ラグビー日本代表 2025年メンバー
ラグビー日本代表 2025年メンバー(ラグビーにほんだいひょう2025ねんメンバー)は、ラグビー日本代表として、2025年に編成されるラグビーユニオンのナショナルチーム。日本ラグビーフットボール協会が組織する。愛称は「ブレイブ・ブロッサムズ」(Brave Blossoms)[注 1][1]。ヘッドコーチの名を冠して「エディー・ジャパン」ともいう。日本代表に準じるセカンドチームに、「JAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)」がある。 2025年の動向チームコンセプト「超速 AS ONE」2025年6月11日、日本代表強化合宿(6月16日開始)に参加する選手発表の場で、チームコンセプト「超速 AS ONE」をエディー・ジョーンズHCが発表した。「超速」は、Physical(パス、ラン、キックの速さ)、Thinking(考える速さ)、Collaboration(連携・団結の速さ)を意味する。「AS ONE」は、Value(共通の価値観)、Goal(明確な目標)、Action(具体的なアクション)を意味する[2]。 国代表条件の緩和2024年8月1日からワールドラグビーにより、国代表となる条件が緩和された。「プレーする時点の直前の60ヶ月間継続して当該国を居住地としていた」という項目が撤廃[3][4]。海外に国籍を持つ選手であっても、60ヶ月間 日本国内チームに在籍していれば(途中で海外チームに所属していなければ)、日本代表になる条件を満たすことになる[3]。後述「代表資格」も参照。 新ルールの導入2025年1月1日からワールドラグビーは、世界的試験実施ルール(コンバージョンキックまでの時間を90秒から60秒に短縮、ラインアウト形成は30秒以内、スクラム・ラック・モールでのスクラムハーフの保護、争われないラインアウトでのノットストレートの許容)を施行。 日本国内では4月1日から施行する[5]。社会人大会ジャパンラグビーリーグワンでは、2024年12月21日のシーズン開幕戦から導入済み[6]。 用語の変更1月6日、日本ラグビーフットボール協会は「新たにラグビー競技を観戦する人たちにわかりやすく伝えるため」として、用語の変更を発表した。主なものは、ノックオン→ノックフォワード、ジャッカル→スティール、 ゴールライン→トライライン、インゴールエリア→トライゾーン/トライエリアなど[5]。 U23日本代表を編成2025年1月24日、日本協会は将来の日本代表選手の育成を加速するためのプロジェクト「JAPAN TALENT SQUADプログラム2025」を発表。その一環として、U23日本代表を編成し4月にはオーストラリア遠征を行う。エディー・ジョーンズがヘッドコーチを務める[7]。 新ジャージ6月22日、男子日本代表と女子日本代表のジャージを刷新[8][9]。カンタベリー製となった2003年以降としては、男子ワールドカップ開催年以外での変更は、初めてとなる。 テストマッチ10試合を予定
2025年の対戦
対戦詳細
リポビタンDチャレンジカップ2025 ウェールズ来日 第1戦
リポビタンDチャレンジカップ2025 ウェールズ来日 第2戦
パシフィックネーションズカップ2025 プール戦
パシフィックネーションズカップ2025 プール戦
世界ランキング2025年における 日本代表ワールドラグビーランキングの変動。
2025年の日本代表選手7月まで2025年7月10日現在[55][56][57][58][59]。▲は追加招集、▼は離脱。「
8月から2025年8月31日現在[61][33][62][63]。▲は追加招集、▼は離脱。
スタッフJAPAN XV / 日本代表 合宿スタッフ2025年6月2日、15人制男子日本代表チームマネージャーに松下忠樹が就任[64]。2024-25シーズンでは、クボタスピアーズ船橋・東京ベイの「チームマネージャー/採用」を担当した[65]。
初キャップ獲得選手2025年に初キャップ獲得の選手。年齢・所属は初キャップ獲得当時。
代表資格国籍は関係ないラグビーでは、国の代表チームとしてプレーする際にその国籍は問われないため、「所属協会主義」と呼ばれる[66][67]。ワールドラグビーの レギュレーション8条 により、代表資格は以下の4条件で規定されている[68][69]。
上記の規定は、過去に他の国での代表戦出場が無いことが前提となる。他国でのジュニア代表出場は不問。ただし、オリンピックおよびその予選の場合、ワールドラグビーの代表資格規定は該当せず、その国の国籍を持つ選手のみ(国籍主義)となる[70][71][72]。 日本への帰化選手「外国人選手が多い」という批判がある[67][73] が、日本は外見的特徴からそのように指摘されやすい。 他のラグビー代表チームも同様に、異なる国の出身者が含まれる[注 2][74][75]。ワールドカップ2023において、自国出身選手のみで構成されたのは、南アフリカ共和国とアルゼンチンだけだった[76]。 高校・大学時代から日本で生活し、日本に帰化(日本国籍を取得)している選手も少なくない[77][78][79][80][81]。カタカナだけの氏名であっても、姓と名の表記の間に「・」が無い選手は、原則として日本国籍を持つ者である(戸籍に記号は使えないため)[82]。 放送・配信JAPAN XV vs マオリ・オールブラックス(6月28日) 日本代表 vs ウェールズ代表 第1戦(7月5日) 日本代表 vs ウェールズ代表 第2戦(7月12日) 日本代表 vs オーストラリア代表(10月25日) 脚注注釈
出典
関連項目
外部リンク
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