『十上経』[1](じゅうじょうきょう、巴: Dasuttara-sutta, ダスッタラ・スッタ)とは、パーリ仏典経蔵長部の第34経。『十増経』[2](じゅうぞうきょう)とも。
類似の伝統漢訳経典としては、『長阿含経』(大正蔵1)の第10経「十上経」、『長阿含十報法経』(大正蔵13)がある。
構成
登場人物
場面設定
ある時釈迦は、アンガ国のチャンパーに500人の比丘と共に滞在していた。
そこでサーリプッタは、比丘たちに
- 1つの要素から成る法を10
- 2つの要素から成る法を10
- 3つの要素から成る法を10
- 4つの要素から成る法を10
- 5つの要素から成る法を10
- 6つの要素から成る法を10
- 7つの要素から成る法を10
- 8つの要素から成る法を10
- 9つの要素から成る法を10
- 10の要素から成る法を10
説く。
比丘たちは歓喜する。
内容
日本語訳
- 『南伝大蔵経・経蔵・長部経典3』(第8巻) 大蔵出版
- 『パーリ仏典 長部(ディーガニカーヤ) パーティカ篇II』 片山一良訳 大蔵出版
- 『原始仏典 長部経典3』 中村元監修 春秋社
脚注・出典
- ^ 『南伝大蔵経』、『原始仏典』中村
- ^ 『パーリ仏典』片山
関連項目
外部リンク