『モノクラ〜ベ』は、スカパー!と共同テレビジョンが制作し、BSスカパー!で放送されていたテレビ番組。
堀潤がMCを務める。この他に市場情勢や検証結果の解説を行う「御意見番」(家電コーディネーターの戸井田園子が出演することが多い)、競争させる2社を紹介する「サポーター」(公式サイトでは「推薦人」と書かれているが、本編での表現に合わせる。両サイド1名ずつ。なすなかにし、髭男爵が出演することが多い。)も出演。
2014年10月26日放送開始。シーズン11まで制作され、2019年3月26日の生放送特番まで放送された。
番組内容
家電製品や大手外食チェーンで競合する2社(市場シェアにより「圧倒的大手VSライバル複数社連合」の構成もある)の製品を競争させ、どちらが優れているかを評価することを意図した商品比較番組である。毎回、競合する商品の性能を競争的なテストを通じて比較し、ゲストがどちらの商品を選ぶかを競わせる。たとえば、お掃除ロボットであれば、2社の製品を用いて、特定の面積を一定時間でどれだけきれいに出来るかを競わせ、性能を比較する。このようなテストを数種類行い検証する。
「ありとあらゆるモノがあふれかえる現代、まさにメーカー大戦国時代! ネットの普及で膨大な情報が錯綜する現在!実際、どの商品が一番優れているのか? 民放地上波では対スポンサーとの関係上絶対に出来ないスポンサー無視の番組がスカパー!を舞台に誕生した! つまり、メーカーへの配慮無し、どちらが優れているのかを徹底検証するガチンコ頂上決戦!」[1]。
番組制作にあたり、取り上げるメーカーから一切協力を得ないことも特徴。そのため番組にメーカー担当者などは出演せず、ネガティブな検証結果や批判意見もそのまま放送している。また、大手外食チェーンを比較する場合も同様の理由から店内のカメラ撮影ができないため、レポートするサポーターが隠しマイクを忍ばせて音声だけを収録、カメラは外から遠巻きにサポーターの様子を撮影している。このような商品比較や厳しい批判意見は地上波民放ではCMスポンサーの関係上、NHKも中立を保つ立場から不可能である。その意味で、ダラケ! 〜お金を払ってでも見たいクイズ〜と同様に「地上波ではできない、スカパー!でしかありえない」ことを特徴としている。
シーズン2からは、番組独自の検証結果がカタログや取扱説明書の記載内容と異なる点について、サポーターが一般の消費者を装って相手メーカーのコールセンター等に電話し、担当者を追及する「モノ申す」もスタートしている。なおメーカー側の出演承諾はもちろんないので、電話口のメーカー担当者の声は個人が特定できないように加工している。
放送リスト
シーズン1
シーズン2
シーズン3
シーズン4
シーズン5
シーズン6
シーズン7
シーズン8
シーズン9
シーズン10
シーズン11
生放送特番
脚注
- ^ 番組冒頭ナレーションより
外部リンク