ジュビロ磐田

ジュビロ磐田
原語表記 ジュビロ磐田
呼称 ジュビロ磐田
愛称 ジュビロ
クラブカラー   サックスブルー[1]
創設年 1972年
所属リーグ 日本プロサッカーリーグ
所属ディビジョン J1リーグ
昨季リーグ順位 J2 2位(2023年)
クラブライセンス J1
ホームタウン 静岡県御前崎市菊川市掛川市袋井市磐田市浜松市湖西市周智郡森町[1]
ホームスタジアム
ヤマハスタジアム[1]
収容人数 15,165[1]
運営法人 株式会社ジュビロ[1]
代表者 日本の旗 浜浦幸光
監督 日本の旗 横内昭展
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
株式会社ジュビロ[1]
JUBILO CO.,LTD
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
438-0025
静岡県磐田市新貝2500[2]
設立 1992年8月21日[2]
業種 サービス業
法人番号 2080401016049 ウィキデータを編集
事業内容 サッカークラブの運営その他
代表者 浜浦幸光
資本金 6億7,900万円[2]
売上高 42億5355万3000円
(2024年1月期)[3]
営業利益 5億1988万7000円
(2024年1月期)[3]
経常利益 5億3477万4000円
(2024年1月期)[3]
純利益 4億6173万2000円
(2024年1月期)[3]
純資産 7億2972万4000円
(2024年1月期)[3]
総資産 18億7891万2000円
(2024年1月期)[3]
決算期 3月期
主要株主 ヤマハ発動機[2]
浜松ホトニクス[2]
静岡銀行[2]
ヤマハ[2]
静岡新聞[2]
静岡放送[2]
外部リンク 公式ウェブサイト
特記事項:2014年7月1日、株式会社ヤマハフットボールクラブより商号変更[4]
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ジュビロ磐田(ジュビロいわた、: Júbilo Iwata)は、日本静岡県御前崎市菊川市掛川市袋井市磐田市浜松市湖西市周智郡森町をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。

概要

1972年創部のヤマハ発動機サッカー部が前身[1]。1993年にJリーグ準会員[1]1994年にJリーグ正会員となる[1]

運営会社は株式会社ジュビロ[1]ヤマハ発動機等が出資している[2]

チーム名の「ジュビロ」はポルトガル語のjúbilo [ʒuːbilu](ジュビル)およびスペイン語のjúbilo [ˈxuβilo](フビロ)で「歓喜」を意味する[1]

ホームスタジアムはヤマハスタジアム(磐田)[1]、練習場はヤマハ大久保グラウンドである[1](詳細は#スタジアム・練習場を参照)。

ホームタウンは長らく磐田市のみであったが、2023年5月16日御前崎市菊川市掛川市袋井市森町浜松市湖西市を追加し、静岡県西部地域7市1町に広域化した[5][6]

歴史

1990年代

ドゥンガ

1972年に創部したヤマハ発動機サッカー部が前身となり、1992年にJリーグ準会員として承認された。1993年にジャパンフットボールリーグ1部で準優勝し、翌年からのJリーグ参加が承認された。同年にはオランダ代表ファネンブルグを獲得した。

1994年

1994年、元日本代表監督のハンス・オフトが監督に就任。勝矢寿延をマリノスから獲得、更にJリーグ開幕を前にアリ・ダエイと契約するもイランからの出国許可が下りず[7]、移籍は破談となった。4月14日に元イタリア代表サルヴァトーレ・スキラッチを獲得。同年、藤田俊哉服部年宏田中誠奥大介が入団、この年はJリーグカップ決勝に進出したが、決勝でヴェルディ川崎に敗れた。

1995年

1995年には名波浩福西崇史が加入、夏には現役ブラジル代表のキャプテンであったドゥンガを補強した。

1997年
1998年
  • 1stステージで優勝。2ndステージは2位、Jリーグチャンピオンシップは、鹿島に敗戦。ナビスコ杯で優勝。
  • 中山雅史が27試合出場36得点(現在リーグ戦最多得点記録)を記録。MVP、得点王などタイトルを獲得。
  • 1stステージ第6節C大阪戦は1-9とジュビロ磐田が圧勝、中でも中山雅史は5得点を挙げるなど活躍した。この記録は、2019年にオルンガに抜かれるまでは、最多だった。
  • ワールドカップに中山雅史、名波浩、服部年宏、ブラジル代表キャプテンとしてドゥンガが出場。
  • 中山雅史、名波浩、ドゥンガ、奥大介がベストイレブンに選出。
  • シーズン終了後、ドゥンガが退団。
  • シーズン107得点と得失点差+68は現在J1歴代最多記録。
  • 90分以内での勝利26勝は2回戦総当たりになった1996年以降で、2020年の川崎と並んでJ1最多タイ記録。
1999年

2000年代

2000年 - 2005年

2000年
  • FUJI XEROX SUPER CUPで初優勝。
  • 9月、名波浩が復帰。
  • 年間順位4位。年間勝点数はに次ぐ2位。
  • 中山雅史が2度目の得点王獲得(29試合20得点)、ベストイレブンに選出。
2001年
2001年ナビスコカップ決勝時のコレオグラフィー
2002年
  • リーグ戦は、前後期共優勝。
  • 年間成績26勝3敗1分(リーグ戦1分1敗、天皇杯1敗)。
  • 高原直泰が得点王(27試合26得点)とMVPを獲得。シーズン終了後、高原はドイツ1部ハンブルガーSV移籍。
  • ワールドカップに服部年宏、福西崇史、中山雅史が出場。
  • ベストイレブン、同一クラブから史上最多タイ7人(田中、鈴木、名波、福西、藤田、中山、高原)選出。
  • アジアクラブ選手権は3年連続決勝に進出。
2003年
2003年開幕戦。発煙筒の演出があった。
  • 昨年までヘッドコーチだった柳下正明が監督に就任。
  • 成岡翔大井健太郎菊地直哉らが加入。
  • 8月、藤田俊哉がオランダ1部FCユトレヒトへ期限付き移籍。
  • 1stステージは2位。
  • 2ndステージでは、最終節の横浜FM戦を敗戦し優勝を逃す(ステージ順位は2位)。
  • ゼロックス杯、天皇杯で優勝。
  • 福西崇史がベストイレブンに選出。
2004年
  • 桑原隆が監督に復帰。1stステージ2位だったが、2ndステージは、一時最下位になるなど成績が低迷、何とか持ちこたえて13位で終わったが、年間順位は5位となり、黄金時代は終わりを迎えた。
  • ゼロックス杯で優勝。
2005年

2006年 - 2009年

2006年
  • ナビスコ杯は準々決勝敗退、直後に山本昌邦監督が辞任する。
  • 後任に磐田OBアジウソン監督に就任。
  • リーグ戦は5位。
  • 川口能活が4年ぶりベストイレブンを受賞。
  • ワールドカップに川口能活福西崇史が出場。
2007年
クラブスローガン :「VAMOS CONTIGO
2008年
クラブスローガン :「Hungrrrrry!
  • 入れ替え戦終了後、オフトが監督を退任。名波浩が現役引退。
  • 馬淵が成績不振と大幅減収の責任で社長を退任、後任にヤマハモーター台湾社長の吉野博行が就任。
2009年
クラブスローガン :「SPEEDY ACTION 2009
  • 磐田元監督の柳下正明が監督に復帰した。
  • 河村崇大東京V森下俊京都田中誠福岡へ完全移籍。松井謙弥が京都へ期限付き移籍。一方で那須大亮を東京Vから獲得、ユースから2人昇格。
  • 3月7日の開幕戦で山形に2-6、史上ワースト失点で敗戦したが、その後立て直す。
  • 4月、強化部長代理に服部健二が就任。
  • 韓国代表イ・グノを獲得。
  • 7月、押谷祐樹岐阜へ期限付き移籍。
  • シーズン成績は11位。
  • 前田遼一が高原以来7年ぶり日本人得点王を受賞(34試合20得点)、自身初ベストイレブンを受賞。
  • しかし、失点数が60とリーグ最多になった。

2010年代

2010年 - 2013年

2010年
クラブスローガン :「EVOLUTION 2010
2010年ナビスコカップ決勝時のコレオグラフィー
2011年
クラブスローガン :「ROAD TO CHAMPION 2011
2012年
クラブスローガン :「原点開起 ROAD TO CHAMPION 2012
2013年
クラブスローガン :「原点開起 ROAD TO CHAMPION 2013
  • 黄誠秀群馬、千代反田充が徳島、荒田智之が岡山ハン・サンウンが韓国1部・蔚山現代FCロドリゴ・ソウトがブラジル1部・クルーベ・ナウチコ・カピバリベへ完全移籍。竹重安希彦が新潟、押谷祐樹が岡山へそれぞれ期限付き移籍、岡田隆の移籍期限が延長された。
  • 前年度、期限付き移籍で加入していた植村慶、菅沼駿哉、宮崎智彦、小林祐希を完全移籍で獲得した。神戸から現役日本代表伊野波雅彦とシーズン途中にフィテッセから日本代表安田理大を完全移籍で獲得、京都からチョン・ウヨンが期限付き移籍で加入。
  • 磐田U-18所属で2種登録されていた牲川歩見、関西大学から田中裕人が加入。
  • リーグ戦は、開幕7戦を2分5敗、第7節時点で最下位。第8節湘南戦でリーグ戦初勝利を挙げるが、第9節甲府に敗戦、5月4日に森下が監督を解任された。
  • ヘッドコーチ長澤徹が監督代行を務め、5月19日よりU-23サッカー日本代表元監督関塚隆が監督に就任(長澤はヘッドコーチに復帰)。
  • しかし第31節で鳥栖に敗れ、クラブ史上初のJ2へ降格が決定した。
  • 天皇杯3回戦敗退。
  • シーズン終了後、監督の関塚、GMの服部健二、ヘッドコーチの長澤が退任。

2014年 - 2015年(J2)

2014年
クラブスローガン :「勝!!!
2015年
クラブスローガン :「繋ぐ――Road to J1

2016年 - 2019年(J1)

2016年
クラブスローガン :「繋ぐ 夢の実現へ
2017年
クラブスローガン:「繋ぐ Challenge For Next
2018年
クラブスローガン:「繋ぐ 2018 Challenge For Next
2019年
クラブスローガン:「繋ぐ Challenging! 2019

2020年代

2020年 - 2021年(J2)

2020年

クラブスローガン:「Jubiro PRIDE 覚悟

2021年

クラブスローガン「UNITE FOR W1N 集結せよ勝利のために

2022年(J1)

クラブスローガン「Go Beyond 突き進め!!

2023年(J2)

クラブスローガン「夢と感動を 共に」

2024年 -(J1)

2024年

成績

タイトル

国内タイトル

国際タイトル

表彰

個人記録

リーグ戦記録ゴール

J1リーグ

  • 6000得点目 鈴木秀人 【1999年2nd第12節(11月7日)・広島戦】

J2リーグ

  • 14000得点目 川辺駿 【2015年第27節(8月1日)・岡山戦】

リーグ戦通算GK最小防御率

  • ヴァン・ズワム 0.89点

ハットトリック

J1リーグ

  • 5得点
    • 中山雅史【1998年1st第6節(4月15日)・C大阪戦】
  • 4得点
    • 中山雅史【1998年1st第7節(4月18日)・広島戦】
    • 中山雅史【1998年1st第8節(4月25日)・福岡戦】
    • 高原直泰【2002年2nd第5節(9月22日)・FC東京戦】
    • ジャーメイン良【2024年第2節(3月1日)・川崎戦】
  • 3得点
    • スキラッチ【1995年サントリー第20節(6月28日)・柏戦】
    • スキラッチ【1996年第14節(5月15日)・平塚戦】
    • 中山雅史【1997年2nd第13節(9月20日)・V川崎戦】
    • 中山雅史【1998年1st第9節(4月29日)・札幌戦】
    • 奥大介【1998年2nd第8節(9月26日)・市原戦】
    • 高原直泰【1998年2nd第8節(9月26日)・市原戦】
    • 中山雅史【1998年2nd第9節(10月3日)・横浜F戦】
    • 藤田俊哉【2000年1st第10節(5月3日)・川崎戦】
    • 中山雅史【2000年2nd第14節(11月23日)・広島戦】
    • 清水範久【2001年2nd第9節(10月17日)・FC東京戦】
    • 高原直泰【2002年1st第14節(8月10日)・仙台戦】
    • 前田遼一【2005年第15節(7月9日)・C大阪戦】
    • 前田遼一【2008年第28節(10月5日 ・札幌戦】
    • 前田遼一【2009年第30節(10月25日) ・名古屋戦】

J2リーグ

  • 3得点
    • ジェイ【2015年第28節(8月8日)・京都戦】

スタジアム・練習場

ホームスタジアム

ホームスタジアムはヤマハスタジアム(磐田)である。また、静岡県小笠山総合運動公園スタジアム(エコパ)でも不定期にホームゲームを開催している。

ホームゲーム開催数はジュビロ磐田の年度別成績一覧#会場別主催ゲーム開催数を参照。

過去に浜北市(現:静岡県浜松市)で計画された複合スタジアムについては浜北市#複合スタジアム構想を参照。

練習場

  • ヤマハ大久保グラウンド:トップチームの練習場。ピッチサイドにはクラブハウスが併設されている[21]。元々ヤマハ発動機野球部(現在はクラブチーム登録)の本拠地として使用されていた野球場であったが、ジュビロ磐田がJリーグに加盟したのと同時期に野球部がここから撤退し、ジュビロ磐田の専用グラウンドとして使用されるようになった。野球場時代の名残りからベンチルームの一部が残っている。また、マスコットとロゴマークが描かれたバックスクリーンも残されていたが、撤去された。
  • 磐田スポーツ交流の里・ゆめりあ(天然芝のサッカーグラウンド2面)に隣接しており、ユースなどの試合やトップチームの練習・並びに練習試合に供される場合もある。
グラウンド北側にはラグビー場が設けられており、ジャパンラグビーリーグワン静岡ブルーレヴズが練習場として使用している。
  • ジュビロ上大之郷グラウンド:ジュビロ磐田U-18、ジュビロ磐田U-15などの試合・練習場[22]。人工芝グラウンド1面と人工芝フットサルグラウンド2面を有する。
  • ヤマハ加茂グラウンド:ジュビロサッカースクール磐田会場専用の練習場。人工芝グラウンド1面を有する。

ユニフォーム

ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st) 水色 水色 水色
FP(2nd)
GK(1st)
GK(2nd)
GK(3rd)
FP 1st
FP 2nd
GK 1st
GK 2nd
GK 3rd

クラブカラー

  •     サックスブルー[1]
    • Jリーグ昇格以前の1stユニフォームは、濃い青色の上下に赤をアクセントとして使用、2ndユニフォームは白に赤と青のライン。
    • 2003年、クラブ創立10周年を記念して全身紺色(ヤマハ時代のものよりも更に濃い青色)の3rdユニフォームが用意され、ホームの清水戦で着用
    • 2005年、レアル・マドリード及びFCバイエルン・ミュンヘンとの親善試合等で全身紺色を着用
    • 2006年からは練習試合用としてその年のリーグ戦のユニフォームを紺色にしたものが用意されている。
    • 背番号下のネームはオ段の伸びる音「H」が表記されている。
    • エンブレム上(2011年までは襟後ろ)の3つの星(★)は3度のJ1年間優勝を表す。

ユニフォームスポンサー

掲出箇所 スポンサー名 表記 掲出年 備考
ヤマハ発動機 YAMAHA 1993年
2009年 -
1997年 - 2008年は袖
2007年 - 2008年はパンツ前面
鎖骨 なし - -
背中上部 サーラグループ SaLa 2011年 - 2009年 - 2010年は袖およびパンツ前面
背中下部 サクラ工業 SAKURA 2020年 -
浜松ホトニクス HAMAMATSU
PHOTON IS OUR BUSINESS
2012年 -
パンツ前面 なし - -
パンツ背面 なし - -

ユニフォームサプライヤーの遍歴

歴代ユニフォーム

FP 1st
1994 - 1996
1997
1998 - 1999
2000 - 2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010 - 2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024 -
FP 2nd
1994 - 1996
1997
1998 - 1999
2000 - 2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010 - 2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024 -
FP Other
2003
3rd
2005
親善試合
2013
20周年記念
3rd
2016
真夏の大決戦
2017
真夏の挑戦
2017
3rd
2018
Limited
2019
Summer Night
Challenge
2020
Limited
2021
Limited
2023
30周年記念
2024
3rd

歴代ユニフォームスポンサー表記

年度 箇所 サプライヤー
鎖骨左 鎖骨右 背中上部 背中下部 パンツ前面 パンツ背面
1993 YAMAHA 解禁前 - 解禁前 解禁前 - 解禁前 PUMA
1994 Nestlé Buitoni KitKat Mizuno /
PUMA
1995
1996 KitKat -
1997 Buitoni YAMAHA PUMA
1998 KINCHO
1999
2000
2001
2002 - /
VW
2003 VW
2004
2005
2006 いいだのいい家
飯田産業
Nestlé KitKat -
2007 Nestlé
MILO
YAMAHA
2008 joinvest
ジョインベスト証券
2009 YAMAHA ΛRTNER SaLa
2010 銀座deフットサル
2011 SaLa 百年住宅 アートネイチャー
2012 HAMAMATSU
PHOTON IS OUR BUSINESS
- /
KONDO LEASE
2013 チェンジ
2014 静岡新聞
2015 チェンジ
2016 - /
zen
Well-Ordered
2017 zen
Well-Ordered
2018 -
2019
2020 SAKURA 静岡新聞 -
2021 -
2022 Admiral
2023 - mizkan
(30周年記念)
2024 -

スポンサー

アカデミー

U-18
タイトル
日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会:1999
高円宮杯U-18サッカーリーグ プリンスリーグ東海:2004、2007、2009、2011、2012、2013
U-15
編成:ジュビロ磐田U-15、ジュビロ磐田U-15CENTRAL(前SS磐田)、ジュビロ磐田U-15WEST(前SS浜松)、 ジュビロ磐田U-15EAST(前SS掛川)[26]
キッズ・ジュニア(年少~小学6年)
編成:ジュビロサッカースクール(磐田、上大之郷、浜松/鶴見・飯田、浜松/早出、浜松/志都呂、浜松/浜北、浜松/有玉、掛川、島田)
レディース(小学生~高校生の女子)

その他クラブ情報

エンブレム

静岡県鳥のサンコウチョウのシルエットと、ホームタウンの磐田市を流れる天竜川と静岡県内の大河、大井川安倍川富士川を象徴する上下の青い帯が描かれている[2]

マスコットキャラクター

ジュビロくん

モチーフは静岡県の県鳥、サンコウチョウ[1]

ジュビロくん
1993年11月16日生まれ。磐田市出身。身長182センチ、体重78キロ
マスコット総選挙
歴代成績
年度 順位 前年比較
2013年 34
2014年 34 -
2015年 36 2位
2016年 29 7位
2017年 23 6位
2018年 19 4位
2019年 21 3位
2020年 20 1位
2021年 12 8位
2022年 6 6位
2023年 10 4位
ジュビィちゃん
2003年3月21日生まれ。浜松市出身。身長163センチ、体重52キロ。ジュビロくんのガールフレンド。

シーズンシート

シーズンシート名は「コルテアズー(Corte Azul)」。ポルトガル語で「水色の宮廷」の意味[27]

特別招待事業「磐田市小学生一斉観戦授業」

磐田市の地域社会への貢献の一環として、ジュビロでは選手の磐田市内全23小学校への訪問事業を展開、毎年5月を基本として「磐田市民デー」を開催。バックスタンドのフリーゾーン(ホーム側一部除く)を貸切にし、磐田市内全23小学校の小学生児童5-6年生(約3000名程度)とその保護者を招き「磐田市小学生一斉観戦授業」を行っている。

ジュビロの試合観戦し、チームへの愛着、磐田市をふるさととして誇りに思い、将来にわたって磐田市への愛着を持続させることを目的として2011年より始めている。該当試合はフリーゾーンホーム席の一部も招待客専用となる[28][29]

またこの「一斉観戦授業」とは別で、事前の申し込み制であるが、磐田市を含む周辺市町村の小学生・中学生・高校生を対象とした観戦招待も行われている[30]

試合イベント

○○の日

2015年より磐田に在籍する外国人選手をフィーチャーしたイベント「○○の日」(○○の部分には選手名やその選手の愛称が入る)が開催されている。そのイベントが開催される試合ではその選手に因んだ応援グッズが配布される。

開催日 イベント名 選手 対戦相手 結果 配布グッズ
2015年8月8日 ジェイの日 イングランドの旗 ジェイ 京都サンガF.C. △3-3 お面[31]
2015年9月20日 カミックの日
~みんなで掲げてゴールを阻止するぞ~
ポーランドの旗 カミンスキー 愛媛FC △0-0 紙製のグローブ[32]
2015年11月8日 アダイウトンの日
~元気と繋ぐ~
ブラジルの旗 アダイウトン V・ファーレン長崎 ○4-2 紙製の帽子[33]
2016年9月10日 パパの日 ギリシャの旗オーストラリアの旗 パパドプーロス ヴィッセル神戸 ●3-4 顔写真手持ちグッズ[34]
2017年6月25日 ムサエフの日 ウズベキスタンの旗 ムサエフ FC東京 ○2-0 お面[35]

開催は全てヤマハスタジアム。

真夏の○○

2016年から夏に「真夏の○○」と題したホームイベントを行っている。イベント開催中は、限定ユニフォームを着用し、来場者プレゼントが用意される。

限定ユニフォームは、ジュビロのクラブカラーとは異なるカラーになり、2016年は赤(通常ユニフォームのGK用をフィールドプレイヤーが着用)[36]、2017年は黒[37] となっている。

イベント名 日程 対戦相手 結果 配布グッズ
真夏の大決戦 2016年 7月30日 柏レイソル ●1-2 バンダナ
8月13日 ガンバ大阪 ●0-2 ユニフォーム型うちわ
8月20日 サガン鳥栖 △1-1 リストバンド
真夏の挑戦 2017年 8月5日 サンフレッチェ広島 ●2-3 ランドリーバッグ
8月19日 セレッソ大阪 △1-1 ユニフォーム型うちわ
8月26日 ヴィッセル神戸 ○2-1 バンダナ

Summer Night Challenge

2018年は、2016年から行われていた「真夏の〇〇」から名称を変更し、Summer Night Challenge としてホームゲームイベントを開催。2018年の限定ユニフォームは黒色。なお、GKユニフォームの販売はない[38]

イベント名 日程 対戦相手 結果 配布グッズ
Summer Night Challenge 2018 2018年 8月1日 ガンバ大阪
~浜松デー~
△1-1 ユニフォーム型ミニタオル
8月5日 ベガルタ仙台
~鹿児島デー~
○3-2 うちわ
8月19日 柏レイソル
~プーママッチ~
○2-0 ランドリーバッグ

オフィシャルテーマソング

1994年に発売されたDR(デ・レーテ)が歌っている「ジュビロ・オレ!」がジュビロ磐田のオフィシャルテーマソングとなっている。

2013年8月3日に榛葉樹人が歌うクラブアンセム「フォッツァ ジュビロ! 〜歓喜への讃歌〜」が発表された[39]

シーズンソング

オフィシャルテーマソングの他にシーズンソングがあり、スタジアムやジュビロTV内などで流れる。

年度 タイトル アーティスト
2011 ハレルヤ!!!!!!![40] ソナーポケット
2012 必死マン[41] シクラメン
2013 キミサンバ[42] GOLD RUSH
2014 ウィーアーワン[43] シクラメン
2015 君の風になって USAGI
2016 名もなき挑戦者
2017 パッサボーラ! (Jubilo ver.) UNIONE
2018 Higher
2019 WE CAN![44] 足立佳奈
2020 僕らのPRIDE スピラ・スピカ
2021 UNITE
2022 Go Beyond
2023 最響未来ファンファーレ
2024 FIRE SPIRIT

ジュビロTV

2011年、クラブの企画・制作・撮影によるオリジナル番組「ジュビロTV」を開始。スタジアムのビジョンで上映される「ジュビロTV~stadium channel~」、SBSテレビ(静岡放送)で放送される「ジュビロTV~SBS channel~」、スカパー!で放送される「ジュビロTV PLUS」の3種類がある。2012年春からは、スマートフォンで視聴できる「ジュビロTVモバイル」がスタートした。

関連番組

静岡第一テレビ
SBS
  • JubiloTV(毎週木曜日・22:57~23:00)*クラブ自作番組
  • みなスポ(毎週土曜日・17:00~17:30)
静岡朝日テレビ
  • スポーツパラダイス(毎週金曜日・23:10~)
テレビ静岡
  • おは・スポ・サンデー(毎週日曜日・6:15~6:30)
NHK静岡
  • たっぷり静岡(月~金・18:10~19:00)

補強禁止問題

2022年9月29日、ファビアン・ゴンザレスの加入を巡り、前所属クラブ退団後、磐田との契約締結前にタイのクラブと取り交わした契約が存在したことに関して、国際サッカー連盟の紛争解決室より、FIFA規則に違反するとして補強禁止(ユース含む)の処罰を受けた。ただ、10月19日にこの判決を不服としスポーツ仲裁裁判所に上訴した[45]

また、2023年4月28日に国際サッカー連盟より、「クラブに対する登録禁止処分」移籍・登録禁止の制裁に関する範囲の明確化を目的としたサーキュラーno.1843が発行された。

ユースチームに関する記載があり、移籍・登録禁止の制裁に関する解釈が変更されたことによって、15歳までの選手については、日本サッカー協会(JFA)に登録が必要となる大会・活動への参加が認められることが明記された。

  • その内容は以下のとおり[46]
    • ファビアン・ゴンザレスに対して、タイのクラブへ5万ドルの賠償金支払いを命令する。ジュビロも連帯して当該支払い義務を負うものとする。
    • ファビアン・ゴンザレスに対してのスポーツ制裁として、4か月間(2022年9月29日(木)~11月5日(土)の38日間および2023年2月18日(土)~5月11日(木)の82日間)の公式試合出場禁止処分[47]
    • ジュビロに対するスポーツ制裁として、今後2回(2023年第1期・第2期登録期間中)の新規選手の登録禁止処分。トップチームだけでなく、下部組織を含むすべての年齢カテゴリーの男子チームを対象とする。
      • この影響で、今季加入内定していた師岡柊生の仮契約の解除が発表された(その後、師岡は鹿島の加入が決まった)[48]。ただし、ユースからトップチームへの昇格など、当クラブの選手の登録区分の変更、並びに他チームへ期限付き移籍している選手の移籍期間満了に伴うジュビロへの復帰に関しては対象外としていた。

決算

ジュビロ磐田の決算は、つぎのとおり。

損益

年度 収入 広告料 入場料 配分 その他 費用 事業費 人件費 管理費 利益 純利益
2005 3,890 1,704 654 317 1,215 4,073 3,349 1,834 724 -183 -106
2006 3,717 1,946 561 338 872 3,939 3,238 1,869 701 -222 -214
2007 3,594 2,127 524 277 666 3,515 2,845 1,575 670 79 85
2008 3,387 1,882 582 266 657 3,659 3,051 1,657 608 -272 -258
2009 3,422 1,943 511 225 743 3,395 2,684 1,582 711 27 4
2010 3,151 1,793 408 339 611 2,901 2,308 1,254 593 250 209

出典: 各年度のJクラブ決算一覧。 200520062007200820092010

金額の単位: 百万円

人件費は事業費に含まれる。

年度 収益 広告料 入場料 配分 育成 その他 費用 人件費 試合 トップ 育成 女子 販売 利益 純利益
2011 3,151 1,695 424 227 31 774 2,919 1,299 323 258 47 0 992 232 186
2012 3,391 1,674 403 233 149 932 3,174 1,437 309 253 162 0 1,013 217 170
2013 3,298 1,645 446 206 249 752 3,233 1,369 328 253 182 0 1,101 65 45
2014 3,027 1,583 374 101 159 810 3,004 1,352 298 244 164 0 946 23 24
2015 2,995 1,515 396 100 231 754 2,943 1,263 305 229 186 0 960 53 48

出典: 各年度のJクラブ決算一覧。 20112012201320142015

金額の単位: 百万円

年度 収益 広告料 入場料 配分 育成 物販 その他 費用 人件費 試合 トップ 育成 女子 物販 販売 利益 純利益
2016 3,303 1,569 474 219 234 294 513 3,263 1,378 422 227 238 0 168 830 40 62

出典: 各年度のJクラブ決算一覧。 2016

金額の単位: 百万円

資産

年度 総資産 総負債 純資産 資本金
2005 1,229 719 509 679
2006 956 660 295 679
2007 1,158 777 381 679
2008 1,343 1,220 122 679
2009 1,011 884 127 679
2010 948 612 336 679
2011 1,182 659 523 679
2012 1,340 648 692 679
2013 1,286 548 738 679
2014 1,235 473 762 679
2015 1,329 519 810 679
2016 1,527 654 873 679

出典: 各年度のJクラブ決算一覧。 200520062007200820092010201120122013201420152016

金額の単位: 百万円

脚注

注釈

  1. ^ 同大会のグループリーグで、レアル・マドリード(スペイン)と初戦で対戦、ロサンゼルス・ギャラクシーアクラ・ハーツ・オブ・オークとの対戦が予定されていた。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o プロフィール”. 日本プロサッカーリーグ. 2023年10月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k クラブ概要”. ジュビロ磐田. 2017年9月17日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 株式会社ジュビロ 第32期決算公告
  4. ^ a b 法人名変更のお知らせ』(プレスリリース)ジュビロ磐田、2004年6月25日https://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=37272017年9月17日閲覧 
  5. ^ ジュビロ磐田 ホームタウン追加について”. 日本プロサッカーリーグ (2023年5月16日). 2023年5月16日閲覧。
  6. ^ 静岡県西部地域7市町ホームタウン追加のお知らせ”. ジュビロ磐田 (2023年5月16日). 2023年5月16日閲覧。
  7. ^  週刊サッカーマガジン 1994年5月11日/18日号 no454 p。24-25
  8. ^ 【磐田】新監督にスペイン人のフベロ氏…クラブシーズン最多の4人目」『スポーツ報知』2019年8月20日。2019年8月20日閲覧。
  9. ^ 6/13(土)練習試合 vs. 沼津 リモート応援システムのご参加方法について』(プレスリリース)ジュビロ磐田、2020年6月11日https://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=72812023年10月23日閲覧 
  10. ^ “J2磐田の昇格消滅…6戦ぶり勝利待たずに“終戦””. 日刊スポーツ. (2020年11月25日). https://www.nikkansports.com/m/soccer/news/amp/202011250001124.html 2020年12月11日閲覧。 
  11. ^ 鈴木政一監督の体調について』(プレスリリース)ジュビロ磐田、2021年10月30日https://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=80242021年12月23日閲覧 
  12. ^ 鈴木 政一監督復帰のお知らせ』(プレスリリース)ジュビロ磐田、2021年12月4日https://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=80842021年12月23日閲覧 
  13. ^ 静岡SSUボニータとのパートナーシップ契約締結のお知らせ』(プレスリリース)ジュビロ磐田、2022年10月1日https://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=85482023年2月4日閲覧 
  14. ^ 磐田がJ2降格 1年で降格はクラブ史上初 渋谷洋樹監督は退任決定的 後任候補は外国人指揮官ら複数人」『スポーツ報知』2022年10月30日。2023年10月23日閲覧。
  15. ^ 小野 勝 代表取締役社長 辞任のお知らせ』(プレスリリース)ジュビロ磐田、2022年11月5日https://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=86132022年11月5日閲覧 
  16. ^ 代表取締役社長交代のお知らせ』(プレスリリース)ジュビロ磐田、2022年12月22日https://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=86732022年12月22日閲覧 
  17. ^ 【磐田】17歳260日の後藤啓介が高原超えクラブ最年少弾含む2発も惜敗「喜びと悔しさ半々」 - J2」『日刊スポーツ』。2023年2月22日閲覧。
  18. ^ ジュビロ磐田ホームタウンに浜松市や掛川市など6市1町を追加 静岡県西部全体がホームタウンに」『静岡朝日テレビ』2023年5月16日。オリジナルの2023年5月16日時点におけるアーカイブ。2023年10月23日閲覧。
  19. ^ “【J2最終節】磐田が逆転でJ1復帰!昇格PO最後の1枠は山形がロスタイム弾で進出/詳細”. 日刊スポーツ. (2023年11月12日). https://www.nikkansports.com/soccer/news/202311120000088.html 2023年11月12日閲覧。 
  20. ^ ドイツ・ブンデスリーガ「VfLボーフム」とのパートナーシップ締結のお知らせ』(プレスリリース)ジュビロ磐田、2024年3月23日https://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=94972024年4月21日閲覧 
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  22. ^ 「ジュビロ上大之郷グラウンド」使用開始について』(プレスリリース)ジュビロ磐田、2008年8月11日https://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=3222023年10月23日閲覧 
  23. ^ a b DANKE PUMA”. ジュビロ磐田. 2021年11月27日閲覧。
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  25. ^ 新オフィシャルサプライヤーAdmiral(アドミラル)に決定』(プレスリリース)ジュビロ磐田、2021年12月13日https://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=81032021年12月13日閲覧 
  26. ^ ジュビロアカデミー活動についてのお知らせ』(プレスリリース)ジュビロ磐田、2023年2月16日https://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=87952023年2月16日閲覧 
  27. ^ コルテアズー”. ジュビロ磐田. 2009年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月23日閲覧。
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  43. ^ 2014年シーズンソングアーティスト「シクラメン」に決定』(プレスリリース)ジュビロ磐田、2014年1月14日https://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=34852023年10月23日閲覧 
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  46. ^ 磐田に“補強禁止”などの制裁…F・ゴンザレスの契約を巡りFIFA規則違反 クラブはCASに上訴」『ゲキサカ』2022年10月19日。2023年10月23日閲覧。
  47. ^ ファビアン ゴンザレス選手に対する4ヶ月間の公式戦出場停止処分のお知らせ』(プレスリリース)ジュビロ磐田、2023年2月15日https://www.jubilo-iwata.co.jp/newslist/detail/?nw_seq=87872023年2月16日閲覧 
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関連項目

外部リンク