葵 わかな(あおい わかな、1998年〈平成10年〉6月30日 - )は、日本の女優[4]。
神奈川県出身[5]。スターダストプロモーション制作1部所属[6]。
略歴
幼い頃より「バラエティー番組やクイズ番組に出て、ピンポンと早押しボタンを押してみたい」ことが動機でタレントを志し、小学5年生のときにオーディション提出書類を作るために必要な写真を撮影しに行った東京・原宿でスカウトされて、芸能界入り[7][8][9][10]。事務所に所属して約1週間後に受けたテレビコマーシャル出演のオーディションに合格し、2009年7月14日、ファミリーマート「霧島の天然水」CMによりデビュー[11]。同年10月に『サムライ・ハイスクール』にて杏の幼少期を演じて、女優としてデビューする[12]。
2012年12月には『ようこそ!東池袋ヒマワリ荘』の出演者により結成されたアイドルユニット「乙女新党」のメンバーに選抜され[13][14]、2013年2月にCDデビュー。「乙女新党」のメンバーとして活動するかたわらで、映画初出演となる2014年5月公開の『瀬戸内海賊物語』のオーディションで1,000人以上の候補者の中から主要キャストに選出[注 1]され地方に住む少女役を等身大で演じる。そして2013年10月公開の『陽だまりの彼女』で上野樹里演じるヒロインの中学生時代を演じて注目を浴びる[16]。また、東京海上日動火災保険やヤマザキビスケット「エアリアル」「ビッツサンド」のCMに出演して「この美少女は誰?」と話題を呼ぶ[17]。
芝居を続けていくことを理由に2014年7月の『乙女新党 3rdワンマンライブ 〜卒業 そして始まりのうた〜』をもって「乙女新党」を卒業し[15][18]、女優業に専念する。また、アート引越センター(2015年 - )、ケイ・オプティコム「mineo」(2016年 - )などCMに次々に出演し、新たな“CMの女王”として注目を集める[19]。2016年3月放送のスペシャルドラマ『女優堕ち』(BS朝日)でテレビドラマ初主演を果たし[7]、同年11月公開の『ホラーの天使』で映画初主演[19]。
もともと勉強が好きで、幼いころから興味を持っていた慈善活動について幅広く学びたいと、女優業の合間に猛勉強して受験に備え2017年1月に慶應義塾大学総合政策学部にAO入試にて合格。同年4月から入学し、その後も女優業との両立を目指している[20]。
2017年3月には3度目の挑戦となったNHK連続テレビ小説のヒロインオーディションで2,378人の候補者の中からヒロインに選出され、2017年度下半期に放送された連続テレビ小説『わろてんか』にて吉本興業の創業者・吉本せいをモデルとしたヒロイン・藤岡てん役を演じた[17][21][22]。同作の撮影中は大学を休学した[23]。
2019年上演の『ロミオ&ジュリエット』でミュージカル初挑戦にして主演を務める[24]。
人物
- 趣味は幼少の頃は木登りを得意とし日々鍛錬を積んでいた。その他には読書[25]、一人カラオケを好む[26]、アニメ、宝塚観劇[26]。読書は通学時間に三浦しをん、伊坂幸太郎、宮部みゆきなどの小説を読んでいるほか[27]、漫画もよく読んでいる[28]。
- 三人姉妹の次女である。
- 性格は「人見知り」だと自身で述べている[5]。
- 「ちゃろ」という名の猫を飼っている[29]。名前は毛の色(茶色と白色)に由来[30]。
- 『わろてんか』撮影開始のため、大阪で人生初の一人暮らしを体験した[31]。
- 事務所の同僚で、朝ドラヒロインの後輩にあたる永野芽郁と初めて知り合ったのは小学生のころだったが、偶然に事務所で年に一回会うか会わないか程度で共演歴もなかった。しかし2017年になってたまたま同日に宣材写真を撮りに行ったのをきっかけに連絡先を交換し親しくなった[32]。
出演
テレビドラマ
映画
舞台
テレビアニメ
- GJ部(2013年1月9日 - 3月27日、日本テレビ) - ジェラルディン・バーンシュタイン 役[105]
- GJ部@(2014年5月5日、BS日テレ)[106]
吹き替え
- キャッツ(2020年1月24日日本公開) - ヴィクトリア〈フランチェスカ・ヘイワード〉 役[107]
配信ドラマ
バラエティ
教養・ドキュメンタリー
教育番組
- ボキャブライダー(2016年9月 - 10月・2017年4月 - 6月、NHKラジオ第2)[117][118]
- ボキャブライダー on TV(2016年9月・2017年4月 - 6月、NHK Eテレ) - ボキャブライダー2号 役[119]
音楽番組
ラジオドラマ
WEBラジオ
CM
広告
PV
音声ガイド
書籍
カレンダー
- 葵わかなオフィシャルカレンダー2014.4→2015.3(2014年3月下旬発売、SDP)[166]
- 葵わかなスクールカレンダー2015.4→2016.3(2015年3月下旬発売、SDP)[167]
- 葵わかなオフィシャルカレンダー2016.4→2017.3(2016年3月30日、SDP)[168]
- 葵わかなオフィシャルカレンダー2017(2016年12月11日、SDP)[169][170]
- 葵わかなオフィシャルカレンダー2018(2017年12月7日、SDP)[171][172]
- 葵わかなオフィシャルカレンダー2019(2018年12月25日、SDP)[173][174]
- 葵わかなオフィシャルカレンダー2020.4‐2021.3(2020年3月16日、SDP)[175]
カバーモデル
- フラれた女とフラれた男が出逢ったら。(2014年6月25日発売、小学館エンジェル文庫、著:柚木あい)
受賞歴
脚注
注釈
出典
外部リンク
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1 - 10作 | |
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11 - 20作 | |
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21 - 30作 | |
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31 - 40作 | |
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41 - 50作 | |
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61 - 70作 | |
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81 - 90作 | |
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91 - 100作 | |
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101 - 110作 | |
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