成海 璃子 (なるみ りこ、1992年 〈平成 4年〉8月18日 - )は、日本 の女優 、ファッションモデル 。本名および旧芸名、塚本 璃子 (つかもと りこ)。
神奈川県 横浜市 神奈川区 生まれ、同県川崎市 育ち。研音 所属。堀越高等学校 卒業[ 4] 。
略歴
1997年にセントラル子供劇団 に入団する。
2000年7月、『TRICK 』で仲間由紀恵 が演じる主人公・山田奈緒子の少女時代役を演じて、ドラマデビュー。2002年の『トリック劇場版 』は、ドラマとは別の役(琴美役)で出演。2004年、芸名を「成海璃子」に改名すると同時に所属事務所を研音 に移籍。2005年4月、『瑠璃の島 』でドラマ初主演。
2007年4月、『神童 』で映画初主演、この映画と主演2作目である『あしたの私のつくり方 』での演技力が評価され、同年11月に第19回山路ふみ子映画賞 新人女優賞を受賞[ 5] [ 6] 。また9月には川崎市 の文化、芸術、福祉、スポーツなどの分野で功績のあった若手に贈呈されるアゼリア輝(かがやき)賞を受賞した[ 7] 。2008年1月、第62回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞を受賞[ 8] 。3月、映画『ライラの冒険 黄金の羅針盤 』(吹き替え版)で声優デビュー。
2009年1月、日本ジュエリーベストドレッサー賞 を受賞[ 9] 。2010年、『咲くやこの花 』で主演を務め、時代劇に初挑戦[ 10] 。2012年、『平清盛 』でNHK大河ドラマ 初出演(建春門院平滋子 役)[ 11] 。2016年『無伴奏』で5年ぶりに映画主演[ 12] 。2019年『ゴーストマスター 』では三浦貴大 とW主演し[ 13] 、ポルト国際映画祭 コンペ部門など複数の海外映画祭に出品・上映された[ 14] 。
2020年9月23日、一般男性と同月中旬に結婚したことを所属事務所を通して発表した[ 3] [ 15] 。
2021年、大河ドラマ『青天を衝け 』に出演[ 16] 。主人公・渋沢栄一 の従兄・渋沢喜作 の妻・よしを演じた。2022年、ドラマ『婚活探偵 』では探偵の主人公に、婚活アドバイザーをするヒロイン、城戸まどかを演じた[ 17] 。連ドラ『元彼の遺言状 』では終盤、事件の重要参考人として登場。同作が、フジ「月9」ドラマ初出演[ 18] 。7月のドラマ『定年オヤジ改造計画 』では会社人間だった主人公を父にもつ、娘・里美を演じた[ 19] 。
受賞歴
主な出演
主な作品のみを記載
映画
テレビドラマ
連続ドラマ
スペシャルドラマ・単発ドラマ
ゲスト出演
ウェブテレビ
吹き替え
ライラの冒険 黄金の羅針盤 (2008年3月1日) - パンタライモン 役(吹き替え)
スヌーピーと幸せのブランケット(2011年8月12日DVD発売) - ライナス・ヴァンペルト 役(吹き替え)
ドキュメンタリー
**声優になりたくて2 ~アヤの後悔しない生き方~(2024年 6月16日 )
その他の番組
ラジオ
舞台
ミュージック・ビデオ
広告などへの起用
CM
ミュージックビデオ
CDジャケット
モデル
Hana*chu→ 専属モデル(2005年10月 - 2009年3月号で卒業)
melon 専属モデル
パンテーン イメージキャラクター
夏休みキャンペーン 「学校って、なに? 〜みんなの学校〜」(2007年7月 - 8月、日本テレビ) - 志田未来 と共にパーソナリティ
ヒューマンアカデミー 、ワンデーフリーマガジントリコット5号のイメージキャラクター
書籍
人物
女優として
各雑誌・映画の公式サイト等で外見・性格ともに「大人びている」と評価されることが多く、実年齢より年上の役を演じる事も多い。『1リットルの涙 特別編〜追憶〜 』では、撮影当時14歳でありながら23歳の看護師役を演じた。また、『ハチミツとクローバー 』では、撮影当時15歳でありながら、18歳(初登場時)の大学生役を演じた。
ピアノが上手く[ 132] [ 133] 、幼い頃から習っていた。しかし、『神童 』では「小学生の時に辞めてしまったので、勘を取り戻すのには苦労した」と語っている。三線はドラマ『瑠璃の島 』への出演がきっかけで習い憶え、2007年の『瑠璃の島 SPECIAL 2007』では、三線を弾きながら歌うシーンが見られるほど上達した。
映画『イキガミ 』のインタビューで「死ぬ気でチャレンジした経験」を訊かれ、「いまかもしれない。芝居もそうだし、芝居じゃないところでも」と答えている[ 134] 。
演技を「キャッチボール」と捉え、「私の唯一の表現」と語っている。役に自分を重ね合わせることはない。
台本は活字を追って読むのではなく、話の流れとその役の心情を体のどこかに入れるつもりで読むことを心がけている。曰く「そうすれば、言い回しが台本と違っていても、間違ったことは言わない」[ 129] 。
脚注
注釈
^ 「電車」篇・「学校」篇(2007年11月17日 - 2008年3月26日) / 「お守り」篇(2008年12月27日 - 2009年1月31日) / 「リコと少年」篇・「終わり或いは始まり」篇(2009年12月26日 - 2010年1月31日)/ 「トラベル」篇(2010年12月25日 - 2011年1月31日) / 「○○系くぐり」篇(2011年12月29日 - 2012年1月31日) / 「バスでおでかけ」篇(2012年12月29日 - 2013年1月19日) / 「ミラバケッソ進化」篇(2013年12月29日 - 2014年1月10日)
^ 「毎朝の3分間/成海璃子」篇・「濃厚トリートメントプログラム(2008年10月1日 - ) /成海璃子」篇 / 「新パンテーンシリーズ」(2012年2月 - )
出典
外部リンク
代表取締役:野崎研一郎 女優 俳優 K-NEXT ミュージシャン
映画監督 演出家 / 脚本家 声優 タレント ケン企画 エムシーキャビン音楽出版 スリーハントレットエンタテインメント 旧・所属タレント 関連企業
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*は複数回の受賞。男性は1992年から、60代以上は97年から、10代は99年から対象