梶川 裕嗣(かじかわ ゆうじ、1991年7月26日 - )は、愛知県豊田市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・鹿島アントラーズ所属。ポジションはゴールキーパー(GK)。
来歴
名古屋グランパスの下部組織を経て東海学園高等学校、東海学園大学へ進学。大学では東海学生リーグでベストイレブンを受賞[1]、デンソーカップチャレンジサッカーでは東海・北信越選抜に選出される[2]など活躍。2014年シーズンより湘南ベルマーレに加入[3]。秋元陽太の控えとしてプロ生活をスタートし、プロ1年目は天皇杯で公式デビューを飾ったが、2年目の2015年は公式戦出場無しに終わった。秋元がFC東京に移籍した2016年も村山智彦の加入もあり控えという立場は変わらずも、チームの降格が決まった後の終盤2試合で出場機会を得た。
秋元が湘南に復帰した2017年、出場機会を求めて徳島ヴォルティスに期限付き移籍[4]。17年は長谷川徹とポジションを争いながら、14試合に出場した。翌年より完全移籍に移行。18年にポジションを長谷川から奪った。
2019年12月24日、横浜F・マリノスへの完全移籍が発表された[5]。
当初は朴一圭の控えとしての立場だったが、朴の怪我もあって出場した際に穴を埋める活躍を見せ、朴が怪我から復帰後も試合に出場した。しかし朴がサガン鳥栖に移籍し、その鳥栖から加入した高丘陽平にポジションを奪われ、さらには栃木SCからレンタルバックで復帰したオビ・パウエル・オビンナが高丘とポジションを争う形になったため、控えからも外れることになった。
2021シーズンも引き続きリーグ戦のメンバーからは外れていたが、3月17日に行われたJ1リーグ第5節徳島ヴォルティス戦で同年初のベンチ入りを果たす。そして約1ヶ月後に行われたルヴァンカップ第3節清水エスパルス戦で同年公式戦初出場を果たした。しかしこの年は高丘がレギュラーに完全定着したこともあって、リーグ戦の出場は無かった。
2021年12月27日、ジュビロ磐田への完全移籍が発表された[6]。2022シーズンは、正GK三浦龍輝の控えにとどまり、アレクセイ・コシェレフと第2GKの座を争いながらリーグ戦3試合に出場した。
2023年12月28日、鹿島アントラーズへ完全移籍が発表された[7]。
所属クラブ
個人成績
国内大会個人成績 |
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ |
リーグ戦 |
リーグ杯 | オープン杯 |
期間通算 |
出場 | 得点 |
出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
出場 | 得点 |
日本
| リーグ戦 |
リーグ杯 | 天皇杯
|
期間通算
|
2014 |
湘南 |
21 |
J2 |
0 |
0 |
- |
1 |
0 |
1 |
0
|
2015 |
J1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0
|
2016 |
2 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
4 |
0
|
2017 |
徳島 |
J2 |
14 |
0 |
- |
1 |
0 |
15 |
0
|
2018 |
35 |
0 |
- |
1 |
0 |
36 |
0
|
2019 |
41 |
0 |
- |
0 |
0 |
41 |
0
|
2020 |
横浜FM |
J1 |
17 |
0 |
1 |
0 |
- |
18 |
0
|
2021 |
0 |
0 |
4 |
0 |
1 |
0 |
5 |
0
|
2022 |
磐田 |
24 |
3 |
0 |
3 |
0 |
2 |
0 |
8 |
0
|
2023 |
81 |
J2 |
13 |
0 |
2 |
0 |
2 |
0 |
17 |
0
|
2024 |
鹿島 |
29 |
J1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0
|
通算 |
日本 |
J1
|
22 |
0 |
5 |
0 |
8 |
0 |
35 |
0
|
日本 |
J2
|
103 |
0 |
2 |
0 |
5 |
0 |
93 |
0
|
総通算
|
125 |
0 |
10 |
0 |
10 |
0 |
145 |
0
|
代表・選抜歴
獲得タイトル
- 東海学生サッカーリーグ1部 ベストイレブン(2012年)
脚注
関連項目
外部リンク