サー・テレンス・マーヴィン・ラティガン(Sir Terence Mervyn Rattigan CBE, 1911年6月10日 - 1977年11月30日)は、イングランド出身の劇作家・脚本家。
略歴
1911年、ロンドンのサウス・ケンジントンで、高等弁務官だったフランク・ラティガンの息子として生まれる。全寮制のパブリックスクール・ハーロー校を卒業後、オックスフォード大学トリニティ・カレッジに学ぶ。外交官を志していたが、演劇に興味を持ち、学業を中断して劇作家の道を歩みだす[1]。その後、戯曲だけでなく、映画やテレビドラマの脚本も書くようになる。
1977年、バミューダ諸島ハミルトンで骨腫瘍により死去した。
代表作
戯曲
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映画オリジナル脚本
脚色
日本語訳
- 「王子と踊子」『世界シナリオ選集 1957』みすず書房 1958年
- 「銘々のテーブル」小田島雄志訳 『現代英米戯曲選』南雲堂 1965年
- 『ラティガン戯曲集』加藤恭平訳 原書房 1967年
- 「深い青い海」小田島雄志訳 『今日の英米演劇 第1』白水社 1968年
脚注
外部リンク