グレンダ・ジャクソン(Glenda May Jackson CBE、1936年5月9日 - 2023年6月15日[1])は、イギリスの女優、政治家。
略歴
リバプール近くマージーサイドのバーケンヘッドで、煉瓦職人の家庭に生まれ[2]、高校卒業後に2年間薬局で働いた後[2]、ロンドンの王立演劇学校で学ぶ。1957年にテレンス・ラティガンの『銘々のテーブル』で舞台にデビューする。これまでトニー賞に4度ノミネートされている。1963年に映画デビューし、『恋する女たち』と『ウィークエンド・ラブ』でアカデミー主演女優賞を受賞[3][4]。テレビではエリザベス一世に扮した『Elizabeth R』でエミー賞を2回受賞。ケン・ラッセル、ジョン・シュレシンジャーなどのイギリス映画作家の作品を通して70年代の自立した女性像を演じ続けた。シェークスピア、イプセンなどの古典、近代劇からコメディーまで幅広くこなす演技力には定評があり、妥協を許さない個性の強さと貫禄のある台詞の言い回しが特徴。
2023年6月15日、同日に病気療養中に死去したことを代理人が発表した[1]。87歳没。
政治家として
1992年に政界入りのため女優を引退し、労働党から庶民院議員選挙に立候補して当選する。ブレア内閣において、1997年から1999年まで運輸政務次官を務めた。2015年の選挙には立候補せずに政界を引退した。
女優復帰
政界引退後の2015年以降は主にロンドン、ニューヨークの舞台で俳優活動を復活。シェークスピアのリア王(リア王役)、エドワード・オールビーのピューリッツァー賞受賞作『幸せの背くらべ』などに出演。後者でブロードウェーのトニー賞を2018年に受賞。
最後に出演した映画は『二度目のはなればなれ』で、2022年9月に撮り終えたが、翌年10月の公開を前に亡くなっている。
主な出演作品
参照
外部リンク
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