ラグビーウルグアイ代表
ラグビーウルグアイ代表(スペイン語: Selección de rugby de Uruguay)は、ウルグアイラグビー協会によるラグビーユニオンのナショナルチームである。愛称は国鳥のナンベイタゲリを意味するロス・テロス(Los Teros)。 概要南アメリカではアルゼンチン(ロス・プーマス)に次ぐ実力を持つ。ワールドカップには1999W杯より2大会連続出場。1999W杯では、当時40歳の主将ディエゴ・オルマエチェア率いるチームが、プール戦敗退ながらスペインに勝利を収め、南アフリカに大健闘して高く評価された。2003W杯もやはり決勝トーナメントには進めなかったものの、グルジアを破って1勝を挙げている。 だが、2007W杯予選ではポルトガルとホーム・アンド・アウェーのプレーオフを戦い、1勝1敗だったものの、総得点で敗れ本大会を逃した。2011W杯予選のプレーオフでもルーマニアに敗れて本大会に進めなかったが、2015W杯予選のプレーオフでは香港、ロシアに勝利を収め、本大会に出場したがプール戦全敗だった。 2019W杯の南北アメリカ予選ではカナダに勝利し2大会連続出場を決めた。本大会では釜石で行われたフィジー戦で30-27で勝利する大番狂わせを演じた[1]。 2023W杯の南北アメリカ予選ではプレーオフ予選でアメリカ合衆国に勝利し3大会連続出場を決めた[2]。 選手現在の代表ロス・テロススコッド
※所属、 キャップ数(Cap)は2024年12月2日現在 ワールドラグビー男子ランキングワールドラグビーが発表するデータにもとづく。
逸話2019年9月25日に行われた2019W杯ウルグアイ対フィジー戦において、ウルグアイの主将フアン・マヌエル・ガミナラと一緒に入場した日本の小学生のエスコートキッズが、試合前に歌うウルグアイの国歌を選手と一緒に斉唱した[4]。 試合後にフアン・マヌエル・ガミナラは報道陣に対して自ら「とても驚いたことがあった」と切り出し、「マスコットキッズが、スペイン語で最後まで歌ってくれた。すごくびっくりしたし、本当にうれしかった」「僕と一緒に入場した子どもが国歌を一緒に歌ってくれたんだ。自分の国にいるように感じた。日本の皆さんに感謝したい」と述べ、「ありがとう」と日本語でお礼を述べた[4][5]。 2019W杯公式Twitterは「素晴らしい瞬間」として、ウルグアイの選手がエスコートキッズと肩を組んで国歌を歌い、斉唱後にエスコートキッズの頭をなでて敬意を表する姿を紹介した[5]。 ワールドカップの成績
脚注
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