マルイ (岡山県)

株式会社マルイ
MARUI Co., Ltd.
種類 株式会社
略称 マルイ
本社所在地 日本の旗 日本
708-8505
岡山県津山市二宮71
本店所在地 708-8505
岡山県津山市戸島893-15
設立 1958年8月
業種 小売業
法人番号 4260001020240 ウィキデータを編集
事業内容 スーパーマーケットチェーン、食品全般、日用雑貨、惣菜商品製造、通信販売
代表者 代表取締役社長 松田欣也
資本金 3,000万円
売上高 250億円
(マルイ単体)
純利益 4億1,569万7,000円
(2024年2月期)[1]
純資産 56億5,592万4,000円
(2024年2月期)[1]
総資産 113億9,197万8,000円
(2024年2月期)[1]
従業員数 1,400名(パート・アルバイト等を含む)
決算期 4月30日
主要株主 (株)マムハートホールディングス
主要子会社 (株)サンインマルイ、(株)ランディーズ、(株)バッカス、(有)アントレ、勝央開発(株)、三和、(株)エスマート、(株)わたなべ生鮮館、(株)ハートデリカ
外部リンク http://www.maruilife.co.jp/
特記事項:本部は本社所在地、プロセスセンターは登記上の本店所在地にある。
テンプレートを表示

株式会社マルイは、岡山県津山市に本部を置き、岡山県・鳥取県島根県スーパーマーケット事業等を展開する企業である。

概要

食料品スーパーマーケットを中心に展開しており、津山市を拠点として岡山県と鳥取県、島根県に24店舗出店、瀬戸内海から日本海にわたる広域なネットワークを構築している。津山市郊外には、「イーストランド」、「ノースランド」、「ウエストランド」等の大型複合商業施設を展開している。 CGCグループの一員であり、「絆」を大切にした経営方針に基づき、地域に根ざした正しい商いを通じて中国地方No.1のスーパーマーケットを目指している。

その他には、農林水産省補助事業である「にっぽん食育推進事業」を、平成19年度(外食、小売業等における普及啓発事業)、平成20年度(食育先進地モデル実証事業)、平成21年度(食育先進地モデル実証事業)を展開、「食事バランスガイド」の活用、日本型食生活の普及・啓発への支援に取り組んでいた。

平成21年度完全施行の薬事法改正に伴い、スーパーマーケットにおいて条件付きで一部医薬品を販売できるようになった。詳細は当該項目を参照。イーストランド店(津山市)にて、医薬品販売事業を展開している。

また、インターネットショッピングサイト「ネットスーパーマルイ宅配便」を開設、岡山県全域に商品の配達を行う[注 1]

美作市をホームグラウンドに活動を続ける女子サッカークラブチーム岡山湯郷Belleのオフィシャルスポンサーである。

沿革

  • 1931年昭和 6年) - 津山市元魚町にマルイ食料品店を創業(初代社長:石原 章)
  • 1955年(昭和30年) - 県下初のセルフサービス方式を導入
  • 1958年(昭和33年) - 株式会社マルイに改組
  • 1968年(昭和43年) - 協同組合中国経営合理化チェーン(CMC)の設立に参画
  • 1977年(昭和52年) - リオ店(美作町)、イーストランド店を開設
  • 1981年(昭和56年) - 勝央店を開設
  • 1982年(昭和57年) - 津山市院庄に配送センターを開設/ウエストランド店を開設
  • 1983年(昭和58年) - 惣菜の集中生産システムを開始
  • 1985年(昭和60年) - 本店改装
  • 1986年(昭和61年) - チェリーマート志戸部店出店/イーストランド店リニューアル
  • 1988年(昭和63年) - 高野店開設/吉野家津山東店/新保店出店
  • 1989年平成元年) - 吉野家早島店出店
  • 1990年(平成2年) - 本社を移転
  • 1991年(平成3年) - 勝山店開設
  • 1992年(平成4年) - コスモスフーズ(株)買収
  • 1993年(平成5年) - マルイ美作(株)吸収合併
  • 1994年(平成6年) - ウエストランド店リニューアル/ハウスキーピング増設/リトルマーメイド増設
  • 1995年(平成7年) - 高野店リニューアル/倉吉中央店を開設/バッカス美作リニューアル
  • 1996年(平成8年) - デイリートランスファーセンター(D・T・C)開設/ノースランド店を開設/志戸部店リニューアル(呼称変更)/湖山店(鳥取市)を開設/レストランズマルイ(株)に社名変更〈旧ウエスタンフーズ(株)〉/かつ佶(とんかつの店)東津山店を開設/(有)バッカスを設立(勝山店、ウエストランド店、リオ店、イーストランド店、志戸部店、ノースランド店、湖山店)
  • 1998年(平成10年) - (有)サンインマルイを設立
  • 1999年(平成11年) - 両三柳店(米子市)を開設/正蓮寺店(鳥取市)を開設、後に閉店/薬師町店(鳥取市)を開設
  • 2000年(平成12年) - (株)ランディーズに社名変更<旧コスモスフーズ(株)>/イーストランド店リニューアル/下中野店(岡山市)を開設/宮長店(鳥取市)を開設
  • 2001年(平成13年) - 湯郷店(美作町)を開設
  • 2002年(平成14年) - CMCを脱退/トランスファーセンター(T・C)開設/勝央店リニューアル
  • 2003年(平成15年) - (有)パザパを設立/倉吉中央店リニューアル/勝山店リニューアル(全店 300・500坪規模へ統一)
  • 2004年(平成16年) - アプト店(琴浦町)を開設/久世店(真庭市)を開設/HACCP高度化認定惣菜工場「マルイ ハートデリカ」を開設
  • 2005年(平成17年) - 車尾店(米子市)を開設
  • 2006年(平成18年) - 大福店(岡山市)を開設/(有)パザパが(株)シバタ(鳥取市)の「Sマート」事業を譲受、(株)エスマートに社名変更
  • 2007年(平成19年) - 下中野店(岡山市)を大福店(岡山市)へ統合
  • 2008年(平成20年) - 勝北店(津山市)を開設/新総合物流センターを開設/本部を現所在地(津山市戸島)に移転/ホープタウンと業務提携、ホープタウンマルイ店を開設(米子市)/(株)わたなべ生鮮館(岡山市)を完全子会社化
  • 2009年(平成21年) - 外食産業から撤退(津山市)
  • 2010年(平成22年) - ネットスーパーマルイ宅配便開始/ノースランド店リニューアル/アルティ店(真庭市)を開設
  • 2012年(平成24年) - 本部事業機能をウエストランド2F(津山市二宮)に移転
  • 2014年(平成26年) - 総社店(津山市)、米子しんまち店(米子市)を開設/特定非営利活動法人マルイ・エンゲージメント・キャピタルを設立
  • 2015年(平成27年) - 上井店(倉吉市)を開設
  • 2017年(平成29年) - 国府店(鳥取市)を開設
  • 2018年(平成30年) - (株)マムハートホールディングスを設立
  • 2019年(平成31年・令和元年) - (株)ユニサンから事業譲渡を受け(株)米子マルイを設立。安倍店(米子市)・渡店(境港市)を開設

店舗

かつて存在した店舗

岡山県

  • 本店 - 津山市元魚町14[2]、1931年2月10日開店[2]-2019年閉店、売場面積999㎡[2]
  • 上河原店 - 津山市上河原209-4[2]、1978年11月20日開店[2]、売場面積377㎡[2]
  • ショッピー城北店 - 津山市山北470-1[2]、1974年7月4日開店[2]、売場面積541㎡[2]
  • フレッシュ駅前店 - 津山市南町1-28[2]、1978年4月16日開店[2]、売場面積330㎡[2]
  • リオ店 - 英田郡美作町入田200-3[2]、1975年1月4日開店[2]、売場面積411㎡[2]
  • ミートパビリオン - 津山市大手町11-21[2]、1991年2月14日開店[2]、売場面積69㎡[2]
  • 下中野店 - 岡山市下中野377‐1[3]、2000年9月7日開店[3]-2007年閉店[4]、売場面積1700㎡[3]

鳥取県

  • 倉吉中央店 - 倉吉市住吉町74-1[2]、1996年9月14日開店[2]-2019年6月28日閉店、売場面積969㎡[2]
  • 渡店 - 境港市渡町2711、2019年7月11日開店[5]-2021年2月7日閉店[6]、売場面積約939㎡[5]

マムハートカード

入会費、年会費無料の電子マネー機能付きポイントカード。マルイの子会社であるエスマート、わたなべ生鮮館ともポイントカードを共有しており相互利用が可能となっている。

税抜200円お買い上げごとに1ポイント、100ポイント以上累計で100円のお買い物券となる。但し、電子マネー「CoGCa」(コジカ)でのお支払いで、税抜き200円お買上ごとに、別途1ポイントが付与される。

毎月5日は、ポイント5倍デー(マルイ全店、ただしカード利用不可のアプト店を除く)

例外で、

  • 大福店(岡山市) 毎週日曜日5倍
  • 両三柳店、車尾店、米子しんまち店(鳥取県米子市) 毎週日曜日5倍
  • ホープタウンマルイ店(鳥取県米子市) 毎週火曜日5倍
  • 湖山店、薬師町店、宮長店(鳥取市) 毎週木曜日5倍
  • 倉吉中央店(鳥取県倉吉市) 毎週木曜日5倍

である。

また、毎月25日、偶数月の15日はマルイカード会員限定で、1500円ごとにスクラッチカードがもらえ、50~500円の金券となる。 (金券は利用期限がある)

POSシステム

ネットスーパーマルイ宅配便

マルイの商品をインターネットで購入できるインターネットサイト。 インターネットサイトという名称だが、電話やFAXでの注文も可能である。 会員登録、買い物手数料、年会費無料であるが、配送料は別途必要である。 5,000円以上の利用で、配送料無料。5,000円未満の利用では、配送料315円が必要である。 マルイカードへのポイント加算、ポイントを利用しての支払いはできない。 配送はヤマト運輸を利用しており、現在の支払い方法は代金引換、クレジットカード。

Mam Heart(マムハート)

マルイでは独自にプライベートブランドの「Mam Heart(マムハート)」を展開している。 また、趣旨によりマムハートを4分類している。商品としては、一般食品を始め、日配品、生鮮品、惣菜など多岐にわたる。4分類は以下の通り。

  • Mam Heart Selection(マムハート セレクション)
    素材・製法・味にとことんこだわった安心安全な特選高品質商品
  • Mam Heart Basic(マムハート ベーシック)
    毎日の生活に欠かせないリーズナブルな価格のお値打ち商品
  • Mam Heart Delicious(マムハート デリシャス)
    おふくろの味や新しい味、安心安全で心のこもったオリジナルデリカテッセン商品
  • Mam Heart Natural(マムハート ナチュラル)
    顔の見える履歴のハッキリした青果・畜産・水産商品

CGCグループに加盟しているため、CGCグループプライベートブランドも取り扱っている。

関連会社

(株)ランディーズ

100円ランド(100円ショップ)

  • イーストランド店
  • 両三柳店
  • 宮長店
  • ダイソー・ランディーズノースランド店

喜久屋書店

  • 津山店
  • 国府店

(株)バッカス(酒販売)

  • ウエストランド店
  • ノースランド店
  • イーストランド店
  • 勝山店
  • 湖山店
  • 倉吉店
  • 宮長店
  • 勝央店
  • アプト店
  • 車尾店

(有)アントレ

保険事業

勝央開発(株)

  • 新規業態の開発事業

(株)エスマート

  • 2006年(平成18年)9月1日にシバタからSマートの全店舗を譲り受け、運営開始。詳細は当該項目参照。

(株)わたなべ生鮮館

  • 2008年(平成20年)12月10日に業務・資本提携し完全子会社とした。詳細は当該項目参照。

(株)ハートデリカ

  • HACCP高度化認定惣菜工場

関連項目

  • ウエストランド - 日本のお笑いコンビ。同社が津山市に構えているウエストランド店がコンビ名の由来。[7]

脚注

注釈

  1. ^ 岡山県北部2010年5月1日開始、岡山県南部2010年9月19日開始。

出典

  1. ^ a b c 株式会社マルイ 第66期決算公告
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 『1999年版 日本スーパー名鑑』株式会社商業界、1998年11月20日。 
  3. ^ a b c 『2005年版 日本スーパー名鑑』株式会社商業界、2004年11月20日。 
  4. ^ マルイの歩み | 株式会社マルイ【企業情報】”. 2021年2月10日閲覧。
  5. ^ a b マルイ渡店(境港市)をオープンいたしました | 株式会社マルイ【企業情報】”. 2021年2月10日閲覧。
  6. ^ マルイ渡店 閉店のお知らせ | 株式会社マルイ【企業情報】”. 2021年2月10日閲覧。
  7. ^ “ウエストランドのコンビ名ゆかりの地、スーパーマルイを中心とした独立型の商業施設。”. OHK岡山放送. (2021年11月5日). https://www.ohk.co.jp/data/13264/pages/ 2022年12月19日閲覧。 

外部リンク