『法荘厳経』[1](ほうしょうごんきょう、巴: Dhammacetiya-sutta, ダンマチェーティヤ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵中部に収録されている第89経。『法尊重経』(ほうそんちょうきょう)[2]とも。
類似の伝統漢訳経典としては、『中阿含経』(大正蔵26)の第213経「法荘厳経」がある。
コーサラ国のパセーナディ王が、釈迦や僧伽を賞賛する。
ある時、釈迦は、釈迦族の町メーダルンパに滞在していた。
そこに在家信徒であるコーサラ国のパセーナディ王が訪れ、自分と釈迦が共に80歳になる今日まで、数十年間僧伽を見てきたが、比丘たちが争うこともなく、法を守り、互いに信頼・扶助をし合いながら精進し続けている様を賞賛し、五体投地で以て改めて帰依を示し、帰っていく。
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