NHK放送博物館(NHKほうそうはくぶつかん、英語: NHK Museum of Broadcasting)は、日本放送協会 (NHK)が運営する放送に関する博物館である。
概要
1956年(昭和31年)3月3日[1]、世界初の放送専門博物館として、NHK発祥の地である愛宕山の東京放送局旧局舎を使用し開館[2]。1968年(昭和43年)、敷地内に塔屋付4階建てビルが新築され、当初使われていた建物は現存しない。
以前はNHK放送文化研究所と同居していたため、展示室は2階までだったが、2002年(平成14年)に同研究所が近くの愛宕グリーンヒルズMORIタワーに移転したことから、全フロアに拡張して2003年(平成15年)にリニューアルオープンした。放送開始90周年の記念事業として2016年(平成28年)に再度リニューアルオープンした[3]。
- 所在地:東京都港区愛宕二丁目1-1
- 開館時間:9:00 - 16:30
- 休館日:原則として月曜日、年末年始
- 入場料:無料
- 館長:川村誠(2020年9月 - )[4]
交通アクセス
展示品・所蔵資料
番組ロケーション
その他
- 放送博物館開設当時の様子や、博物館に展示されている機材が実際に使われている様子を記録した映像が、1958年にNHKの制作した短編映画『電波の歩み』のシーンの一部として残されている[7]。
ギャラリー
-
愛宕山と放送博物館(中央)
-
東京放送局局舎、1930年
-
東京放送局局舎、1933年
-
アナログ放送用STアンテナ(東京タワーで使用)
-
デジタル放送用水平偏波双ループアンテナ
-
-
日本で最初のテレビ用アンテナ(
1950年にテレビジョン実験放送で使用された)
脚注
関連項目
外部リンク