1991年5月17日にソロ復帰作となる7枚目のアルバム『LUNATIC LION』をリリースした吉川晃司は、同作を受けたコンサートツアー「Lunatic LUNACY TOUR 1991」を同年5月10日の渋谷ON AIR公演を皮切りに7月24日の日本武道館公演まで21都市全25公演を実施した[4][5]。12月11日および12日、31日には単独公演「1991 LAST SPECIAL EVENT "ROLLING VOICE-Noise1-"」を日本武道館および大阪城ホールにて実施した[4][6]。1992年2月6日には14枚目のシングル「せつなさを殺せない」をリリース[4]。3月11日にはSMSレコード所属時代の楽曲も含めたラブソング・コレクションとなるベスト・アルバム『TOO MUCH LOVE』をリリース[4]。7月には過激なショットを含めた写真集『A MAN IN TROUBLE』を発売、同写真集について吉川は「俺自身、バカを軽くできるヤツでいたいってのがあって、写真集も時代錯誤的なきどり方でやったんですよ」と述べており、また写真に起用された女性はパリ・コレクションに出場するようなモデル達であり、通常であれば1人50万円ほどのギャランティが発生するところを、キャンティの料理をご馳走する代わりに無償で登場してもらったとも述べている[4]。8月5日には15枚目のシングル「ジェラシーを微笑みにかえて」をリリースした[4]。