ザクセンリンク

ザクセンリンク
所在地ドイツの旗 ドイツザクセン州
標準時UTC+1DST:UTC+2
座標北緯50度47分30秒 東経12度41分20秒 / 北緯50.79167度 東経12.68889度 / 50.79167; 12.68889座標: 北緯50度47分30秒 東経12度41分20秒 / 北緯50.79167度 東経12.68889度 / 50.79167; 12.68889
オープン1996年5月26日 (28年前) (1996-05-26)
主なイベントMotoGPDTM
サーキットA: グランプリ・サーキット(2003年-)
コース長3.671 km (2.281 mi)
コーナー数13
レコードタイム1:13.714 (ベルギーの旗 フレデリック・ヴェルヴィッシュ, ダラーラ・F306, 2008年, F3)
サーキットB: オメガ・サーキット(2003年-)
コース長2.100 km (1.304 mi)
コーナー数11
サーキットC(2001年-)
コース長1.700 km (1.056 mi)
コーナー数3

ザクセンリンクSachsenring)は、ドイツザクセン州ケムニッツ近郊にあるサーキット1937年建造。1998年よりロードレース世界選手権ドイツグランプリが開催されている。

概要

旧公道コースと新サーキットの位置関係

東ドイツ領域にあり、元々は約8.6kmの公道を利用したコースだった。1961年にオープン。その後、重大事故が多発し、1972年に閉鎖。1996年に現在地に新サーキットが建設された。

当初はMotoGP最高峰クラスでも平均時速が140kmほどの超低速サーキットであったが、2000年から2003年に段階的に高速化が図られた。しかしそれでも最高峰クラス平均時速は160kmほどであり、MotoGP開催サーキットの中ではアメリカGP開催地のラグナ・セカと並ぶ超低速コースである。

現在の1周距離は3.671km。左コーナー10、右コーナー3の13コーナー。最大直線長は780m。コース前半は細かいヘアピンや180°ターンなどの小さいコーナーが連続するが、後半は3本の直線を中速コーナーで繋いだような高速型のレイアウトとなる。高速区間入り口の11コーナーは、ブラインドの超高速右コーナーであり、左コーナーが続いたためタイヤの右サイドの温度が下がってしまい、エッジグリップが低下して転倒する危険がある。ここを抜けると一気の下り坂となり12コーナーへと向かう。12コーナーと最終13コーナーへの侵入がオーバーテイクポイントとなる。

低速サーキットであり、マシン性能の差が大きくつかない事もあってレースは毎年混戦模様となる。左回りのコースを得意にするマルク・マルケスは、このサーキットで3クラス11レース連続優勝(125ccが1回、Moto2が2回、MotoGPが8回、2010-2019年は10年連続ポール・トゥ・ウィン)という驚異的な成績を残している[1]

脚注

関連項目

外部リンク