5月、ガンは続編の登場人物は第1作より少なくなると述べ、また脚本にマンティスとアダム・ウォーロック(英語版)を登場させるつもりだとした[37][38]。ガンがマンティス役に思い描いていた俳優との交渉が始まり[39]、その後映画が「せわしなくなり過ぎる」("getting too busy") ことから、ガンはウォーロックの登場を取り止めた上で、「『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で大事なことのひとつは、キャラクターの枝葉を加えないこと、話を大きくしないでキャラクターの深部に迫ること……[中略]そして彼らをより感情的に知ること……[中略]自分にとってスーパーヒーロー・コミック原作の映画は、全てが無秩序で正気でないように思えるんです」と説明した[38]:a。加えてガンは、「彼[アダム・ウォーロック]と共にやった版が大好きだ。アダム・ウォーロックを入れて、本当に創造的でユニークなものを作れたと思っている。それでもたった1人であれ多過ぎで、マンティスを失いたくはなかったし、どうやってもマンティスの方が、より自然に映画の一部分になっていた」と述べた[37]。彼はウォーロックが将来的にシリーズ作品に登場する可能性は認め、マーベル・シネマティック・ユニバースのコズミック・サイドで「とても重要な立場」("a pretty important part") を占めるとの見通しを示した[37][40]。将来的な登場については、完成した第2作のミッド・クレジットでも仄めかされた[41]。ウォーロックの存在を仄めかしたことについてガンは、マーベル側からファンが『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ならびにその続編でのウォーロック登場を待ち望んでいるようだと伝えられ、このシーンやガン自身のSNSを通じて、ウォーロックはこの2作に登場しないことを明確に伝えるためだったのだと述べている[42]。
脚本執筆
続編製作の一報が伝えられた後、ガンは「自分が[続編で]どこに行きたいのか多くを」("a lot of where I want to go [in the sequel]") 知っていると述べ[43]、第1作の製作中に、次回作以降で造型を深めるつもりで、クイルとその父親の生い立ち、またクイルとヨンドゥとの歴史を書いていたとした[44]。ガンは続編について第1作とは異なる構成にしたがったが、この理由について「みんなが『ガーディアンズ』を好きになった理由のひとつは、映画が新鮮で違ったものだったからで、第2作も前作より新鮮で違ったものになるだろう」と述べた[45]。ガンは脚本執筆前に、ドラックス、ネビュラ、クラグリン、コレクター[注釈 5]について深く掘り下げたいとし、更にザンダー人(英語版)、クリー、クリロア人(英語版)、ラヴェジャーズの文化について話を広げたいともした[43][48]。彼は続編で女性キャラクターをもっと登場させたいとしたが、ノヴァ軍(英語版)のリチャード・ライダー(英語版)やサム・アレグザンダー(英語版)、キャロル・ダンバースなど「地球人」("earthlings") の登場を取り止め[49]、その理由について「クイルが唯一の地球人であることが重要だと思っているので、今すぐノヴァを登場させたくない。少数のノヴァファンだけでなく、映画を観に行く観客全員にとってためになると思う」と述べている[50]。
製作を務めたファイギはクイルの父親探しが「確実にガーディアンズの次の冒険の一部分になるだろう」と述べ、「第1作の終盤に種を蒔いておいたので、そうする理由があるはずだ」と付け加えた[51]。ガンは、ヨンドゥとクイルやその父との関係について、「ヨンドゥの存在に意味がある」("Yondu's place in everything made sense") のを確かにしたいと述べたほか、クイルの父親はコミック通りのジェイソン(英語版)ではないとした[52]。ガンはマーベル側がエゴ(英語版)の登場よりもベイビー・グルート登場の方に乗り気なのか確信が持てなかったが、その理由として「大人のグルートは第1作で1番人気だったキャラクターで、[マーベルが前作の]良い点を危険に晒したがるとは思えなかった」ことを挙げた[53][54]。しかしながら、グルートの設定を変化させることで、ガンは「映画の流れが良くなった」(it "opened the film up") のを感じ、「他の登場人物の新たな一面」("new aspects of our other characters") を引き出せるようにもなったとした[54]。サノスの登場についてガンは、「自分たちの物語を助けてくれるなら[登場するだろうし]、そうでなければ一切登場しないだろう。サノスは『ガーディアンズ2』ではとても重要というわけでない、これは確かなことだ。[第2作には]ガーディアンズ自身と彼らが向き合う新たな脅威があって、その脅威はサノスではない」とした[52]。後にファイギはサノスが登場しないことを認め、「より壮大な」("grander") 復活のために取っておかれたのだとした[55][56]。マーベル・シネマティック・ユニバースのフェイズ3に属する他の映画と今作はどのくらい関係しているのか問われたガンは、「[フェイズ3の映画に]借りがある気は全く無い。[第2作は]本当にガーディアンズと彼らが何をしているかという話だけだと思っている」と述べた[57]。
ガンは第2作の設定を前作の2〜3ヶ月後に設定したが[40][58]、これは「グループを脆いエゴの塊だと感じていて、数年後を舞台にしてこの物語を始められるとは思わなかったため」だと明かした[40]。第2作では、ソヴリンやベアハート、コントラクシアなど主要な惑星が登場する。ファイギは他にも2、3の世界が登場するとし、「地球も少しだけこの映画に登場するが、登場人物たちが地球に行くということではない」とした[59][60]。2014年12月、ガンは第2作の脚本を執筆中だと発表し、「常に変わり続けているが、とても強固な[内容の脚本]だと感じている。とてもわくわくする」と述べた[61]。2015年2月初めまでに、ガンはマーベルへ映画のフル・ストーリーを提出する〆切が数週間後に迫っていることを明かし、最初に続編のアイデアを示した際、マーベル側に「リスキー」("risky") だと判断されたと述べた。また、第2作はコミックに「全く基づいていない」("not really based on anything") 完全なオリジナルストーリーが主軸だとした[62][63]。ガンは後に一連の場面構成を「スクリプトメント」("scriptment") と呼び、「脚本と場面構成が一緒になった70ページのもので、映画の全てのリズムがここに詰まっている」と述べた[38]:b。4月までに、彼は脚本を書き始める準備を行い[62]、2015年6月に『サラリーマン・バトル・ロワイアル(英語版)』の製作に取り掛かる前に脚本を完成させたいとの見通しを明かした[39]。
プリ・プロダクション
2016年のサンディエゴ・コミコンで、この作品を宣伝するジェームズ・ガン
2015年6月2日、ガンは自身のソーシャルメディアで脚本の第1稿を書き上げたことを発表し、映画のタイトルは単に『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー2』"Guardians of the Galaxy 2" にはならないだろうと述べた[64]。同じ週にはガンから、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、ブラッドリー・クーパーがそれぞれガモーラ、ドラックス、ロケット役で再登場することが発表された[38]。6月終わり頃、ガンは正式タイトルが "Guardians of the Galaxy Vol. 2" に決まったと発表し[65]、「Vol.2 のために沢山の題名を考えた。それでもそもそも『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』自体の語数が多いので、この後ろに単語を塊にしてくっつけるのは変な感じがした。"Vol.2" が1番好きで、脚本の表紙にもそう書いたのだけど——幸運なことに、[マーベル]もこれを気に入ってくれた」と述べた[66]。
小道具担当のラッセル・ボビット (Russell Bobbitt) は、第1作で使われたカセットデッキを見つけるのに苦労を強いられ、更に第2作のために探し出してきたソニーのウォークマンのヘッドセットはいずれも壊れてしまっていた。ソニーにも撮影に使えるヘッドセットの在庫は無く、ボビットがeBayで1,800ドルをかけて入手した3セットは、いずれもモデルが合わなかった。ボビットは結局、部品をかき集めて6個のヘッドセットを製作した。彼は他にも、取り外しできるカートリッジ付きのスター・ロードのブラスターを2組、ラヴェジャーズ用の「スチームパンク的な見た目の武器やベルト」("steampunk-looking weapons and belts") も製作した[82]。ボビットはラヴェジャーズのために4種の武器をデザインし、ひとつの武器に対して15〜20パターンを作って演じる俳優たちに持たせたと述べた(1シーン辺り最大85〜95人のラヴェジャーズが登場する可能性がある)。ラヴェジャーズのベルトは、既製品のベルトではなく、小道具チームが革を切り出して作ったもので、更に「独特の芸術作品」("a unique piece of art") にするため、ラジオや携帯電話などの電子機器が糊付けされ、ひとつひとつ違う出来映えとなった。小道具チームはシーンのために食用の小物も製作した。例えばカメムシ風の虫を象った小物はブラック・ハニーが注入されたチョコレート製で、「噛み砕けば口中に蜂蜜が広がる」("when he bit down the honey poured out of his mouth") ようになっており、「ヤロウの根」("yarrow root") は花粉の拡大写真を元にデザインされ、乳製品無添加のホワイトチョコレートで作られた[83]。
主要撮影は同年2月17日に始まり[89]、マーベルはこれに合わせてカート・ラッセルの参加を認め、更にエリザベス・デビッキとクリス・サリヴァン(英語版)の出演も発表した(3人の役名は公表されなかった)[89]。第2作はパインウッド・アトランタの全18ステージを使用して撮影され、第1作よりもステージが1つ増設される形になった。ガンは続編には前作よりも多くのセットが必要だとし、「映画の多くをCGIで作っているのに、僕らのセットはとても大きい。CGI要素とバランスを取るために、実際のセットを出来るだけ多く用意して、出来る限り現実の空間を作りたい」と述べた[90]。セットは多くなったが、ガンは続編に登場するロケーションは前作より少なく、代わりに登場する場所をより具体的に描くことにしたと述べた。第2作のために建てられたセットは、ソヴリンの惑星用に複数(チェンバリスは「1930年代のアール・デコ風美的感覚に1950年代のパルプフィクションをいくつか」("1950s pulp fiction variation on 1930s art deco design aesthetic") 使用した)、作中登場したラヴェジャーズの母艦「エクレクター」(the "Eclector"、船内を360度見渡せたり、セクションを動かして違う区画を撮影できるように複数のセクションに分けて建設された)、「快楽の惑星」("pleasure planet") コントラクシアの酒場兼娼館「アイアン・ロータス」(the Iron Lotus) などであった[83]。チェンバリスはアイアン・ロータスについて、「古い宇宙船が打ち捨てられ、もう使われない工業製品が沢山放っておかれているガラクタ置き場」から寄せ集めて作られたような雰囲気を求め、「ある種独創的なネオンジャングルで、氷と雪に覆われている」ような造型を作り上げた[注釈 6]。他の宇宙船の内装も組み立てられたが、これは俳優たちがブルーバック撮影する分量を減らすためであった[83]。またここでいう宇宙船の中には、第1作用に作られてロンドンで保管されていたクイルの宇宙船のコックピットも含まれている(第2作撮影のためアトランタに移された)[91]。
第2作は、8K解像度カメラのレッド・ウェポン8K (Red Weapon 8K) で撮影された初の映画となった[92]。ブレアムはマーベルの他作品でも使われた実績のあるAlexa 65(英語版)は使いたがらず、その理由として「とても大きくて重いカメラ」("very big and heavy camera") だったことを挙げた[91]。ブレアムはAlexa 65と同等の映像が撮影できるカメラを追求し、複数の機種をテストした。その後ブレアムは、『ターザン:REBORN』で好感触を得ていたレッド社の社員と会い、ウェポン8Kの初期プロトタイプを提示された。ブレアムとガン、マーベルは、まだ1機のプロトタイプしかなかった状況でありながら、2015年9月にこのカメラを使うことを決め、3ヶ月をかけてレッド社側と撮影に向けた話し合いを重ねた[91]。ロケットとヨンドゥがラヴェジャーズの攻撃から逃走するシークエンスのために、1分間に2,000フレームまで撮影できるハイスピードカメラ・ファントム・カメラ(英語版)が用いられ、1回でスローモーションからハイスピードまで自由自在に変えられる素材が撮影できるようになった。このカメラを用いた撮影は、1カットごと慎重に準備され、また振付も行われた[93]。追加シーンはIMAXとそれに合わせたアスペクト比でも撮影された[40]。ブレアムは映画のほぼ85%を、自身が開発に貢献したスタビライザー・Stabileyeを用いて撮影したが、彼はこの「手持ちドリー」("a handheld dolly")について「カメラの動線の自発性が群を抜いていて、この映画にぴったりだった」 と述べた[91]:a。宇宙船のコックピットを撮影するために、ブレアムは実際のセットをビデオパネルやその他の光源でぐるりと囲み、船外の環境がどうであれ、現実的な照明が当てられるように工夫した[91]。宇宙船の外装はテクノクレーン(英語版)に取り付けられたカメラで撮影されたが、コックピット内の映像は全て「とても小さくて俳優の隣にも入り込める」Stabileyeを用いて撮影された[91]:b。
2016年のサンディエゴ・コミコンにて、ラッセルとデビッキはそれぞれ、クイルの父エゴ(英語版)とアイーシャ(英語版)を演じることが明らかになった[100]。シルヴェスター・スタローンの出演も発表され[100]、彼の役はスタカー・オゴルド(英語版)であることが分かった[101]。ガンはラヴェジャーズを演じる俳優を複数紹介し、今作ではラヴェジャーズがより大きな存在になると述べた[102]。ラッセルがクイルの父・エゴだと発表する際、ガンは「みんなが次第に正解に近付いていたので[中略]自分で手綱を引いた方がいいだろうと」感じたという[103]。ガンはまた、この発表で観客の注目点が、誰がクイルの父を演じるのかという疑問から「登場人物同士の物語や関係性」("the story and the relationship that these characters have") に移るだろうとも考えていた[103]。2016年8月、ガンは作品にポスト・クレジット・シーンがあることを認め[58]、その後ミッド・クレジット4つとポスト・クレジット1つの合わせて5シーンになると述べた[104][105]。これに加え、ラヴェジャーズのジェフが船内で「致命的な傷を負って」見つかる6番目のシーンもガンは検討していたが、「少し分かりにくい結果に終わって」しまったという[106]。
作品の視覚効果は、フレームストア、WETAデジタル、トリクスター (Trixter)、Method Studios、アニマル・ロジック、スキャンラインVFX、ロラVFX (Lola VFX)、ルマ (Luma)、カンティーナ・クリエイティヴ (Cantina Creative) の各社が担当した[116]。事前映像化はザ・サード・フロアー (The Third Floor) が担当した[117]。フレームストアは620ショット、WETAデジタルは530ショット、Method Studiosは500以上、アニマル・ロジックは147ショットを製作した[97]。フレームストアは前作に引き続きロケットとグルートを担当し[97][118]、ロケットの映像製作にはMethod Studios、WETAデジタル、トリクスターの各社も参加した。フレームストアは、第2作に向けてロケットの映像を「徹底的に」("from the ground up") 作り直し、毛皮の動きをアップデートしたり、顔の形や音素を新しくしたほか、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年)でナーラック (Gnarlack) のために作られたものを元に、眼のパーツが新しく作り直された[97]。トリクスターはロケットがラヴェジャーズの罠にかかるシーンのほか、ロケット・ヨンドゥ・クラグリンがエゴの星へ向けてジャンプを繰り返すシーンを追加で担当した[97]。フレームストアはクリーチャーや宇宙船も担当したほか[97]、アイーシャのねぐら、宇宙戦、ラヴェジャーズの母艦エクレクターのシーン、ポスト・クレジットに登場した思春期のグルートなどを製作した[119]。
フレームストアは映画のオープニング・シークエンスも担当した[97]。シングル・ショットのように見えながら、実際には11の異なるVFXが組み合わさって出来ている。ガンはこのシークエンスで、ベイビー・グルートの踊りの参考映像に協力した[117]。フレームストアのアニメーション・スーパーバイザー、アースランド・エルヴァー (Arsland Elver) は、オープニングシークエンスの大半がCGIやデジタル・ダブルで作られており、実際に撮影されたのはクイルがベイビー・グルートの近くに落ちるシーン、ガモーラがベイビー・グルートと話すシーン、ドラックスがベイビー・グルートの後ろに転がるシーンの3つのみだと明かした[119]。第1作同様に、サロフスキー (Sarofsky) がオープニングのタイポグラフィを製作し、調和のために前作と同じスタイルを用い、「今回は色あせた金色と鮮やかなブルー・ネオン」("this time in rusty gold and glowing blue neon") で彩った[119]。エグゼクティヴ・クリエイティヴ・ディレクターのエリン・サロフスキー (Erin Sarofsky) は、フレームストアによって洗練されたシークエンスにクレジットを配置することの難しさを語った。サロフスキーは「少数のキャラクターががスクリーンにホログラム投影されて静止している」("a little hovering character that projected a hologram up on the screen") ものなど、複数のクレジット映像を製作したが、ガンはシークエンスにその他のキャラクターを登場させたがらなかった[119]。このため、代わりによりシンプルな2D版が採用されることになった。サロフスキーはエンド・クレジットも担当し、会社初の試みとして、アルバムをスキャンして年月が経った質感や擦り傷のデータを取ることで、エクセプショナル・マインズ(英語版)社が実際に製作したクレジットと、古いミュージック・アルバムに触発されたデザインを融合させることに成功した[119]。
クイルの「最強ミックス Vol. 2」("Awesome Mix Vol. 2") 収録曲について、ガンは2014年8月までに「いくつかのアイデアが上がったが、どれも確かなものではない」("some ideas listed, but nothing for sure")と述べた[45][注釈 9]。ガンは前作のサウンドトラックが好評を得たために「少しプレッシャーを」感じていたが、「第2作のサウンドトラックはもっと良くなると思う」とコメントした[126]。ガンは2015年6月までに選曲を終えて脚本内に曲を組み込んだ上で[38]、「最強ミックス Vol. 2」は第1弾より「多様に」("more diverse") なり、「本当に物凄く有名な曲と、誰も聞いたことのないような曲」("some really incredibly famous songs and then some songs that people have never heard") が入り混じると述べた[127]。タイラー・ベイツは2015年8月までに、前作から続投して映画音楽を担当すると認めた[128]。完成した作品に音楽を付けるのとは逆に、ベイツは第1作同様撮影に先立って数曲を書き下ろし、ガンはこの曲を用いながら撮影を行った[74]。映画音楽スコアの収録は、2017年1月にアビー・ロード・スタジオで行われた[129]。
「最強ミックス Vol.2」こと"Guardians of the Galaxy Vol. 2: Awesome Mix Volume 2" は、ベイツによるスコアを収録したサウンドトラックと合わせて、2017年4月21日に発売された[130][131]。カセットテープ版の「最強ミックス Vol.2」は2017年6月23日に発売され、2017年8月11日には、「最強ミックス Vol.2」ならびにベイツのスコアをビニルLPにしたデラックス版も発売された[132]。「最強ミックス Vol.2」は、日本では『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス オーサム・ミックス VOL.2(オリジナル・サウンドトラック)』と銘打たれ、前作に登場した「最強ミックス Vol.1」(訳題は『オーサム・ミックス VOL.1』として発売)と共に、ユニバーサルミュージックから2017年5月12日に発売された[133][134]。
ダウンロード版は、マーベル・スタジオの映画として、ダウンロード数・第1週の売り上げ共に最高の結果を叩き出した[186]。第1週の物理的売り上げは、NPDビデオスキャン(英語版)のデータによれば、ホームメディア・リリース第1位で、「他のトップ10作品合計のほぼ3倍」("nearly three times as many discs as the rest of the top 10 sellers combined") に匹敵する売り上げとなった[187]。Blu-ray版が全体の83%を占め、また10%はUltra HD Blu-ray版だった[188]。販売第2週にもホームメディア・リリース第1位を獲得した[187]。イギリスでも売り上げトップに躍り出て、その枚数はトップ40にランクインした他の映画の売り上げ件数合計よりも多かった[189]。日本では2017年9月6日にBlu-ray Disc&DVD (Movie NEX) 版が発売された[182]。
『バラエティ』のオーウェン・グレイバーマンは、映画について「贅沢かつ気の利いた続編で、[前作と]同じ、親しみの持てる巧みな輝きが込められて」おり、「良い点が詰め込まれすぎるくらいになる運命なのだ」と述べた[210]。彼は「今回はただ、[ガンが]我々を楽しませるためにどれだけ熱心に働いたか感じることができただろう。もしかしたら少し働き過ぎだったかもしれない」と警句を発した[210]。『ローリング・ストーン』のピーター・トラヴァースは映画を「突風」(a "blast") と評して4つ星中3つ星を与え、映画のトーンや面白み、サウンドトラック、登場人物を絶賛した。トラヴァースは、『Vol.2 は前作のサブリミナル広告的な驚きに打ち勝つことはできないだろう。それをやれるのは1回だけだ。しかしながら嬉しいことに、CGIの多用や続編としての巧妙さを兼ね備え、第2作は傑出した愚行への愛を失ってはいなかった」と述べた[211]。『シカゴ・サンタイムズ』のリチャード・ローパーもこの映画に3つ星を与え、「必ずしも楽しさいっぱいだったり、クレバーだったり、前作同様に新鮮というわけではない——ただし、それでも明るくて輝いていてかぐわしい活気は兼ね備えている」と述べた[212]。ローパーは更に、「[この映画の]馬鹿馬鹿しさと辛辣さ全てを考えても、ガーディアンズは、登場人物が深刻な躓きに苦しむ時や、真面目になって他人を助けるために危険を冒す時に、あなたの喉を詰まらせるのだ」と述べ、キャスト、特にルーカーの演技を絶賛した上で、彼について「映画で1番素晴らしい役のひとつ」("one of the best roles in the movie") と述べた[212]。『RogerEbert.com(英語版)』に寄稿したブライアン・タレリコ (Brian Tallerico) は4つ星中3つ星を付け、作品は「完全に楽しめる夏のブロックバスター作品」("a thoroughly enjoyable summer blockbuster") と述べ、「第1作にあった多くの欠点を[避け]、複数の点で際立って良くなっていた。楽しくクレバーで、夏の映画シーズンに向けた素晴らしいキックオフだ」と評した[213]。
映画に4つ星中3つ星を与えた『ニューヨーク・ポスト』のサラ・スチュワートは、映画は詰め込みすぎではあるが、「少なくとも上等な陽気さが詰め込まれて」おり、「[ガンの]陽気なアプローチはこの問題を驚くほど些細なものにしている」と述べた[214]。また映画のトーンや作品を盛り上げる1980年代への言及を褒め、第2作は「陰気なスーパーヒーローへの解毒剤」(an "antidote to somber superheroes") だと述べた[214]。『ワシントン・ポスト』のマイケル・オサリヴァンは4つ星をつけ、第1作と比べて「より楽しく粋で、余計感動的」("funnier, nuttier, and more touching") だと賞賛した。オサリヴァンは、第1作を繰り返すのではなく更に増強することで、ありがちな続編の問題を避けたように感じたとし、全編にわたる「目も眩むような」("dazzling") 視覚効果と音楽の使い方を特筆した上で、作品については「夏がそこに来た、そして結局悪くはないさと示す、タップを踏みたくなるようで目を剥くほどのお知らせだ」と述べた[215]。CNN.comのブライアン・ロウリーは、映画の中盤とその悪役を批判したが、映画は力強い始まりと終わり、更に「気さくなエネルギー」("good-natured energy") を兼ね備えており、マーベル発の他の続編より良作と感じたことを明かした[216]。また「勇敢に仕事を終わらせるというより、ここからそこへの旅が多少支離滅裂で汚れ仕事であったとしても、究極のところ中心的な5人と充分に分かち合っている」のがこの映画だと述べた[216]。『ザ・アトランティック』のクリストファー・オーは、第1作ほど期待に添う物ではなかったと感じ、その理由について前作より重いテーマと、ラッセルが「酷いミスキャスト」("badly miscast") と感じたことを挙げたが、それ以外のキャストやサウンドトラック、ユーモアは好意的な批評を与えるに値するとした[217]。
『ハリウッド・レポーター』のトッド・マッカーシーは、第2作について「2度目のローラーコースター搭乗で、1度目は本当に興奮したが、今ではあそこも行ったしあれもやったなと感じる」と述べた[218]。『ロサンゼルス・タイムズ』のケネス・タラン(英語版)はサウンドトラックとキャスト陣、特にラッセルに好評価をしながら、ガンは第1作の魅力を思い出すのに大変苦労しており、視覚効果やアクションの増加にはうんざりしたと述べた[219]。タランは、「続編を受け入れられるようにするには充分なほど、最初の『ガーディアンズ』を思い出させる要素が詰め込まれているが、続編そのものというより、標準的なマーベル作品のひとつという感じがする」と結論付けた[219]。『ニューヨーク・タイムズ』のマノーラ・ダーギス(英語版)は、映画について「確かに魅力を持っているが、その大半は物語的というより視覚的だ」と述べた[220]。またガンについても大変骨の折れる仕事をしており、ラッセルを据えて作品をより真剣なものにしようという意図で多くの要素が散りばめられており、これらがより必要とされている「自然なゆるみ」("unforced looseness") と釣り合いを取っているとした[220]。『ザ・ニューヨーカー』のアンソニー・レーンは、エゴの登場で、映画が「バックストーリーの呪い」("the curse of the backstory") に苦しみだし、エゴの本当の望みが明らかになったところで、「この映画のポイントである、馬鹿馬鹿しさと元気が協働して話を進めていくという特徴が、段々動かなくなっていった」と指摘した[221]。最終的にレーンは、「Vol.3 で、宇宙一高額なグループセラピーに嵌まり込むのではなく、オリジナルの活気を取り戻すことに期待しようじゃないか」とまとめた[221]。
2014年11月、ガンは第1作に取り組んでいた段階で第2作への「基礎的なストーリー」("basic story") を考えていたことを明かし、同時に製作可能性がある第3作のアイデアも浮かんでいると述べた[237]。しかしながらこの後ガンは、2015年6月に応じたインタビューで、『ガーディアンズ』の第3作に関与するかは不透明で、第2作を完成させた後の自身の気持ち次第だとした[38]。2016年4月、ファイギはMCU作品の将来について、「2020年以降のことはまだまだ大きなチェス盤といったところだが、[その中に]『ガーディアンズ3』があるのは確約できる。どんな順番になるのかは分からない」と述べた[238]。2017年3月、ガンは「[第3作は]確かにある。今みんなで理解しようとしているところだ。本当にやりたいことが何か探っているところで、それが全てだ」と述べ[239]、「"Vol. 3" に関して具体的な計画は何も無い。但し、何か恐ろしいことが起こらない限り——いつでも可能性はあるが知ることは出来ない——マーベルはもう1作作りたがると思う」とも発言した[240]。またこのインタビューに答えた2017年3月の段階で、ガンは第3作に携わるかは以前不透明で、「次の2、3週のうちに」("over the next couple of weeks") 彼の関与と次回作が明らかになる見通しだと述べた[239]。翌月、ガンは自身が第3作 "Guardians of the Galaxy Vol. 3" の監督と脚本を担当すると発表し[241]、6月には脚本の初稿を書き上げたと明かした[242][243]。主要キャストでは、プラットとクレメンティーフ[244]、バウティスタの第3作出演確定が報じられていた[245]。撮影は2019年に始まる予定で[244]、2020年の公開が予定されていた[246][247]。また時系列としてはガンから『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の後になると明かされていた[248]。
^原文:"Continuing, he says, 'The first thing that came to mind to me was a whole yard of repurposed junk where old spaceships are cast away and industrial materials that aren’t of use anymore are just left to rot.'" / "It’s this kind of neon jungle in its own way and covered in ice and snow. "[83]:p.20
^Plumb, Ali. "James Gunn on Guardians of the Galaxy's Secrets – The Current State of the Sequel". Empire. 2014年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月16日閲覧。Well, you know, there are general ideas for what the sequel is and where it goes and who's involved and what happens and what we find out about our characters. So it's very general and that could change.[中略], but I know a lot about who these characters are and where they came from and where they're going." "I'm excited by the possibility of creating a sequel because we had to do a lot of setup in this movie and with a sequel we don't have to do that setup which will make it so much easier for me.
^ abKaye, Ben (8 March 2015). "Here's What We Learned From James Gunn's Impromptu Facebook Q&A". Comic Book Resources. 2015年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月9日閲覧。We have a really great relationship where they [=Marvel Studios] let me go and do my thing, and I truly listen to their notes and ideas," he wrote. "I've never been told to put in any character or plot element at all. [中略] When they trust you – and I think I've earned their trust over the past few years – they give you a wide berth. I truly love them and love working with them. Like a good marriage, we just fit.
^ abcdefgKeyes, Rob (3 June 2015). "'Guardians of the Galaxy 2′ Has Fewer Characters, One New". Screen Rant. 2015年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月4日閲覧。a) "one of the main things with Guardians of the Galaxy is not to add a bunch of characters, not to make it bigger in that way but to go deeper with the characters. [中略] and getting to know them more emotionally. [中略] but we actually have less characters in Guardians of the Galaxy 2 than we have in Guardians of the Galaxy 1 because everything is just getting too sprawling and too crazy for me in these superhero comic book movies." b) "I wrote that very, very in-depth scriptment which is a 70-page combination of a script and a treatment and it goes through every beat of the movie,"[後略]
^ abPlumb, Ali (12 August 2014). "Exclusive: James Gunn On Guardians Of The Galaxy 2". Empire. 2014年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月16日閲覧。He will show up [in the sequel] if he helps our story and he will not show up at all if not. Thanos is not the most important thing in Guardians 2, that's for damn sure. There's the Guardians themselves and other threats the Guardians are going to be facing that are not Thanos.
^Hewitt, Chris (February 2016). “Set Phase 3 To Stun”. Empire (United Kingdom: Bauer Media Group(英語版)): 21. "Guardians of the Galaxy: Vol. 2 (April 28, 2017)... One thing it won't have, though, is Josh Brolin's Thanos, the Big Bad of the MCU, who was formally introduced in the first movie. "I wouldn't look too hard in that movie for Thanos," confirms Feige. So far, though, a being so apparently powerful he could wear the Avengers' heads for hats has been curiously unthreatening, preferring to sit in space on what looks like a floating portapotty. Will that change? "Are you asking if he's going to do more than sit in a chair and smirk?" laughs Feige. "Oh, yes. The next time we see Thanos he will not be messing around. It will be, 'Oh, that's why they've been teasing this villain for five years!'""
^White, Brett (29 June 2015). "James Gunn Confirms Title Of "Guardians of the Galaxy" Sequel". Comic Book Resources. 2015年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月29日閲覧。I came up with a LOT of titles for Vol. 2. But because 'Guardians of the Galaxy' is already so wordy, it seemed strange to add another bunch of words after it," explained Gunn in the comment. "I liked Vol. 2 the best, so that's what I stuck on the cover of the screenplay – and, fortunately, the guys[=Marvel] liked it.
^Romano, Nick (7 October 2015). "James Gunn Will Sneak This Alien Species into Guardians of the Galaxy 2". Cinema Blend. 2017年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月1日閲覧。Sneeper update. A couple weeks back I told you how the Marvel legal department advised against using Sneeper as an alien species in Guardians of the Galaxy because the word is "similar to the word meaning 'clitoris' in Icelandic." Let it be known that I wasn't protesting this decision, I just thought it was funny, so I shared it. But the Marvel legal folks are sweet people and, after all of the online articles about me not being able to use the term Sneeper, they came back and told me that maybe it's not that big a deal after all: Sneeper is cleared for use. So keep an eye out for at least one Sneeper somewhere in Guardians of the Galaxy Vol. 2.
^ abDennis, Catrina (17 April 2016). "Guardians of the Galaxy 2 Won't Star Benicio Del Toro Or John C. Reilly". Screen Rant. 2016年4月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月18日閲覧。FOX owns so many awesome cosmic villains and minor characters that I'd love to play around with, like Annihilus ... and I think they own Kang ... so there's some great characters over there that we don't own and that sucks.
^Goundry, Nick (28 April 2017). "Guardians of the Galaxy Vol. 2 filmed in Georgia". KFTV.com. 2018年8月11日閲覧。For Guardians of the Galaxy Vol. 2 we needed very big sound stages because our sets are very large, even though a lot of the film is CGI (computer-generated imagery). I like to have as many practical sets as we can and make the environments as real as possible so it balances out the CGI elements.
^ abcdefMulcahey, Matt (8 June 2017). "DP Henry Braham on Shooting Guardians of the Galaxy Vol. 2 with the First Weapon 8K Vista Vision Full Frame Camera". Filmmaker Magazine. 2017年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月29日閲覧。a) We ended up using a miniature stabilized head that I'd been working with in England called the Stabileye, which effectively gives you a handheld dolly. It has a really interesting feel to it because there's a spontaneity to the way the camera moves that is different and that felt appropriate for this movie. b) [Stabileye is] so small that you can get it in there next to the actors and get angles that you wouldn't otherwise get unless you handheld the camera.
^ abDavis, Brandon (24 July 2016). "Guardians of the Galaxy's James Gunn Explains The Reveal of Peter Quill's Father". ComicBook.com. 2016年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月27日閲覧。Quite frankly, we knew that people were going to figure it out eventually," Gunn says. "People were gonna start testing the movie, we're gonna start testing trailers, and it this point I thought it was better that we took the reigns in our own hands and revealed Ego to the public.[後略]
^Davis, Erik (24 March 2017). "Exclusive Interview: 'Guardians of the Galaxy Vol. 2' Director James Gunn On Easter Eggs, Dancing Baby Groot And More". Fandango. 2017年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月27日閲覧。Gunn: Yes, I still do all of Groot's dancing in the film, in a much bigger way [than the first film]. I actually had to do like a full day's worth of dancing to get Groot's dance down this time. Last time it was me in front of an iPhone, and this time it's me dancing on a huge soundstage and shooting it from five different angles.
^Gunn, James (17 February 2017). "James Gunn Facebook post". Facebook. 2017年2月18日閲覧。So as we rush toward the finish line of #GotGVol2 I want to take a beat and express my appreciation for all the amazing artists and technicians at Framestore, Weta Digital, TRIXTER, Method Studios, Animal Logic, Scanline VFX, Lola, Luma, Cantina Creative, and our in-house VFX professionals who are making this movie something truly special.
^ abcdSeymour, Mike (21 May 2017). "Guardians of Kurt: Young Kurt Russell & Ego Suppression". Fxguide. 2017年5月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月23日閲覧。a) "We tried morphing to a live action Hoff - but it did not hold up as well. The Kurt version looked better than the Hoff version,..and while we had built a very detailed Kurt digi-double,- we didn't want to go to the same level on the Hoff for just two shots. But in the end we did have to do a partial build digi-double of the Hoff" explained Williams. "The reason we did the Kurt digi-double in the first place was to make sure all the effects stuck correctly to the body, so we weren't trying to do all this pixel level tracking of the effects... so we went with the approach of a full digi-double, the hair, the side of the face everything on Kurt. For the Hoff, we got pretty close, but it is not quite as detailed as for Kurt."[後略] b) we needed a big broad jaw, chin, and most importantly the way the laugh lines move and crease as he talks.
^ abNugent, John (20 March 2017). "Guardians of the Galaxy Vol 2: See Three Exclusive New Images". Empire. 2017年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月21日閲覧。"We have over a trillion polygons on Ego's planet," says Gunn proudly. "It's the biggest visual effect of all time. There's nothing even close to it. Which is cool."
^ abMitchell, Gail (25 April 2017). "Doritos & Marvel Partner for 'Guardians of the Galaxy Vol. 2' Promotion: Exclusive". Billboard. 2017年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月28日閲覧。The centerpiece of the pair's Rock Out Loud campaign is a custom-designed, limited-edition series of Doritos bags featuring a built-in cassette tape deck-inspired player that plays the full soundtrack. The bags can also be recharged for repeat listening.
^Anderton, Ethan (5 February 2017). "'Guardians of the Galaxy Vol. 2' Super Bowl Spot: An Awesome Mix of Badass Cosmic Action". /Film. 2017年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年2月6日閲覧。Thankfully, Marvel Studios brought one hell of a Guardians of the Galaxy 2 Super Bowl spot, one that probably overshadows the game itself for people like me who don't really have an investment in the outcome one way or the other. There's plenty of badass cosmic action, the humor we all love, a stellar soundtrack, and some great new footage from the sequel.
^Foutch, Haleigh (28 February 2017). "'Guardians of the Galaxy Vol. 2' Trailer Reveals Kurt Russell's Ego the Living Planet". Collider. 2017年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月1日閲覧。As if the hype for this movie wasn't high enough, it's just an all-around wonderful trailer, lit up with the wacky humor and irreverent charm that made the first film such a hit, with an extra dose of visual splendor.
^ abGleiberman, Owen (24 April 2017). "Film Review: 'Guardians of the Galaxy Vol. 2'". Variety. 2017年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月24日閲覧。Shot for shot, line for line, it's an extravagant and witty follow-up, made with the same friendly virtuosic dazzle. Yet this time you can sense just how hard the series' wizard of a director, James Gunn (now taking off from a script he wrote solo), is working to entertain you. Maybe a little too hard. [中略]The gods of sci-fi spectacle must, of course, be served, and the climax of "Vol. 2" is exorbitant, rousing, touching, and just obligatory enough to be too much of a good thing.
^ abRoeper, Richard (4 May 2017). "'Guardians of the Galaxy Vol. 2' brings the funny and the feels". Chicago Sun-Times. 2017年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月4日閲覧。"Guardians of the Galaxy Vol. 2" isn't quite as much fun, not quite as clever, not quite as fresh as the original — but it still packs a bright and shiny and sweet punch.[中略]And yet even with all the silliness and all the snarkiness, the Guardians can put a lump in your throat when someone suffers a serious setback, or someone does a solid and risks everything to save someone else.
^Tallerico, Brian (2 May 2017). "Guardians of the Galaxy Vol. 2". RogerEbert.com. 2018年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月22日閲覧。To be blunt, "Vol. 2" avoids many of the flaws of the first movie, and does several things notably better. It's fun, clever and a great kick-off to the summer movie season.
^ abStewart, Sara (4 May 2017). "New 'Guardians' is the antidote to somber superheroes". New York Post. 2018年3月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月22日閲覧。If it's overstuffed in the way of most sequels, well, at least it's stuffed with good cheer. [中略] Did I mention it was overstuffed? Gunn's lighthearted approach makes this matter surprisingly little.
^ abLowry, Brian (30 June 2017). "'Guardians of the Galaxy' brings fun, daddy issues to sequel". CNN.com. 2018年3月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月22日閲覧。In terms of sheer entertainment value, though, this "Guardians of the Galaxy" ultimately shares just enough with its central quintet -- rather heroically getting the job done, even if the trip from here to there can be a bit disjointed and messy.
^McCarthy, Todd (24 April 2017). "'Guardians of the Galaxy Vol. 2': Film Review". The Hollywood Reporter. 2017年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月24日閲覧。But Guardians of the Galaxy Vol. 2 plays like a second ride on a roller coaster that was a real kick the first time around but feels very been-there/done-that now.
^ abLane, Anthony (15 May 2017). "'Guardians of the Galaxy Vol. 2' and 'Chuck'". The New Yorker. 2018年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月22日閲覧。It is at this point that the movie, which has been motoring along nicely, fuelled by silliness and pep, begins to splutter. [中略] Let's hope that Vol. 3 recaptures the fizz of the original, instead of slumping into the most expensive group-therapy session in the universe.
^Lussier, Germain (11 April 2016). "Avengers: Infinity War Parts 1 and 2 Will Be Very Different Movies". io9. 2016年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年4月12日閲覧。And it is still a big chess board for 2020 and beyond, but certainly I would say Guardians 3 is [one film that's] up there. I don't know what exactly the order will be.
^Polowy, Kevin (16 March 2017). "James Gunn Explains What He Really Meant About 'Guardians of the Galaxy: Vol. 3'". Yahoo!. 2017年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月20日閲覧。There are no specific plans for Guardians of the Galaxy Vol. 3," he said. "But we know unless something goes horribly — which is always possible, you never know — I think that Marvel would want to make another movie.