2000年の日本競馬(2000ねんのにほんけいば)では、2000年(平成12年)の日本競馬界についてまとめる。馬齢は旧表記で統一する。
1999年の日本競馬 - 2000年の日本競馬 - 2001年の日本競馬
概要
テイエムオペラオーの快進撃
前年の皐月賞馬で、有馬記念ではグラスワンダー・スペシャルウィークの僅差3着だったテイエムオペラオーが大きく成長。引退したエルコンドルパサー・スペシャルウィークに代わって、古馬戦線の主役に躍り出た。
年明け緒戦の京都記念で同期の菊花賞馬ナリタトップロードに完勝。阪神大賞典でラスカルスズカを退けると、圧倒的1番人気に推された天皇賞・春を勝利。2着ラスカルスズカ、3着ナリタトップロードは阪神大賞典と同じ着順であった。宝塚記念ではレース中に故障した前年の覇者・グラスワンダーを尻目に、その後ライバルとなるメイショウドトウとの初対決を制した。
秋は京都大賞典より始動すると、ナリタトップロード相手に着差こそアタマ差ながらも、鞭を使わぬ完勝。そして天皇賞・秋は2馬身半、ジャパンカップはクビ差、有馬記念は4コーナーで後方の内に包まれた位置から馬群をこじ開けるように抜け出して追い込み、ハナ差でいずれもメイショウドトウを下して、8戦8勝、年間GI5勝、古馬の中長距離GI完全制覇の快挙を達成した。3レース(天皇賞・秋、ジャパンカップ、有馬記念)の全てを制した馬に与えられる特別報奨金制度の適用第1号となり、2億円を獲得した[1]。
エアシャカールの「準三冠」
4歳牡馬クラシック路線ではエアシャカールが大活躍。
皐月賞でダイタクリーヴァをクビ差破るが、日本ダービーではアグネスフライト(鞍上・河内洋)の末脚にハナ差屈する。
秋は菊花賞でアグネスフライトに雪辱し二冠を達成。ダービーのハナ差負けがなければ三冠馬になっているところであった。
また、武豊騎手もそのハナ差負けで3年連続ダービー制覇を逃した。
外国産馬が天皇賞出走可能に
この年より、春・秋の天皇賞が外国産馬に開放された。春にはグラスワンダーが出走を示唆したが、前哨戦の日経賞で惨敗すると撤回。結局、秋にメイショウドトウがオールカマーを勝って出走し、2着に入線したのが最初となった。勝ち馬の第1号は2001年秋のアグネスデジタル。
できごと
1月 - 3月
4月 - 6月
7月 - 9月
10月 - 12月
競走成績
中央競馬・平地GI
中央競馬・障害
地方競馬主要競走
表彰
JRA賞
- 年度代表馬・最優秀5歳以上牡馬 テイエムオペラオー
- 最優秀3歳牡馬 メジロベイリー
- 最優秀3歳牝馬 テイエムオーシャン
- 最優秀4歳牡馬 エアシャカール
- 最優秀4歳牝馬 チアズグレイス
- 最優秀5歳以上牝馬 ファレノプシス
- 最優秀父内国産馬・最優秀短距離馬 ダイタクヤマト
- 最優秀ダートホース ウイングアロー
- 最優秀障害馬 ゴーカイ
ダートグレード競走最優秀馬
NARグランプリ
リーディング
リーディングジョッキー
リーディングトレーナー
分類 |
調教師の氏名 |
勝利数
|
中央競馬 |
|
|
地方競馬 |
|
|
ばんえい競走 |
|
|
リーディングオーナー
リーディングブリーダー
リーディングサイアー
リーディングブルードメアサイアー
誕生
この年に生まれた競走馬は2003年のクラシック世代となる。
競走馬
人物
死去
競走馬、繁殖馬
人物
引退
競走馬
人物
脚注
参考文献
注釈
出典
|
---|
1930年代 | |
---|
1940年代 | |
---|
1950年代 | |
---|
1960年代 | |
---|
1970年代 | |
---|
1980年代 | |
---|
1990年代 | |
---|
2000年代 | |
---|
2010年代 | |
---|
2020年代 | |
---|