NHKメディアテクノロジー

株式会社NHK メディア テクノロジー
NHK Media Technology, Inc.
種類 株式会社
略称 NHK-MT
本社所在地 日本の旗 日本
150-0047
東京都渋谷区神山町4番14号 第三共同ビル
設立 1984年10月9日
(NHKテクニカルサービス)※1
業種 情報通信業(放送・情報処理)
法人番号 7011001003975 ウィキデータを編集
事業内容
  1. 委託による放送番組の送出・制作に係わる技術業務
  2. 放送番組等の制作技術に係わる研究開発の業務
  3. 制作技術に係わる映像・音声・照明機器、装置および中継車、MAルーム、編集室、映写室の賃貸の業務
  4. 制作技術に係わる映像・音声・照明機器、資材、装置の企画、設計、制作・施工および販売の業務
  5. 情報システムのコンサルティング・企画・設計・開発・運用・保守・教育
  6. 情報システム機器の導入計画・設計・構築・販売
  7. Webアプリケーションの設計・開発・運用
  8. セキュリティおよびネットワークシステムの設計・構築・運用
  9. インターネットアプリケーションサービスの開発・提供
代表者 代表取締役社長 松本睦雄
資本金 3億8,000万円(日本放送協会出資 2億6,698万円)
売上高 355億円(2017年度)
従業員数 1,229名(2018年3月31日現在)
支店舗数 44拠点(各NHK拠点など)
決算期 毎年3月31日
主要株主 日本放送協会 70.54%
NHKエンタープライズ 6.56%
NHKアイテック 4.93%
NHKグローバルメディアサービス 4.08%
関係する人物 上田良一(第22代日本放送協会 会長)
外部リンク https://www.nhk-tech.co.jp/
特記事項:データはWebサイトの会社概要第30期事業報告(PDF)による。※1NHKテクニカルサービスとNHKコンピューターサービスが合併し2008年4月1日に「NHKメディアテクノロジー」が発足。
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株式会社NHKメディアテクノロジー(エヌエイチケイメディアテクノロジー) (通称:NHK-MT)は、かつて存在した日本放送協会(NHK)の機能子会社で、放送技術を企画開発する技術プロダクション機能と、ユーザー系システムインテグレーター機能を担っていたNHKグループの中核技術企業である。

2019年4月1日、NHKアイテックと統合し解散。

概要

日本放送協会の技術会社であったNHKテクニカルサービス(NTS・1984年設立)とNHKコンピューターサービス(NCS・1985年設立)が2008年に統合して発足した。

NTSとNCSはそれぞれ「番組制作・送出」「放送システムの開発・運用・保守」などを担う機能分担子会社であった。統合の目的は、放送と通信の融合技術である「メディア技術」の開発であった。組織統合に際しNTSは「放送技術本部」、NCSは「情報システム本部」とされ、NTSの支社・事業所は「地域センター」として置かれることとなった。また、目的となっていた「メディア技術」についてはデータ放送やNHK Hybridcast(ハイブリッドキャスト)などを開発する「アドバンスドメディアセンター」として部門化されていた。なお「アドバンスドメディアセンター」では放送技術と情報システム技術を持った社員が混在していた。

グループ内での役割は「NHKを高度な技術で支え、継続的に番組を制作・送出すること」である。技術分担会社では総合技術会社NHKアイテックとNHK‐MTの2社が存在するが、NHKアイテックは送受信技術(放送所や各種放送機材などハードウェアの構築保守)の担当であり、NHK-MTは主に情報システムや番組制作・送出などのソフト・コンテンツ面(後述)を担当していた。「委託による放送番組の送出・制作に係わる技術業務」並びに「情報システムのコンサルティング・企画・設計・開発・運用・保守・教育」を主要事業としていた[1]

2019年4月1日付で、NHKアイテックと統合され、解散。

業務

高精細コンテンツ4K・8K番組制作業務・番組送出・運行対応・オリンピック国際信号対応のほか、3Dを含む情報システムの設計・開発やメディア変換から、パッケージ製品の販売までを行っていた。

担当番組

2018年度現在

総合

Eテレ

BS1

BSプレミアム

NHKワールド

中継業務

  • スポーツ中継全般(大相撲、女子オープンゴルフ、プロ野球、競馬、Jリーグ、Vリーグ、Bリーグ ほか)
  • 宝くじ中継
  • おでかけライブ

ラジオ第1

ラジオ第2

NHK-FM

脚注

  1. ^ 会社概要|NHKメディアテクノロジー”. NHKメディアテクノロジー. 2014年12月31日閲覧。