『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』（Guardians of the Galaxy）は、マーベル・スタジオの同名の映画作品のために書かれた映画音楽である。作曲はタイラー・ベイツであり、スコア盤は2014年7月29日にハリウッド・レコードより発売された。また同日、映画の中でピーター・クイルがミックステープに入れていた楽曲を収録したサウンドトラックアルバム『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: 最強 Mix Vol. 1 (オリジナル・モーションピクチャー・サウンドトラック)』^[1]（Guardians of the Galaxy: Awesome Mix Vol. 1 (Original Motion Picture Soundtrack)）も発売された^[2]。

2013年8月、プロデューサーのジェームズ・ガンは自身のFacebookページでタイラー・ベイツが映画音楽を作曲することを発表した。ガンはベイツが音楽に合わせて撮影できるように最初に一部を作曲すると述べた^[3]。2014年2月、ガンは映画の中でクイルのウォークマンのミックステープで「Hooked on a Feeling」のような1970年代と1980年代の楽曲が使われ、それが彼が失った故郷で家族である地球とをつなげる役割を果たすことを明かした^[4]。2018年3月には、ガンが自らのSpotifyアカウントで、第1作撮影中に使っていた曲を集めたプレイリスト『最強ミックス VOL.0』を公開した^[5]。

予告編で流れた「スピリット・イン・ザ・スカイ」を含む以下全ての楽曲が映画で使用された^[7]。

2014年8月、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: 最強 Mix Vol. 1』はBillboard 200チャートで1位を獲得した。書き下ろし曲が1つも収録されていない、既存の曲のみで構成されたアルバムが同チャートで1位となるのは史上初のことである^[8][9]。また、ディズニー・ミュージック・グループより発売したサウンドトラックアルバムが1位を獲得するのは同年では『アナと雪の女王』以来2枚目である^[10]。アメリカ合衆国では、デジタル・ダウンロードが100万配信を超えた史上2枚目のアルバムになるなど大ヒットした^[11]。