フランチェスコ・バニャイア はマレーシアグランプリ でタイトルを確定した。
2018年のMoto2 シーズンは、FIM ロードレース世界選手権 の第70回大会の中量級クラスとなる。フランコ・モルビデリ がディフェンディングチャンピオンであるが、MotoGPクラスにステップアップした。
2018年シーズンはホンダ・CBR600RR の直列4気筒 エンジンを使用する最終のシーズンである。同エンジンは2010年シーズンから使用されてきた。2019年シーズンからはトライアンフ 製765cc直列3気筒 エンジンが使用される。
第18戦マレーシアグランプリ でフランチェスコ・バニャイア が3位に入り、2018年のタイトルを獲得した。ミゲル・オリベイラ がランキング2位、チームメイトのブラッド・ビンダー が3位となった。
エントリーリスト
凡例
レギュラーライダー
ワイルドカード参戦
代役参戦
ライダーの変更
シーズン途中の変更
チームの変更
NTS は2014年から2017年までワイルドカードコンストラクターとして参戦していたが、2018年シーズンにMoto2でのフル参戦を果たす。RWレーシングGPがカレックス からチェンジしてマシンの供給を受ける。RWレーシングGPは2台体勢に拡大する。
フォワード・レーシングチーム とダイナボルト・インタクトGPはマシンを変更する。フォワードは2012年以来6年振りにスッター を使用する。インタクトGPは前年にスッターへスイッチしたが、再びカレックス を使用する。
タスカ・レーシング・スクーデリアMoto2は2018年シーズン、2台体制に拡大する。
CGBMエヴォリューションとキーファー・レーシングはそれぞれカレックスとスッターからKTM にマシンをスイッチした。
マリネリ・スナイパーズ・チームはMoto2にステップアップし、カレックスのマシンを使用する。
AGRチームは2017年のアラゴングランプリ を以てMoto2およびMoto3から撤退した。これは2017年シーズンを通じて財務上の問題が解消できず、パフォーマンスも向上しなかったためである。
ペトロナス とセパン・インターナショナル・サーキット はパートナーシップを形成し、SICレーシングチーム がMoto2に復帰する。チームは2014年シーズン、「ケータハム・モト・レーシングチーム」として参戦していた[ 31] [ 32] 。
キーファー・レーシング は財政上の問題により、2018年シーズンの体制を1台に縮小した。2台目のマシンに乗る予定であったサンドロ・コルテセ は結果として契約解除となった。
グランプリ
以下のグランプリは2018年シーズン、正式に開催される予定である[ 33] 。
カレンダーの変更
カタロニア・サーキットのレイアウト比較。2016年および2017年に使用されたコースレイアウトは上図。下図は2018年から使用されるコースレイアウト。
結果とランキング
結果
ライダーズ・ランキング
ポイントシステム
ポイントは15位まで。完走した場合にのみ与えられる。
順位
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
13位
14位
15位
ポイント
25
20
16
13
11
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
色
結果
金色
優勝
銀色
2位
銅色
3位
緑
ポイント圏内完走
青灰色
ポイント圏外完走
周回数不足 (NC)
紫
リタイヤ (Ret)
赤
予選不通過 (DNQ)
予備予選不通過 (DNPQ)
黒
失格 (DSQ)
白
スタートせず (DNS)
エントリーせず (WD)
レースキャンセル (C)
空欄
欠場
出場停止処分 (EX)
太字 - ポールポジション
斜体 - ファステストラップ
マニュファクチャラーズ・ランキング
チームズ・ランキング
注
^ 技術的にはカレックスのシャシーを使用するが、公式エントリーリストと結果にはホンダのマシンとしてエントリーされた。
^ 商業権を保有するドルナスポーツ は、フランスおよびカタールでのアルコール広告規制のため、ブリーラム・インターナショナル・サーキットを、タイ・ビバレッジ の商品であるチャーンビールの名称を含む名では呼んでいない。
^ シルバーストンでのすべてのレースは、大雨が降り注ぐとともに路面が危険な状態だったため中止された[ 54] 。
参照