NHK金沢放送局(エヌエイチケイかなざわほうそうきょく)は、石川県を放送対象地域とする日本放送協会(NHK)の地域放送局。テレビとラジオで県域放送を行っている。
開局は福岡局よりも先で、昭和時代九州の管理を担った熊本局を含めた拠点局以外では初めてであった。その歴史は古く、中部管内(東海北陸7県)の序列としては中部地方の拠点局である名古屋局の次となる。ただ、北陸3県ローカルという点では(衆議院議員総選挙の比例代表北信越ブロック関連や、高校野球春・秋の地区大会など、長野・新潟[注 1]を含む北信越地方としてまとめられる場合もある)、金沢が準拠点局として扱われる。
その後、放送局舎は築半世紀に達し、老朽化が目立っていた。しかし、耐震化策による延命が図られ、これまで移転・建替えの計画はなかったが[注 2]、2013年に入って駅西方面への移転計画が持ち上がり、移転が決定。新放送会館は2018年3月30日に竣工し、同年10月9日に移転した[1]。
現社屋は一部4階建て、鉄塔の高さは70m、1階壁面に220インチの8Kモニターや記念撮影コーナーなどを備えた「ハートプラザ」を設けている[2]。
中継局名、チャンネル(総合テレビ/教育テレビ)、出力の順で表記。
中継局名、周波数、出力の順で表記。
中継局名、チャンネル(総合テレビ/教育テレビ)の順。いずれも2011年(平成23年)7月24日に運用終了した時点のもの。
すべてハイビジョン対応。
支局の位置についてはNHK金沢放送局の公式サイトでは公表していない。
「ことじろう」は、金沢局が2010年(平成22年)に開局80周年を記念し制定したマスコットキャラクター。
兼六園の名物、徽軫灯籠(ことじとうろう)をモチーフに金沢局がデザインを、視聴者からの公募で名前を、それぞれ決定した。夕方のニュースなど金沢局制作の番組に登場するほか、局の広報紙のタイトルにもなっていて、石川県内では認知度が上昇している。
出典[33]
石川県向けに独自編成を行っていた主な時間帯は以下の通り。石川県向けのニュースなどに差し替えていた。
民放テレビ局の網掛の凡例■…NNN・NNS系列局、■…ANN系列局、■…JNN系列局・Gガイドホスト局(通常は兼務)、■…FNN・FNS系列局、■…クロスネット局備考1. ^ FBC福井放送はNNN・NNS系列主体でANN系列とのクロスネット局2. ^ FNN・FNS系列のFTB福井テレビジョン放送はJNN系列局が存在しない地域のGガイドホスト局
AMラジオ局・FMラジオ局の欄の網掛の凡例■…JRN/NRN系クロスネット局、■…JFN系コミュニティFMの欄の凡例J…J-WAVE配信局