注:「この数年間」(本書の韓国版初版は2006年刊)の「韓流ブーム」の「代表的なスター」としてあげた8人のうちの1人。
出典
外部リンク
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特別 賞 | |
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*は複数回の受賞。男性は1992年から、60代以上は97年から、10代は99年から対象 |