『大会経』[1](だいえきょう、巴: Mahāsamaya-sutta, マハーサマヤ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵長部の第20経。『大集会経』[2](だいしゅうえきょう)とも。
類似の伝統漢訳経典としては、『長阿含経』(大正蔵1)の第19経「大会経」や、『大三摩惹経』(大正蔵19)等がある。
経名は、この経の内容が釈迦の周囲に「天部」の神々が集結した様を描いたものであることに因む。
構成
登場人物
場面設定
釈迦が500人の比丘と共に、釈迦族が暮らすカピラヴァットゥの森林に滞在していた際、十方世界からあらゆる神々が釈迦を訪ねてやってきた。その神々の名と内容が詳細に述べられていく。
内容
日本語訳
- 『南伝大蔵経・経蔵・長部経典2』(第7巻) 大蔵出版
- 『パーリ仏典 長部(ディーガニカーヤ)大篇II』 片山一良訳 大蔵出版
- 『原始仏典 長部経典2』 中村元監修 春秋社
脚注・出典
- ^ 『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村
- ^ 『パーリ仏典』片山
関連項目
外部リンク