ミシェル・マリー・ファイファー (Michelle Marie Pfeiffer, 1958年 4月29日 - )は、アメリカ合衆国 の女優 。『バットマン リターンズ 』のキャットウーマン 役で知られる。
来歴
生い立ち
カリフォルニア州 サンタ・アナ で4人兄妹の長女として生まれた。ドイツ、オランダ、スウェーデンの血を引く。
父親のリチャード・ファイファーは空調関係の会社を営み[ 1] 、母親のドナ(旧姓タヴァルナ)は専業主婦。二人の妹(ディディ [ 2] 、ロリ )も女優。両親は彼女が12歳のときに離婚。
高校卒業後、スーパーマーケットのレジ係として働きながらゴールデン・ウェスト・カレッジに通う。[ 3] ミス・オレンジ・カウンティー・コンテストに出場して優勝[ 4] した時、スカウトの目に留まり、ロサンゼルス に移った。
キャリア
1980年に『The Hollywood Knights 』にて映画デビューを果たす。以後は出演ごとに徐々に人気を集めていった。
1988年公開の『危険な関係 』でアカデミー助演女優賞 にノミネートされ、英国アカデミー賞 助演女優賞 を受賞。
また、1989年公開の『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ 』と1992年公開の『ラブ・フィールド 』でアカデミー主演女優賞 にノミネート。前者でゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門) を、後者でベルリン国際映画祭 女優賞 をそれぞれ受賞している。
1990年と1999年の『ピープル』誌 による「世界で最も美しい人物」に選ばれ、表紙を飾った。
2007年
2000年以降は家族との時間を優先にしていたが[ 5] 、2007年公開の『ヘアスプレー 』で女優業に復帰。
また同じく2007年には、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム (ハリウッド名声の歩道)に2345人目として名前が刻まれた[ 6] 。
2014年発売のマーク・ロンソン 11枚目シングル「アップタウン・ファンク 」(Uptown Funk)の歌詞にミシェル・ファイファーの名前が歌われたことでも話題を呼んだ。
2020年に公開された『フレンチ・イグジット 〜さよならは言わずに〜 』での演技が高く評価され、第78回ゴールデングローブ賞 の主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) にノミネートされた[ 7] 。
私生活
1981年に俳優ピーター・ホートン と結婚したが、1990年に離婚。1993年3月に生後間もない女児(クラウディア・ローズ)を養女として迎え[ 8] 、同年11月にプロデューサーのデビッド・E・ケリー と再婚[ 9] 。1994年8月に長男(ジョン・ヘンリー)を出産した[ 10] 。
20歳の頃、カルト教団にはまっていたことを告白した。その教団は「太陽光さえあれば、人間は食料や水なしでも生きていける」と信じていたという。厳格な菜食主義者として知られるが、これはカルト教団にいた頃に始めたもので、この習慣だけは現在も続けている[ 11] 。
主な出演作品
映画
テレビ
放映年
邦題 原題
役名
備考
吹き替え
1980
B.A.D. Cats
Samantha "Sunshine" Jensen
計10話出演
—
1993-1994
ザ・シンプソンズ The Simpsons
ミンディ・シモンズ
声の出演 第5シーズン第9話「ミシェル・ファイファーの誘惑」 第6シーズン第3話「恋の思い出は辛すぎて」(アーカイブ録音)
小林優子
1996
マペット放送局 Muppets Tonight!
本人役
計1話出演
2022
ファーストレディ The First Lady
ベティ・フォード
計10話出演
高島雅羅[ 21]
その他
クーリオ のギャングスタズ・パラダイス のミュージック・ビデオに出演している。本曲の初出はファイファーが主演を務めた1995年公開の映画「デンジャラスマインド」の劇中歌としてであり、商品化も本作のサウンドトラックが最初であった。 このビデオは映画監督としてデビューする前のアントワーン・フークア による撮り下ろしであり、MTV Video Music Awards 1996でBest Rap VideoとBest Video from a Filmを受賞している。
参照
外部リンク
1968–1980 1981–2000 2001–2020 2021–2040
1943–1960 1961–1980 1981–2000 2001–2020 2021–2040
1935–1940 1941–1960 1961–1980 1981–2000 2001–2020 2021–2040
1975–1980 1981–2000 2001–2020 2021–現在
1956-1980 1981-2000 2001-2020