株式会社キヌヤは、島根県益田市に本社を置く企業。1935年(昭和10年)創業、1951年(昭和26年)5月設立。島根県西部および山口県北浦地方を営業基盤とするスーパーマーケットチェーン「キヌヤ」を運営する企業である。CGCグループに加盟している。
衣料品販売業者5名と書籍販売業1名が合同で、競合回避と合理化を目指して1951年(昭和26年)に「益田綿業株式会社」を設立し、1953年(昭和28年)7月に「株式会社きぬや百貨店」に商号変更した[1]。 そして、同年10月20日に[2]益田市初の百貨店として「きぬや百貨店」が開店した[3]。
設立に書店が入っていることから[1]、洋書販売も手掛けていた[4]。
「商業を通じて地域社会に奉仕しよう。」を企業理念とする。2010年(平成22年)には積極的な地産地消の取り組みを開始した[5]。同年時点で売上高に占める地産品の割合は約8%だったが、売上高の20%を地産品にするという数値目標を定め、2015年(平成27年)には16%、2020年(令和2年)には18.3%まで地産品の割合を増やした[6]。地元の農家や食品会社の商品を「ローカルブランド」(LB)と称し、益田産大豆の豆腐などローカルブランドのヒット商品も生まれている[7]。
2024年7月時点で、島根県益田市に7店舗、浜田市に7店舗、江津市に3店舗、鹿足郡津和野町に1店舗、鹿足郡吉賀町に1店舗、山口県萩市に4店舗、広島県広島市に1店舗の計24店舗を展開している。
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