篠 弘(しの ひろし、1933年3月23日 - 2022年12月12日[1])は、日本の歌人・近代短歌研究者。短歌結社「まひる野」代表。日本現代詩歌文学館館長、日本文藝家協会理事長。日本ペンクラブ会員。近現代短歌史研究に功績を残した[1]。
略歴
出典[2]
受賞・叙勲歴
主な著作
歌集
- 昨日の絵(1984・短歌新聞社)
- 百科全書派(1990・砂子屋書房)
- 濃密な都市(1992・砂子屋書房)
- 至福の旅びと(1994・砂子屋書房)
- 凱旋門(1999・砂子屋書房)
- 軟着陸(2003・砂子屋書房)
- 緑の斜面(2006・短歌研究社)
- 篠弘全歌集(2006・砂子屋書房)
- 神保町街(2008・短歌新聞社)
- 東京人 (2009・角川書店)
- 日日炎炎 (2014・砂子屋書房)
- 司会者(2019・砂子屋書房)
歌書
- 近代短歌史 無名者の世紀(1974・三一書房)
- 近代短歌論争史 明治大正編(1976・角川書店)
- 篠弘歌論集(1979・国文社)
- 近代短歌論争史 昭和編(角川書店 1981.7)
- 現代短歌史1~3(1983-1994・短歌研究社)
- 自然主義と近代短歌(明治書院、1985.11)
- 生き方の表現 日本放送出版協会(1996.4)
- 現代短歌史の争点 対論形式による(短歌研究社 1998.12)
- 疾走する女性歌人-現代短歌の新しい流れ(2000・4 集英社新書)
- 残すべき歌論 二十世紀の短歌論(角川書店 2011.3)
- 戦争と歌人たち(本阿弥書店 2020.10)
- 共編著
- 現代秀歌百人一首(馬場あき子共編、2000・実業之日本社)
- 現代の短歌 100人の名歌集編著(2003・2 三省堂)
脚注
- ^ a b “歌人の篠弘さんが死去 89歳、明敏な短歌史研究”. nippon.com. (2022年12月13日). https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.nippon.com/ja/news/kd975232816409935872/amp/%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D 2022年12月13日閲覧。
- ^ 「土岐善麿さんからもらったデュポンのライター」日本経済新聞2015年11月9日夕刊
- ^ 1896-1960。東京高等師範学校を経て京都帝国大学国文科卒。窪田空穂創刊の「国民文学」の主要同人。土岐善麿創刊の「生活と芸術」に寄稿。昭和6年に斎藤茂吉と藤原定家の歌を巡る「花紅葉論争」で有名になる。その後1951年大東文化大学教授。
- ^ 谷鼎の略歴神奈川県秦野市立図書館
- ^ 窪田空穂の長男。
- ^ お礼にデュポンの漆塗りのライターをもらう。
- ^ CiNii 博士論文
- ^ 和歌の御用掛に篠弘氏 陛下や皇族の相談役産経ニュース 2018.5.1
- ^ “平成17年秋の叙勲 旭日小綬章等受章者 東京都” (PDF). 内閣府. p. 2 (2005年11月3日). 2006年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月24日閲覧。
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