ビートルズの作品

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ビートルズの作品(ビートルズのさくひん)は、ビートルズアルバムおよび出演映画作品の一覧。

個々の楽曲についてはビートルズの曲名一覧を、ビートルズ解散後の動きや各ソロ作品については、ジョン・レノンポール・マッカートニーウィングス)、ジョージ・ハリスンリンゴ・スターを参照のこと。

シングル

英国

  • チャートは「ニュー・ミュージカル・エクスプレス」[1]
  1. ラヴ・ミー・ドゥLove Me Do / P.S.アイ・ラヴ・ユーP.S. I Love You(1962年)【英;17位】
  2. プリーズ・プリーズ・ミーPlease Please Me / アスク・ミー・ホワイAsk Me Why(1963年)【英;2週2位】
  3. フロム・ミー・トゥ・ユーFrom Me to You / サンキュー・ガールThank You Girl(1963年)【英;6週1位】
  4. シー・ラヴズ・ユーShe Loves You / アイル・ゲット・ユーI'll Get You(1963年)【英;通算7週1位】
  5. 抱きしめたいI Want to Hold Your Hand / ジス・ボーイThis Boy(1963年)【英;5週1位】
  6. キャント・バイ・ミー・ラヴCan't Buy Me Love / ユー・キャント・ドゥ・ザットYou Can't Do That(1964年)【英;3週1位】
  7. ア・ハード・デイズ・ナイトA Hard Day's Night / 今日の誓いThings We Said Today(1964年)【英;3週1位】
  8. アイ・フィール・ファインI Feel Fine / シーズ・ア・ウーマンShe's a Woman(1964年)【英;5週1位】
  9. 涙の乗車券Ticket to Ride / イエス・イット・イズYes It Is(1965年)【英;3週1位】
  10. ヘルプ!Help! / アイム・ダウンI'm Down(1965年)【英;3週1位】
  11. デイ・トリッパーDay Tripper / 恋を抱きしめようWe Can Work It Out(両A面 1965年)【英;5週1位】
  12. ペイパーバック・ライターPaperback Writer / レインRain(1966年)【英;2週1位】
  13. イエロー・サブマリンYellow Submarine / エリナー・リグビーEleanor Rigby(両A面 1966年)【英;4週1位】
  14. ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァーStrawberry Fields Forever / ペニー・レインPenny Lane(両A面 1967年)【英;3週2位】
  15. 愛こそはすべてAll You Need Is Love / ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マンBaby, You're a Rich Man(1967年)【英;3週1位】
  16. ハロー・グッドバイHello, Goodbye / アイ・アム・ザ・ウォルラスI Am the Walrus(1967年)【英;7週1位】
  17. レディ・マドンナLady Madonna / ジ・インナー・ライトThe Inner Light(1968年)【英;2週1位】
  18. ヘイ・ジュードHey Jude / レボリューションRevolution(1968年)【英;2週1位】
  19. ゲット・バックGet Back / ドント・レット・ミー・ダウンDon't Let Me Down(1969年)【英;6週1位】
  20. ジョンとヨーコのバラードThe Ballad of John and Yoko / オールド・ブラウン・シューOld Brown Shoe(1969年)【英;3週1位】
  21. サムシングSomething / カム・トゥゲザーCome Together(両A面 1969年)【英;4位】
  22. レット・イット・ビーLet It Be / ユー・ノウ・マイ・ネームYou Know My Name (Look Up the Number)(1970年)【英;2位】
  23. イエスタディYesterday / 恋する二人I Should Have Known Better(1976年)【英;8位】
  24. バック・イン・ザ・U.S.S.R.Back in the U.S.S.R. / ツイスト・アンド・シャウトTwist and Shout(1976年)【英;19位】
  25. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドSgt. Pepper's Lonley Hearts Club Band)〜ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズWith a Little Help from Friends / ア・デイ・イン・ザ・ライフA Day in the Life(1978年)【英;63位】
  26. ザ・ビートルズ・ムービー・メドレーThe Beatles Movie Medley / すてきなダンスI'm Happy Just to Dance with You(1982年)【英;10位】
  27. フリー・アズ・ア・バードFree as a bird / クリスマス・タイムChristmas Time (Is Here Again)(1995年)【英;2位】
  28. リアル・ラヴReal Love / ベイビーズ・イン・ブラックBaby's in Black(1996年)【英;4位】
  29. ナウ・アンド・ゼンNow And Then) / ラヴ・ミー・ドゥLove Me Do(2023年)

米国

  1. プリーズ・プリーズ・ミーPlease Please Me / アスク・ミー・ホワイAsk Me Why(1963年)
  2. フロム・ミー・トゥ・ユーFrom Me to You / サンキュー・ガールThank You Girl(1963年)
  3. シー・ラヴズ・ユーShe Loves You / アイル・ゲット・ユーI'll Get You(1963年)【米;2週1位】
  4. 抱きしめたいI Want to Hold Your Hand / アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼアI Saw Her Standing There(1963年)【米;7週1位/14位】
  5. プリーズ・プリーズ・ミーPlease Please Me / フロム・ミー・トゥ・ユーFrom Me to You(1964年)【米;2週3位/41位】
  6. ツイスト・アンド・シャウトTwist and Shout / ゼアズ・ア・プレイスThere's a Place(1964年)【米;4週2位/74位】
  7. ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット(Do You Want to know a Secret) / サンキュー・ガールThank You Girl(1964年)【米;2位/35位】
  8. ラヴ・ミー・ドゥLove Me Do / P.S.アイ・ラヴ・ユーP.S. I Love You(1964年)【米;1位/10位】
  9. シー・ラヴズ・ユー(ドイツ語)Sie Liebt Dich / アイル・ゲット・ユーI'll Get You(1964年)【米;97位】
  10. ア・ハード・デイズ・ナイトA Hard Day's Night / 恋する二人I Should Have Known Better(1964年)【米;2週1位/53位】
  11. ぼくが泣くI'll Cry Instead / すてきなダンスI'm Happy Just to Dance with You(1964年)【米;2週25位/95位】
  12. アンド・アイ・ラヴ・ハーAnd I Love Her / 恋におちたらIf I Fell(1964年)【米;2週12位/53位】
  13. マッチボックスMatchbox / スロウ・ダウンSlow Down(1964年)【米;2週17位/2週25位】
  14. アイ・フィール・ファインI Feel Fine / シーズ・ア・ウーマンShe's a Woman(1964年)【米;3週1位/2週4位】
  15. エイト・デイズ・ア・ウィークEight Days a Week / パーティーはそのままにI Don't Spoil the Party(1965年)【米;2週1位/39位】
  16. 涙の乗車券Ticket to Ride / イエス・イット・イズYes It Is(1965年)【米;1位/46位】
  17. ヘルプ!Help! / アイム・ダウンI'm Down(1965年)【米;3週1位/101位】
  18. イエスタディYesterday / アクト・ナチュラリーAct Naturally(1965年)【米;4週1位/47位】
  19. デイ・トリッパーDay Tripper / 恋を抱きしめようWe Can Work It Out(1965年)【米;3週1位/5位】
  20. ひとりぼっちのあいつNowhere Man / 消えた恋What Goes on(1966年)【米;3位/81位】
  21. ペイパーバック・ライターPaperback Writer / レインRain(1966年)【米;2週1位/2週23位】
  22. イエロー・サブマリンYellow Submarine / エリナー・リグビーEleanor Rigby(1966年)【米;2位/2週11位】
  23. ストロベリー・フィールズ・フォーエバーStrawberry Fields Forever / ペニー・レインPenny Lane(1967年)【米;8位/1位】
  24. 愛こそはすべてAll You Need Is Love / ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マンBaby, You're a Rich Man(1967年)【米;1位/34位】
  25. ハロー・グッドバイHello, Goodbye / アイ・アム・ザ・ウォルラスI Am the Walrus(1967年)【米;3週1位/56位】
  26. レディ・マドンナLady Madonna / ジ・インナー・ライトThe Inner Light(1968年)【米;3週4位/96位】
  27. ヘイ・ジュードHey Jude / レヴォリューションRevolution(1968年)【米;9週1位/3週12位】
  28. ゲット・バックGet Back / ドント・レット・ミー・ダウンDon't Let Me Down(1969年)【米;5週1位/35位】
  29. ジョンとヨーコのバラードThe Ballad of John and Yoko / オールド・ブラウン・シューOld Brown Shoe(1969年)【米;3週8位】
  30. サムシングSomething / カム・トゥゲザーCome Together(1969年)【米;両A面 1位】
  31. レット・イット・ビーLet It Be / ユー・ノウ・マイ・ネームYou Know My Name (Look Up the Number)(1970年)【米;2週1位】
  32. ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード(The Long and Widing Road) / フォー・ユー・ブルーFor You Blue(1970年)【米;2週1位】
  33. ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフGot to Get You into My Life / ヘルター・スケルターHelter Skelter(1976年)【米;3週7位】
  34. オブラディ、オブラダOb-La-Di, Ob-La-Da / ジュリアJulia(1976年)【米;2週49位】
  35. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドSgt. Pepper's Linley Hearts Club Band)〜ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズWith a Little Help from Friends / ア・デイ・イン・ザ・ライフA Day in the Life(1978年)【米;71位】
  36. ザ・ビートルズ・ムービー・メドレーThe Beatles Mobie Medley / すてきなダンスI'm Happy Just to Dance with You(1982年)【米;2週12位】
  37. ベイビー・イッツ・ユー(Baby It's You) , アイル・フォロー・ザ・サン(I'll Follow the Sun), デヴィル・イン・ハー・ハート(Devil in Her Heart), ボーイズ(Boys)(1994年)【米;67位】
  38. フリー・アズ・ア・バード(Free as a bird), アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア(I Saw Her Standing There), ジス・ボーイ(This Boy), クリスマス・タイム(Christmas Time (Is Here Again))(1995年)【米;6位】
  39. リアル・ラヴReal Love / ベイビーズ・イン・ブラックBaby's in Blackイエロー・サブマリンYellow Submarineヒア・ゼア・アンド・エヴリホエアHere, There and Everywhere(1996年)【米;10位(Cash Box)】
  40. ナウ・アンド・ゼンNow And Then) / ラヴ・ミー・ドゥLove Me Do(2023年)

日本

  1. 抱きしめたいI Want to Hold Your Hand / ジス・ボーイThis Boy(1964年2月5日)
  2. プリーズ・プリーズ・ミーPlease Please Me / アスク・ミー・ホワイAsk Me Why(1964年3月5日)
  3. シー・ラヴズ・ユーShe Loves You / アイル・ゲット・ユーI'll Get You(1964年4月5日)
  4. キャント・バイ・ミー・ラヴCan't Buy Me Love / ユー・キャント・ドゥ・ザットYou Can't Do That(1964年4月5日)
  5. フロム・ミー・トゥ・ユーFrom Me to You / アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼアI Saw Her Standing There(1964年4月5日)*日本独自発売
  6. ツイスト・アンド・シャウトTwist and Shout / ロール・オーバー・ベートーヴェンRoll Over Beethoven(1964年5月5日)
  7. ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレットDo You Want to know a Secret / サンキュー・ガールThank You Girl(1964年5月5日)
  8. オール・マイ・ラヴィングAll My Loving / ラヴ・ミー・ドゥLove Me Do(1964年5月5日)*日本独自発売
  9. プリーズ・ミスター・ポストマンPlease Mister Postman / マネーMoney (That's What I Want)(1964年6月5日)*日本独自発売
  10. ア・ハード・デイズ・ナイトA Hard Day's Night / 今日の誓いThings We Said Today(1964年8月5日)
  11. 恋する二人I Should Have Known Better / ぼくが泣くI'll Cry Instead(1964年9月5日)
  12. アンド・アイ・ラヴ・ハーAnd I Love Her / 恋におちたらIf I Fell(1964年10月5日)
  13. マッチボックスMatchbox / スロウ・ダウンSlow Down(1964年11月5日)
  14. すてきなダンスI'm Happy Just to Dance with You / テル・ミー・ホワイTell Me Why(1965年1月5日)*日本独自発売
  15. アイ・フィール・ファインI Feel Fine / シーズ・ア・ウーマンShe's a Woman(1965年1月5日)
  16. のっぽのサリーLong Tall Sally / アイ・コール・ユア・ネームI Call Your Name(1965年2月5日)*日本独自発売
  17. ノー・リプライ(No Reply) / エイト・デイズ・ア・ウィーク(Eight Days a Week)(1965年2月5日)*日本独自発売
  18. ロック・アンド・ロール・ミュージック(Rock and Roll Music) / エヴリー・リトル・シング(Every Little Thing)(1965年2月5日) *日本独自発売
  19. ミスター・ムーンライト(Mr. Moonlight) / ホワット・ユー・アー・ドゥーイング(What You're Doing)(1965年3月15日)*日本独自発売
  20. カンサス・シティヘイ・ヘイ・ヘイ・ヘイ(Kansas City/Hey, Hey, Hey, Hey) / アイル・フォロー・ザ・サン(I'll Follow the Sun)(1965年3月15日)*日本独自発売
  21. パーティーはそのままにI Don't Want to Spoil the Party / みんないい娘Everybody's Trying to Be My Baby(1965年4月15日)*日本独自発売
  22. 涙の乗車券Ticket to Ride / イエス・イット・イズYes It Is(1965年5月15日)
  23. ヘルプ!Help! / アイム・ダウンI'm Down(1965年8月15日)
  24. ディジー・ミス・リジーDizzy Miss Lizzy / アンナAnna (Go to Him)(1965年9月15日)*日本独自発売
  25. 恋のアドバイスYou're Going to Lose That Girl / テル・ミー・ホワット・ユー・シーTell Me What You See(1965年10月15日)*日本独自発売
  26. ザ・ナイト・ビフォアThe Night Before / アナザー・ガールAnother Girl(1965年11月15日)*日本独自発売
  27. イエスタディYesterday / アクト・ナチュラリーAct Naturally(1965年11月15日)
  28. デイ・トリッパーDay Tripper / 恋を抱きしめようWe Can Work It Out(1966年1月15日)
  29. ひとりぼっちのあいつNowhere Man / 消えた恋What Goes on(1966年4月15日)
  30. ペイパーバック・ライターPaperback Writer / レインRain(1966年6月15日)
  31. イエロー・サブマリンYellow Submarine / エリナー・リグビーEleanor Rigby(1966年9月5日)
  32. ストロベリー・フィールズ・フォーエバーStrawberry Fields Forever / ペニー・レインPenny Lane(1967年3月15日)
  33. 愛こそはすべてAll You Need Is Love / ベイビー・ユーアー・ア・リッチ・マンBaby, You're a Rich Man(1967年8月5日)
  34. ハロー・グッドバイHello, Goodbye / アイ・アム・ザ・ウォルラスI Am the Walrus(1967年12月25日)
  35. レディ・マドンナLady Madonna / ジ・インナー・ライトThe Inner Light(1968年4月21日)
  36. ヘイ・ジュードHey Jude / レヴォリューションRevolution)'(1968年9月14日)
  37. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダOb-La-Di, Ob-La-Da / ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープスWhile My Guitar Gently Weeps(1969年3月10日)*日本独自発売
  38. ゲット・バックGet Back / ドント・レット・ミー・ダウンDon't Let Me Down(1969年6月1日)
  39. ジョンとヨーコのバラードThe Ballad of John and Yoko / オールド・ブラウン・シューOld Brown Shoe(1969年7月10日)
  40. カム・トゥゲザーCome Together /サムシングSomething(1969年11月21日)
  41. レット・イット・ビーLet It Be / ユー・ノウ・マイ・ネームYou Know My Name (Look Up the Number)(1970年3月25日)
  42. オー!ダーリンOh! Darling / ヒア・カムズ・ザ・サンHere Comes the Sun(1970年6月5日)*日本独自発売
  43. ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロードThe Long and Winding Road / フォー・ユー・ブルーFor You Blue(1970年9月5日)
  44. イエスタディYesterday / 恋する二人I Should Have Known Better(1976年7月5日)
  45. ヘルター・スケルターHelter Skelter / ガット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフGot to Get You into My Life(1976年7月5日)
  46. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドSgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)〜ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズWith a Little Help from My Friends / ア・デイ・イン・ザ・ライフA Day in the Life(1978年10月5日)
  47. レット・イット・ビーLet It Be / ゲット・バックGet Back(1981年9月1日)*日本独自発売
  48. ザ・ビートルズ・ムービー・メドレーThe Beatles Movie Medley / すてきなダンスI'm Happy Just to Dance with You(1982年4月21日)
  49. ベイビー・イッツ・ユーBaby It's Youアイル・フォロー・ザ・サンI'll Follow the Sunデヴィル・イン・ハー・ハートDevil in Her HeartボーイズBoys(1995年4月8日)*CDのみの発売
  50. フリー・アズ・ア・バードFree as a Bird, アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼアI Saw Her Standing Thereジス・ボーイThis Boyクリスマス・タイムChristmas Time (Is Here Again)(1996年1月1日)*CDのみの発売
  51. リアル・ラヴReal Love / ベイビーズ・イン・ブラックBaby's in Blackイエロー・サブマリンYellow Submarineヒア・ゼア・アンド・エヴリホエアHere, There and Everywhere(1996年3月28日)*CDのみの発売
  52. ナウ・アンド・ゼンNow And Then) / ラヴ・ミー・ドゥLove Me Do(2023年)

EP

英国

全盤モノラル。ただし『マジカル・ミステリー・ツアー』のみステレオ、モノラルの併売。日本盤のEP33回転とは異なり、英国盤EPの再生速度は毎分45回転で、シングル盤と同じく中心部に折り取れるようにLPと同じ穴がある。

  1. ツイスト・アンド・シャウトTwist And Shout)(1963年7月12日)
  2. ザ・ビートルズ・ヒッツThe Beatles' Hits)(1963年9月6日)
  3. ビートルズ No.1(The Beatles' No.1)(1963年11月1日)
  4. オール・マイ・ラヴィングAll My Loving)(1964年2月7日)
  5. のっぽのサリーLong Tall Sally)(1964年6月19日)
  6. エクストラクツ・フロム・ザ・フィルム・ア・ハード・デイズ・ナイトExtracts from the Film A Hard Day's Night)(1964年11月4日)
  7. エクストラクツ・フロム・ジ・アルバム・ア・ハード・デイズ・ナイトExtracts from the Album A Hard Day's Night)(1964年11月6日)
  8. ビートルズ・フォー・セールBeatles For Sale)(1965年4月6日)
  9. ビートルズ・フォー・セール No.2Beatles For Sale No.2)(1965年6月4日)
  10. ザ・ビートルズ・ミリオン・セラーズThe Beatles Million Sellers)(1965年12月6日)
  11. イエスタデイYesterday)(1966年3月4日)
  12. ひとりぼっちのあいつNowhere Man)(1966年7月8日)
  13. マジカル・ミステリー・ツアーMagical Mystery Tour)(1967年12月8日)
  14. ラヴ・ミー・ドゥLove Me Do)(1982年10月5日)【英;4位】
    • "Love Me Do", "P.S. I Love You", "Love Me Do (Original Single Version)"
      • 12"ヴィニールでの発売(1992年に5CD化)
  15. ザ・ビートルズThe Beatles)(1982年)

米国

全盤モノラル。

  1. "The Beatles"(1963年3月23日 Vee Jay Records
    • "Misery", "A Taste Of Honey" / "Ask Me Why", "Anna (Go To Him)"
  2. "Four By The Beatles"(1964年5月11日 Capitol Records
    • "Roll Over Beethoven", "All My Loving" / "This Boy", "Please Mr. Postman"
  3. "4 By The Beatles"(1965年2月1日 Capitol Records)
    • "Honey Don't", "I'm A Loser'" / "Mr. Moonlight", "Everybody's Trying To Be My Baby"

日本

  1. "Twist And Shout", "Please Please Me" / "I Want To Hold Your Hand", "She Loves You"(1964年8月5日 (1964-08-05)
  2. "A Hard Day's Night", "I Should Have Known Better" / "Please Mr. Postman", "And I Love Her'"(1965年1月5日 (1965-01-05)
  3. "All My Loving", "If I Fell" / "I'm Happy Just To Dance With You", "Tell Me Why"(1965年3月5日 (1965-03-05)
  4. "Long Tall Sally", "Matchbox" / "I Feel Fine", "Slow Down"(1965年5月5日 (1965-05-05)
  5. "Rock And Roll Music", "Eight Days A Week" / "Mr. Moonlight", "Kansas City~Hey-Hey-Hey-Hey!"(1965年6月5日 (1965-06-05)
  6. "Help!", "Ticket To Ride" / "I'm Down", "Dizzy Miss Lizzy"(1965年12月5日 (1965-12-05)
  7. "You're Going To Lose That Girl", "The Night Before" / "Act Naturally", "Yesterday"(1966年1月5日 (1966-01-05)
  8. "Anna (Go To Him)", "Boys" / "Sie Liebt Dich", "You've Got To Hide Your Love Away"(1966年3月5日 (1966-03-05)
  9. "Michelle", "Girl" / "Nowhere Man", "What Goes On"(1966年5月15日 (1966-05-15)
  10. "Paperback Writer", "Norwegian Wood (This Bird Has Flown)" / "We Can Work It Out", "Drive My Car"(1966年12月5日 (1966-12-05)
  11. "Yellow Submarine", "Taxman" / "Here, There And Everywhere", "And Your Bird Can Sing"(1966年12月5日 (1966-12-05)
  12. "Bad Boy", "Strawberry Fields Forever" / "Penny Lane", "Good Day Sunshine"(1967年3月15日 (1967-03-15)

アルバム

註:各アルバム名をクリックした際に現れる「収録曲」の「A面」「B面」などの表記は、当初アナログレコードとして発売された際のもの。当時は、各面ごとに収録曲順を考慮したためにあえて記す。現在、英国盤オリジナル・アルバムは、全てCD化されている。したがって、CDの後半に収録の曲番は、A面の収録曲数にB面の曲順を足したものとなる。また、オリジナルリリースがCDの場合は、曲順のみ通し番号で記す。

なお、CD化に際し、ジョージ・マーティンによってミキシングが若干変更されている。そのため、雰囲気がアナログ版と若干異なっている。

英国盤公式オリジナル・アルバム

  1. プリーズ・プリーズ・ミー - Please Please Me1963
    • デビュー・アルバム。シングルで先行発売された4曲を除く10曲を、ほぼ1日でスタジオで生録音したもの 。作業時間は、正味6-7時間といわれている。
  2. ウィズ・ザ・ビートルズ - With The Beatles1963
    • ボーカルのダブルトラッキングも使いはじめているが、2トラック録音である。
  3. ハード・デイズ・ナイト - A Hard Day's Night1964
    • タイトル曲は、スターのふと漏らしたつぶやきから決定した映画の題名に合わせてレノンが作ったもの。それまでのカバー曲とオリジナル曲で構成されたアルバムとは異なり、初めて全曲オリジナルの構成で発表された。
  4. ビートルズ・フォー・セール - Beatles For Sale1964
    • 1964年クリスマス商戦に合わせてツアーの合間に作られたため、1・2枚目のアルバム同様、ビートルズのオリジナル曲にカバー曲を加えて短期間で録音された作品。メンバーが敬愛するバディ・ホリーチャック・ベリーのカバーも収められている。
  5. ヘルプ! - Help!1965
    • レコードではA面、CDでは前半が映画のサウンドトラックである。「悲しみはぶっとばせ」「イエスタデイ」では、セッション・ミュージシャンが起用されている。タイトル曲「ヘルプ!」は、映画のタイトルに合わせてレノンが作った曲である。
  6. ラバー・ソウル - Rubber Soul1965
    • このアルバムで初めてハリスンが持ち込んだインドの楽器シタールが、「ノルウェーの森」で演奏されている。レノンとマッカートニー双方の作品も質・数ともにバランスが取れはじめ、ハリスンも佳作を制作し始めた時期の作品。
  7. リボルバー - Revolver1966
    • この頃からスタジオ技術も駆使しはじめ、複雑化したサウンドが主流となって、スタジオで出す音を公演で再現することは不可能になった。本作品からの曲は披露されないまま、ビートルズは公演活動を終了した。
  8. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band1967
  9. ザ・ビートルズ - The Beatles1968
    • 通称『ホワイト・アルバム(WHITE ALBUM)』アップルレーベルの初アルバムで、オリジナル・アルバムでは唯一のダブル・アルバム(2枚組)。30曲が収録された作品で、曲調はバラードからギターの弾き語り調、ボードビルからハードロックミュージックコンクレート風まで幅広い。
  10. イエロー・サブマリン - Yellow Submarine1969
    • レコードではA面 (CDでは前半) のみがビートルズの作品。メンバーが当初制作に意欲的でなかったため、本作以前にシングルで発売された楽曲や、過去の録音作業におけるアウトテイクが収録された。レコードB面 (同じくCDでは後半) はジョージ・マーティン作曲・編曲による、オーケストラでのサウンドトラック (フィルモグラフィーなども参照のこと) 。
  11. アビイ・ロード - Abbey Road1969
    • 失敗に終わった企画『ゲット・バック・セッション』のアルバム(仮称"Get Back")制作後に録音された作品であるため、企画の詳細が明るみに出るまでは、本作がビートルズのラスト・アルバムとされてきた。しかし本アルバムが発売された後の1970年にも『ゲット・バック・セッション』が続けられ、その後同年3月から4月にわたってフィル・スペクターがアルバムを再制作し直したことが明らかになったため、名実ともに次作の『レット・イット・ビー』がビートルズのラスト・アルバムであることが判明した。『ゲット・バック・セッション』に失敗したこの時期、メンバーの関係は悪化していたがアルバムの完成度は極めて高く、特にアナログ盤B面に収録された、未完成曲を繋げたメドレーは秀逸作として非常に名高い。なお4人が並んで横断歩道を歩くジャケット写真は非常に有名である。
  12. レット・イット・ビー - Let It Be(1970年)

米国編集アルバム

1960年代当時の米国では楽曲の出版登録の関係によってアルバムには12曲までしか収録することができなかったため、これらの米国盤アルバムは、英国盤オリジナル・アルバムの収録曲を減らした上で、何枚かのアルバムからピックアップした曲にシングルのうちアルバム未収録、または別バージョンなどを加え、アルバムの数を水増ししたような形で発売された。楽曲のなかには英国よりも先にリリースされた作品もある。

このキャピトル・レコードのやり方にビートルズのメンバーは非常に怒っていたそうで、実際にジョン・レノンはキャピトルに対して怒りを見せ[2]ジョージ・ハリスンはグループ解散後のインタビューで「最悪の編集版だよ」と語っている。[3]ちなみにザ・ローリング・ストーンズは、ビートルズが仕方なく米国編集盤を出していたのとは逆に、米国編集盤という事を逆手にとった形で利用し、米国の「チェス・スタジオ」で録音した音源を積極的に収録したりするなど、ビートルズとは逆のアプローチをしている。ビートルズの音源については、日本独自の編集盤も含めて契約上、各国さまざまな収録曲目のアルバムやミックス違いのヴァージョンが、初期から中期にかけて顕著に発売された。後年CD化によって、米国編集盤『マジカル・ミステリー・ツアー』を除き、各国とも曲目・ヴァージョンは英国オリジナルのものに統一された。

米国編集盤も、2004年11月『ミート・ザ・ビートルズ』『ザ・ビートルズ・セカンド・アルバム』『サムシング・ニュー』『ビートルズ '65』の4枚の米国盤が、CDボックス・セット『ザ・ビートルズ '64 BOX』(『THE CAPITOL ALBUMS VOL. 1』)として発売。2005年には『ビートルズ VI』『ジ・アーリー・ビートルズ』『ヘルプ!(米国編集盤)』『ラバー・ソウル(米国編集盤)』の4枚が、『ザ・ビートルズ '65 BOX』(『THE CAPITOL ALBUMS VOL. 2』)として発売された。Vol.1・Vol.2とも、CD1枚にモノラル版とステレオ版が収録されている。

日本編集アルバム

米国を通じて、ビートルズの人気が紹介された日本では、デビュー・アルバムも米国盤に沿う形で製作された。しかし曲順は曲数の少ない米国盤とは異なり、14曲が選ばれた。3枚目のアルバム『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』から、曲順は英国仕様に準拠することになり、それ以前の曲でアルバム未収録だった曲をまとめた『ビートルズ No.5』を最後に日本独自の編集盤は作られなくなる。しかし、これらのアルバムは、1976年に日本でも初期のアルバムが英国オリジナルの仕様で発売されるようになってからも、何枚かの米国編集盤と共に「日本オリジナル」盤として品番を変えて発売され続けた。

また、1966年に、ビートルズの来日を記念して、日本独自のベスト・アルバム『THE BEST OF THE BEATLES』が企画され、曲目やジャケットも決定し試作盤も制作されたが実現には至らなかった。そのため東芝音楽工業は、日本ではオリジナルの曲目で発売されていなかったファースト・アルバム『Please Please Me』と、セカンド・アルバム『With the Beatles』をステレオ盤仕様で発売することでそれらを来日記念盤とした。

  • ビートルズ! - Meet The Beatles1964年
    • 日本での1stアルバム。ジャケットは米国盤のデザインを転用し、一部を変更している。曲順も日本独自のもの。モノラル盤のみ。
  • ビートルズ No.2! - The Beatles' Second Album1964年
    • 日本での2ndアルバム。詳細は前項に同じ。
  • ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! - A Hard Day's Night1964年
    • 日本での3rdアルバム。曲順は英国オリジナルと同一だが、ジャケットが映画の一場面の写真に変更されている。
  • ビートルズ '65 - Beatles For Sale1964年
    • 曲順もジャケットの仕様も英国オリジナルと同じになったが、「Beatles For Sale」という文字のデザインのみが異なる。さらに、アルバムの邦題は別内容の米国編集盤と重複している。
  • ビートルズ No.5! - Beatles No.51965年
    • 最後の日本編集盤。ジャケットは米国盤「Beatles '65」のデザインを転用し、一部を変更している。曲順も日本独自のもの。モノラル盤のみ。
  • ステレオ! これがビートルズ Vol.1 - Please Please Me1966年
  • ステレオ! これがビートルズ Vol.2 - With the Beatles1966年
    • 来日記念盤。日本では初めてステレオ仕様で初期の2枚が紹介された。ただし、ジャケットも曲順もオリジナルの仕様とは異なる。見開きジャケットで写真集つき。1976年にアルバムの仕様が英国オリジナル通りに戻されて再発された際に、邦題のみが帯のタイトル表示に残ることになった。

ベスト盤・編集盤

ライブ盤

オリジナル・アルバムCD化以降の作品

  • パスト・マスターズ Vol.1 - Past Masters Vol.1(1988年)
  • パスト・マスターズ Vol.2 - Past Masters Vol.2(1988年)
    • 英国オリジナル・アルバム未収録曲、レア・バージョンをまとめたシリーズ。CDアルバム未収録曲を補完する意味合いがある。同年に2作を1作品にまとめた『パスト・マスターズ』(英語: Past Masters Volumes 1 & 2)も発売された。
  • ザ・ビートルズ・ライヴ!! アット・ザ・BBC - The Beatles Live At The BBC(CD、アナログLPとも2枚組)(1994年、一時廃盤になっていたが2001年再発)
  • ザ・ビートルズ・アンソロジー1〜3 - The Beatles Anthology(それぞれ、CDは2枚組、アナログLPは3枚組)(1995年〜1996年)
  • イエロー・サブマリン 〜ソングトラック〜 - Yellow Submarine Songtrack(CD、LP)(1999年)
  • ザ・ビートルズ1 - The Beatles 1(2000年)
    • 「英・米のチャートで1位になった曲をまとめた」というコンセプトで作られたベスト・アルバム。全世界で約2500万枚の売り上げがあり、現在も売り上げを伸ばし続けている。
    • 赤盤、青盤と同様にデジタル・リマスタリングが施されているが、このアルバムの発売に際して新たにマスタリングし直したため、オリジナルCDや赤盤、青盤とも異なる音質・音量となっている。
    • 2015年にはジャイルズ・マーティンによって大幅なリミックスが施され、バンド初のミュージック・ビデオ集と合体させた形式で発売された[6][7]
  • レット・イット・ビー...ネイキッド - Let It Be...Naked(CDは2枚組、アナログ盤は30cmLPと17cmEPのセット)(2003年)
    • オリジナル・アルバム『レット・イット・ビー』から、フィル・スペクターによる編集やダビングを取り除き、未発表アルバム『ゲット・バック』での本来のテーマにそった形で再制作された作品。
  • ザ・ビートルズ '64 BOX - The Capitol Albums Vol.1(2004年)
  • ザ・ビートルズ '65 BOX - The Capitol Albums Vol.2(2005年)
  • LOVE - Love(2006年)
    • 21世紀に入って2作目となる最新作。元はビートルズの楽曲を元にしたシルク・ドゥ・ソレイユラスベガスでの常駐公演『LOVE』のために作られていたものであるが、正式にアルバム作品となることが確定。ビートルズにおいて初めて、リミックスを音質の調整ではなく作品の再構築の手段とした(一種のマッシュアップとも言える)アルバムとなる。通常盤(CD)とスペシャル・エディション(CD+DVD)が発売された。スペシャル・エディションDVDは、DVD-AudioとDVD music(映像を収録せず音声のみ収録のDVD-Video)のハイブリッドとなっており、ビートルズ作品初の映像を伴わない5.1chサラウンド音声での作品となった。
  • ザ・ビートルズ BOX - The Beatles Stereo Box(2009年)
    • 英国盤公式オリジナル・アルバム12作と米国編集盤『マジカル・ミステリー・ツアー』、これらのアルバムに収録されなかった楽曲が集めた編集盤『パスト・マスターズ』をコンパイルした作品。収録曲はいずれも2009年度改訂デジタル・マスターが使われている。
  • ザ・ビートルズ MONO BOX - The Beatles in Mono(2009年)
    • 『プリーズ・プリーズ・ミー』から『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』までの英国盤公式オリジナル・アルバム8作品と米国編集盤『マジカル・ミステリー・ツアー』、これらのアルバムに収録されなかった楽曲及び未発表となっていたモノラル・ミックスを集めた編集盤『モノ・マスターズ』をコンパイルした作品で、『ザ・ビートルズ BOX』のモノラル・バージョンにあたる。
  • オン・エア〜ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2 - On Air – Live at the BBC Volume 2(2013年)
    • BBCによる初期のライブ音源の第2弾。
  • THE U.S. BOX - The U.S. Albums(2013年)
    • 「キャピトルボックス」に未収録だった『ハード・デイズ・ナイト』『ザ・ビートルズ・ストーリー』『イエスタデイ・アンド・トゥデイ』『リボルバー』『ヘイ・ジュード』が初収録された。ただし、音源は2009年のステレオとモノのマスターに変更されている。後にバラ売りされたが『ザ・ビートルズ・ストーリー』のみバラ売りされなかった。
  • The Beatles Bootleg Recordings 1963(2013年)
    • iTunesのみで発売された。1963年のスタジオ・アウトテイクとBBCライヴ・レコーディング音源で構成されている。
  • ミート・ザ・ビートルズ <JAPAN BOX> - The Japan Box(2014年)
    • 『ビートルズ!』『ビートルズNo.2!』『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』『ビートルズNo.5!』『ヘルプ!4人はアイドル』を紙ジャケと発売当時の帯を復刻したボックス。ただし、音源は2009年のステレオとモノのマスターに変更されている。
  • クリスマス・レコード・ボックス(2017年)
    • ファンクラブ限定で配布されたソノシートを、アートワークを再現した上で7枚のカラー・シングル・レコードとして復刻させた作品[8]

英国で発表されたが、未CD化のままの作品

  • オールディーズ - A Collection Of Beatles' Oldies(1966年)
    • 1966年はオリジナル・アルバムが8月の『リボルバー』のみで、クリスマス商戦の時期にオリジナル・アルバムが作られなかったため用意されたベスト・アルバム。1963年から1966年にかけてのシングル曲・代表曲に加えて、当時英国で未発表だった「バッド・ボーイ」を収録。
  • From Then To You(1970年)
    • オフィシャル・ファン・クラブ会員のために1963年以降クリスマス用に配布された7インチEPを全作収録したLP。1970年はバンドが解散したためこのアルバムが制作・配布された。米国のファン・クラブでは別デザインのカバーで、タイトルも「The Beatles' Christmas Album」とされた。長く本作のアセテート盤海賊盤が出回っていたが、2017年に『クリスマス・レコード・ボックス』として音源のリマスターが施された[8]

発売がアナウンスされながら未発表となっている作品

  • ゲット・バック - Get Back(1969年、1970年)
    • ゲット・バック・セッションの音源を元に製作された、『レット・イット・ビー』の前身ともいえるアルバム。プロデューサーはグリン・ジョンズ。このプロジェクトの発端がコンサート活動の再開〜TVコンサートであったため、映像関係に太いパイプのあった同氏が選ばれた。このためデビュー以来のプロデューサーであるジョージ・マーティンへは相談もなく、彼もまた『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』制作時の混乱から嫌気をさし、一部の撮影や録音に干渉してはいるものの、先行シングルの『ゲット・バック c/w ドント・レット・ミー・ダウン』とシングル・バージョンの「レット・イット・ビー」を除き、プロデューサーとしてはノータッチである。制作過程によって2種類のバージョンがあり、選曲と曲順が異なっている。
    • 「原点に帰れ」のコンセプトから、オーバー・ダブを極力排し、シンプルでストレートなアレンジを鉄則として定め、ジャケットの表記タイトルは『プリーズ・プリーズ・ミー』のそれをもじって「Get Back with Don't Let Me Down and 13 other Songs」と命名、ジャケット写真も『プリーズ・プリーズ・ミー』の時と同じ場所、同じようなポーズ、同じカメラマンで撮影が行われた[9](後にこのアルバムの別テイクが『ザ・ビートルズ1967年〜1970年』で使われた)。
    • 先にマスター・アップしたバージョン(1969年5月28日制作)が却下されたため、グリン・ジョンズは1970年1月5日に再度編集を試みたもののこちらも却下された[10]。その後、マザー・テープがフィル・スペクターに託され、リプロデュースの末に『レット・イット・ビー』となった。
    • 2021年に発売された『レット・イット・ビー (スペシャル・エディション)』のスーパー・デラックス・エディションおよびデジタル配信版に『ゲット・バック』のステレオLPミックスが収録された[11]
  • セッションズ - Sessions(1985年)
    • 音質がよくジャケットも本物かと見紛うような海賊版が横行することに頭を痛めていたEMIが企画した、未発表音源収録物。既発表曲のデモや別バージョン、ファンクラブ用ソノシートの収録曲、また完全な未発表曲などで構成されている。マスターテープとアルバムカバーが完成した段階で、なぜか某メンバー(明らかにされていない)から異議が出たため、文字通りお蔵入りしてしまう。後にボリュームアップして形を変え、『ザ・ビートルズ・アンソロジー』へと昇華した。音源とジャケットデザインが流出し数多くの海賊盤が出回り、1990年代には『ウルトラ・レア・トラックス』らと共にレンタル店で扱われていた。

非パーロフォン・セッション

EMI(傘下のパーロフォンレーベル)との契約以前のレコーディング曲を収録

フィルモグラフィー

主演作品

ドキュメンタリー風のアイドル映画。次作と共にカンヌ国際映画祭グランプリ受賞監督リチャード・レスターの初期の傑作としても知られる。
前作と同じくレスター作品。リンゴが中心となる映画で、前作とは違い完全フィクション映画である。
制作・脚本などすべてビートルズが自主制作したTV映画(監督は「リチャード・スターキー MBE」)。サイケ色の強いロードムービー
アニメーション作品。声を当てているのは声優だが、メンバーもラストで映像出演している。
アルバム制作過程を追ったドキュメンタリー。ポールはこれを利用して再びライヴ活動をしたかったようだが、皮肉にもバンド崩壊の様子を後世に伝える作品となってしまった。上記4作品はDVD化されているが、当作品のみ未発売である。
リバプール時代から1966年のライブ活動休止までのライブ活動を中心に扱ったドキュメンタリー。監督はロン・ハワード

ドキュメンタリー・映像作品 (アップル製作のみ)

その他

  • THE BEATLES/シェアスタジアム(1966年)
    • 1965年8月16日のシェイ・スタジアム公演を収録したドキュメンタリー。1978年にビデオ・ソフトが発売されたが、現在はカタログから削除されている。
  • ビートルズ・ライヴ - Ready Steady Go! Special Edition THe Beatles Live!(1985年)
    • 1964年のテレビ・スペシャル「Around The Beatles」の抜粋。未DVD化。
  • ビートルズ・スペシャル - Ready Steady Go!(1987年)
    • 英国のテレビ番組『Ready Steady Go!』出演時の映像集。日本のみの発売。未DVD化。
  • メイキング・オブ・ア・ハード・デイズ・ナイト - The Making Of A Hard Day's Night(1995年)
    • 映画「ア・ハード・デイズ・ナイト」製作ドキュメンタリー。進行役はフィル・コリンズ。映画未収録の「You Can't Do That」を初公開。
  • エド・サリヴァン presents ザ・ビートルズ ノーカット完全版 - The Four Historic Ed Sullivan Shows featuring The Beatles(2003年)
    • 1964年、1965年のエド・サリヴァン・ショー出演時のDVD2枚組。ライヴ演奏した放送回のすべてが収録されている。

書籍

  • ザ・ビートルズ・アンソロジー - The Beatles Anthology (2000年、リットーミュージック。ISBN 4845605228
    • アンソロジー・プロジェクトの書籍版で、唯一の公式な自伝といえる作品。各年代のメンバーの発言を中心に、貴重な未発表写真などを加え編集されている。無名時代から絶頂期、解散に至るまでの経緯がメンバー自身の言葉で語られている。

追記

メンバーのソロ作品として発表された作品のうち、ビートルズ時代にデモが作られたり、ビートルズとしては未発表となった主なもの。

ジョン・レノン

  • 「チャイルド・オブ・ネイチャー」
    • ジェラス・ガイ」(『イマジン』収録)の原曲。インド滞在中に作曲され、『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』のレコーディングセッションおよび「ゲット・バック・セッション」でも演奏されている。
  • イマジン」(アルバム『イマジン』収録)
  • 真実が欲しい」(『イマジン』収録)
    • 1969年のビートルズのゲット・バック・セッションでジョンとポールが演奏を試みている。
  • コールド・ターキー」(ジョン・レノンのシングル)
    • リンゴ・スターが作品に参加している。

ポール・マッカートニー

ジョージ・ハリスン

リンゴ・スター

脚注

出典

  1. ^ Beatles | full Official Chart History”. Official Charts Company. 2020年11月8日閲覧。
  2. ^ デヴィッド・プリチャード/アラン・ライソート 『ビートルズ オーラル・ヒストリー』 加藤律子訳、シンコー・ミュージック、1999年、220頁。
  3. ^ マイク・エバンス編著、斉藤早苗監修 『ビートルズ世界証言集』 恩蔵茂・中山啓子訳、ポプラ社、2006年、p.446
  4. ^ ザ・ビートルズ『ライブ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』9月9日世界同時発売決定!』(プレスリリース)ユニバーサルミュージック合同会社、2016年7月20日https://www.universal-music.co.jp/the-beatles/news/2016-07-20_release/2019年10月20日閲覧 
  5. ^ “ビートルズ、ハリウッド・ボウルでのライヴ・アルバムを公式作品として9/9に発売することを発表”. NME Japan (ニュー・ミュージカル・エクスプレス). (2016年7月20日). https://nme-jp.com/news/23509/ 2019年10月20日閲覧。 
  6. ^ “「ザ・ビートルズ1」27曲がレストア映像付き最新ミックスでBD化。映像50本の「1+」も”. AV Watch (株式会社インプレス). (2015年9月16日). https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/721459.html 2018年10月20日閲覧。 
  7. ^ “ビートルズ初「ベスト&MV集」11・6世界一斉発売 50年を経て4Kで蘇る”. ORICON NEWS (オリコン). (2015年9月15日). https://www.oricon.co.jp/news/2059205/full/ 2019年10月20日閲覧。 
  8. ^ a b “ビートルズ、クリスマス・ボックスなど12/15に発売される3つのリリースが発表に”. NME Japan (ニュー・ミュージカル・エクスプレス). (2017年11月2日). https://nme-jp.com/news/45789/ 2019年10月20日閲覧。 
  9. ^ Spizer 2003, p. 162.
  10. ^ Lewisohn 1998, p. 196.
  11. ^ “ビートルズ、アルバム 『レット・イット・ビー』がスペシャル・エディションで発売決定”. NME Japan (BandLab UK Limited). (2021年8月26日). https://nme-jp.com/news/106391/ 2021年10月30日閲覧。 

参考文献

  • Lewisohn, Mark (1988). The Beatles Recording Sessions. New York: Harmony Books. ISBN 0-517-57066-1 
  • Spizer, Bruce (2003). The Beatles on Apple Records. New Orleans, LA: 498 Productions. ISBN 0-9662649-4-0 

外部リンク