1950年12月31日にセブリングでの初レースとして6時間走の「サム・コリアー記念耐久グランプリ (The Sam Collier Memorial Grand Prix of Endurance)」が行われ、1952年から3月開催で12時間走の第1回大会「セブリング国際耐久グランプリ (The Sebring International Grand Prix of Endurance)」となった。以降、オイルショックで開催を取り止めた1974年を除き毎年開催され、2022年に第70回を迎えた伝統あるレースである[1]。1953年の第2回大会「フロリダ国際12時間耐久グランプリ (The Florida International 12-hour Grand Prix of Endurance)」から、この年より開始されたスポーツカー世界選手権の一戦に加わる。1973年からはIMSAシリーズの1戦となり、メイクス世界選手権から外れた。1981年は世界耐久選手権とIMSAのダブルタイトルが懸ったが、グループC規定導入の1982年以降は再び世界選手権から離れ、以降IMSAシリーズのみの1戦となる。2012・2013年はALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)、2012年はWEC(FIA 世界耐久選手権)にも組み込まれていたが、2014年からはUSCC(ユナイテッド・スポーツカー選手権)及びNAEC(ノース・アメリカン・エンデュランス・カップ)の一戦になっている。