パテ・オ・ポメ・ドゥ・テール

パテ・オ・ポメ・ドゥ・テール
切り分けたパテ・オ・ポメ・ドゥ・テール
種類 パイ
フルコース 副食または主菜
発祥地 フランス
地域 サントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏, リムーザン地域圏アリエ県
主な材料 ジャガイモクレームフレーシュ, パフペストリー
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パテ・オ・ポメ・ドゥ・テール(Pâté aux pommes de terre)は、フランス中央部のサントル=ヴァル・ド・ロワール地域圏リムーザン地域圏及びアリエ県の名物料理である[1]副食または主菜として提供される。今日では、しばしばグリーンサラダとともに食べられる。主な材料は、薄切りのジャガイモクレームフレーシュであり、これらをパフペストリーの皮に詰めて、きつね色になるまでオーブンで焼く。

パテ・オ・ポメ・ドゥ・テールには様々な作り方があり、味付けも家庭によって違う。アリエ県では、パセリタマネギが良く用いられ、リムーザン地域圏、オート=ヴィエンヌ県クルーズ県ではニンニクと肉が良く用いられる。

19世紀にフランス内でジャガイモの利用が広がり始めるまでは、この料理は残ったパン生地と刻みニンニク、平葉パセリ、脂肪の多いベーコンを使って作られた[2]

関連項目

出典

  1. ^ Jean Anglade, Mémoires paysannes, Editions de Borée, 2003, ISBN 9782844941534 pg. 87
  2. ^ Food & Drink in the Limousin; Limousin potato pate