合同会社DMM.com(ディーエムエム・ドット・コム、英: DMM.com LLC)は、ECサイト「DMM.com」を運営する日本の企業。
DMMグループは石川県加賀市においてビデオレンタル店を開店したのを契機に、アダルトビデオの販売、動画配信で急成長を遂げた[2]。 2018年現在、動画配信事業とオンラインゲーム事業、FX等の金融サービスを主力として、オンライン英会話サービス、モノづくり支援事業、通販、オンラインレンタル、電子書籍配信事業、太陽光発電事業、アミューズメント事業、フットボール事業、オンラインサロン事業、アニメーション事業、仮想通貨関連事業など約40以上のサービスを展開している[1][3]。
DMMのインターネット事業は、KCのインターネット部として始まり[4]、1998年7月にインターネット動画配信サイト「DMM(dmm.co.jp)」のサービスを開始し、2003年7月に株式会社デジタルメディアマートが動画やゲーム・電子書籍を配信するサイト「DMM.com」を開設した。
「DMM.com」は2021年現在、会員数が3500万以上に到達した[5]。2022年時点で10周年を迎えた「DMM GAMES」、会員数は3100万人を突破[6]。
「DMM」という社名の由来について、創業者である亀山敬司は元々それ自体は意味を持たないと語っており[7]、一方でIT部門立ち上げより責任者として携わっていた松栄立也は「夢工場」を意味する「Dream Mill」が由来であると語っている[8]。「Digital Media Mart」や、「誰もが見たくなる未来」(Daremoga Mitakunaru Mirai)[9]の略であるという由来解釈は後付けである(いわゆるバクロニム)[7]。 通販、動画配信、ネット宅配DVDレンタルなどを行う総合エンターテイメント サイトDMM.comを運営する旧「株式会社デジタルメディアマート」が、DMM.comを運営している会社であることがわかりやすいように、2011年2月1日に株式会社DMM.comに社名変更した[要出典]。
グループ会社は下記の通り。DMMグループの創業者で会長の亀山敬司が株式の大半を所有(間接所有・直接所有)している一方、上場企業でないため、企業情報に関する内容も限られ、グループ企業の全容は不透明な点も多い[12]。
2022年12月1日開始[244]。アニメを主軸にバラエティや2.5次元舞台・ミュージカル、ドラマ、映画など幅広いジャンルのコンテンツを提供する新たな総合動画配信サービス[244]。かつて存在した「DMM-TV」(DMM初期のアダルトビデオ動画配信サービス)、「DMM.TV」(セットトップボックスを利用した動画配信サービス及びBlu-ray Discを利用したPS3向け動画配信サービス)とは別サービスである。
コミックや小説などをパソコンやスマホで読める電子書籍プラットフォーム。2000年7月にサービスを開始[245]。
2020年3月にサービス名称を「DMM電子書籍」から「DMMブックス」に変更。
DMM.comのアニメーション制作・ライセンスビジネス事業。
2017年4月、DMM.comがアニメーション事業部を立ち上げた際に用いるようになったレーベルで[246]、制作したアニメーションコンテンツを国内外に動画配信・DVD・Blu-ray・グッズなど、様々な形で提供している。またライセンスビジネスとして、DMM GAMES・DMM pictures・DMM musicに関するライセンス自体の販売からDVD・Blu-ray・CD・グッズの企画販売、イベントの企画運営、動画配信、音楽配信等、ライセンスビジネス全般を展開している。それら以前にも、『大図書館の羊飼い』『奇異太郎少年の妖怪絵日記』『AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-』などの製作委員会に参加している。
2019年より、DMMが立ち上げた「コンテンツ配信をスマートフォン・デジタルキャストメディアなどで恒常的に数話分まとめて視聴できる権利」をパッケージングセルソフト的に販売する形式「PlayPic」のリリースを一部アニメ作品で開始している。同年3月、DMM pictures・講談社・毎日放送が、『アニメイズム』枠を3社共同で2年間に製作・放送する連携を発表した[247]。
合同会社DMM.com内のキャラクター商品の企画制作を行うメーカーサービス[253]。
女性向け音声コンテンツレーベル[123]。
DMM.comとA-Sketchの共同で設立したアニメ・ゲーム事業と連携し、メディアミックスでのコンテンツの制作に特化した音楽レーベル[254]。
舞台事業を中心とするエンターテインメントレーベル。
舞台版公演中止[261]
会員制コミュニティサービス。DMM Loungeから名称変更。
DMMオンラインサロン内限定の専門情報を取材して紹介するビジネス&カルチャーメディア。
DMMオンラインサロンのオーナー専用ライブ配信アプリ[262]
物販・通販事業。DVD・Blu-ray、CD、本・コミック、ゲーム、ホビー、家電・日用品、カミソリなど商品を取り扱っている。
DVD、Blu-ray、CDの宅配レンタル。2018年3月1日より株式会社デジタルコマースが提供を行っている[注 1]。
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紙コミックの宅配レンタル。2018年3月1日より株式会社デジタルコマースが提供を行っている。
オンライン英会話事業。オンライン英会話事業の国内向けブランド。グローバル展開ブランドは『Engoo』[263]。フィリピン法人のBibo Global Opportunity, Inc.がサポート業務を行っている。
一般社団法人42Tokyoが提供するフランス発のエンジニア養成機関
一般社団法人HASSYADAI socialが提供する高校生年代向け向けキャリア教育事業、教職員向け進路指導サポート事業
株式会社インフラトップが提供する学習と転職支援で“挑戦できる機会”を提供するIT人材養成スクール。
株式会社インフラトップが提供するWebマーケター養成スクール
株式会社ハッシャダイが提供するキャリア支援に特化したパーソナルコーチング事業
株式会社ベルリングでは消防車・救急車の企画・開発・製造・販売を行っている[265]。
モノづくり支援事業。
個人・法人向け 3Dプリントトータルプラットフォーム
3Dプリントサービスなどで作成した商品の出品と購入ができる通販サイト。
無料オンラインチャットサービスDiscord内のDMM.make3Dプリント オンラインコミュニティ
DMM.make発3Dプリント情報メディア
プライベートブランド、セレクトブランド商品の販売
ベルギー・リンブルフ州シント=トロイデンを本拠地とするのサッカークラブ「シント=トロイデンVV」の経営
太陽光発電を基盤とした自然エネルギー事業
EV充電機の設置・運営
オンラインクレーンゲーム
1枚から購入できる ハズレなしのオンラインくじ事業
インターネットで競輪に投票したり、 競輪くじを買うことができるサービス(チャリロトとの提携サービス)
全国店舗情報や機種情報、ライターブログや動画コンテンツなどを取り揃えるパチンコ・パチスロ総合情報メディア
ベンチャーコミュニティ活性化への貢献・U25の若手起業家支援等を目的に、出資比率1〜5%を基準としたマイノリティ出資(投資事業)。
2024年5月、子会社であるDMM Bitcoinから約482億円相当のビットコインが不正に流出した[301]。これを受けて、同社は被害者(顧客)への補償としてグループ会社から計550億円を調達することを同年6月に発表した[302][303]。
金融担当大臣の鈴木俊一は再発防止の取り組みを徹底していく方針を示した[304]。
株式会社DGHD - 合同会社DGホールディングス(株式会社DMM.comホールディングス - 株式会社EXNOAホールディングス - 株式会社DMM FXホールディングス)
合同会社DMM.com - 株式会社DMM Agri Innovation - DMM RESORTS - KONINKLIJKE SINT-TRUIDENSE VOETBALVERENIGING NV - 株式会社インフラトップ - 株式会社ベルリング - 株式会社WERM - 株式会社Algoage - 株式会社Algomatic - 株式会社アイデアクラウド - 株式会社GIGATOON Studio - フューチャーコミックス - コミックストック - 株式会社ZIZAI
合同会社EXNOA - 株式会社Studio KUMASAN
DMM.com証券 - DMM Bitcoin - DMM FinTech
デジタルコマース - 株式会社ティーアイエス
DMM.com Base - 株式会社PLANETS - 株式会社ハッシャダイ - 株式会社DMM Boost - Bibo Global Opportunity Inc. - 株式会社ジーオーティー - DMMドリームクラブ
亀山敬司(DGホールディングス会長、DMM.com会長兼CEO、DMM.com Base会長) - 清水勇人(DGホールディングス代表) - 村中悠介(DMM GAMES代表) - 谷川龍二(DMM.com証券代表) - 島崎啓之(ティーアイエス・デジタルコマース代表)
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