『満月小経』[1](まんげつしょうきょう、巴: Cūḷapuṇṇama-sutta, チューラプンナマ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第110経。『小満月経』(しょうまんげつきょう)[2]とも。
釈迦が、比丘たちに愚者と賢者にまつわる仏法を説いていく。
構成
登場人物
場面設定
ある満月の晩、釈迦はサーヴァッティー(舎衛城)のミガーラマーター講堂に滞在していた。
釈迦は比丘たちに、愚者の八つの徴と、賢者の八つの徴、そして賢者は死んでも善趣に生まれ変わり賢明であることを説く。
比丘たちは歓喜する。
日本語訳
- 『南伝大蔵経・経蔵・中部経典3』(第11巻上) 大蔵出版
- 『パーリ仏典 中部(マッジマニカーヤ)後分五十経篇I』 片山一良訳 大蔵出版
- 『原始仏典 中部経典4』(第7巻) 中村元監修 春秋社
脚注・出典
関連項目
外部リンク