NHK米子支局(エヌエイチケイよなごしきょく)は、鳥取県米子市にあるNHK鳥取放送局の支局。
概要
旧伯耆国をエリアとしている。かつては「米子放送局」として存在し、1984年までは制作部があってアナウンサーやディレクターなどが常駐していた。1988年の組織改革(リストラ)で支局に格下げされ、更には放送会館が土地・建物とも売却の対象とされたことから、2009年に隣接していたNTT西日本の遊休建物を借りる形で移転した。
所在地
沿革
チャンネル・周波数
米子局
- 総合:26ch 100W(松江局枕木山放送所からの域外送信)
- 教育:20ch 100W(同上)
- ラジオ第1:963kHz 1kW(旧コールサイン:JOLQ→現在はコールサインなし。市内上後藤放送所)
- ラジオ第2:1521kHz 1kW(旧コールサイン :JOLZ→現在はコールサインなし。同上)
その他
- FMの米子局は存在しないため、以下の域内局を受信することになる(鳥取県内限定)。
- 日野中継局 84.0MHz
- 米子日南中継局 85.3MHz
- 上後藤放送所からアナログ総合テレビの放送が行われていた時代、国内でも珍しい中波鉄管柱アンテナの頂上冠直下にUHF用双ループアンテナ併設という構造になっていた。
- テレビの完全デジタル化後も米子局が枕木山からの放送となっている理由は、枕木山側が鳥取県寄りであるため。松江局のテレビと山陰民放全社は島根県側に寄った澄水山から放送しているためである。
- AMラジオのコールサインは支局格下げ後もしばらく残されていた。廃止となった免許更新時期は不明。そのうちR2の「JOLZ」は後にi-dioのコールサインとなったが、2020年3月31日に停波してまたも空席になった。
脚注
注釈
出典
関連人物
- 二宮正博 - 元NHK正職員アナウンサー。米子放送局が初任地(1970年入局)であった。
- 宮木由香 - 地元出身、2005年から6年報道室キャスターとして在籍。米子支局の知名度アップに貢献した。
- 比和谷恭子 - 宮木の後任。