東串良町(ひがしくしらちょう)は、鹿児島県の大隅半島にある町。肝属郡に属し、町域の志布志湾を埋立て、志布志国家石油備蓄基地が建設されている。
地理
大隅半島の東部に位置し、町域全体が肝属平野となっている。志布志湾に面しており、今後発生が予見されている南海トラフ巨大地震の際には、市内の海岸に最大7mの津波が到達することが予想されている[1]。
隣接している市町村
地名
- 池之原:中心商業地・豊栄がある。
- 岩弘:かつては、畑が広がる農村であったが、串良バイパス沿いに、商業地が広がり町内で最も賑やかである。
- 川西:官公庁が集まっている。
- 川東:商業地・柏原がある。水産業、施設園芸が非常に盛ん。
- 新川西:古代遺跡群・唐仁古墳群がある。
歴史
近現代
- 1889年4月1日 - 町村制施行に伴い川西村, 川東村, 柏原町, 新川西村, 唐仁町, 岩弘村, 池之原村, 豊栄町が合併して肝属郡東串良村が成立。串良郷(郷については外城制参照)を東西に分割したもので、後に東西合併の話が持ち上がるが破談となり、「西串良」は後に町制施行し串良町となり、2006年に鹿屋市と合併した。
- 1932年10月1日 東串良村が町制施行。東串良町として、人口9,098人で発足[2]。
行政
- 歴代町長
産業
地域
人口
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東串良町と全国の年齢別人口分布(2005年)
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東串良町の年齢・男女別人口分布(2005年)
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■紫色 ― 東串良町 ■緑色 ― 日本全国
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■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性
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東串良町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年)
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8,977人
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1975年(昭和50年)
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8,419人
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1980年(昭和55年)
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8,440人
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1985年(昭和60年)
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8,254人
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1990年(平成2年)
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8,119人
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1995年(平成7年)
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7,868人
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2000年(平成12年)
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7,530人
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2005年(平成17年)
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7,122人
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2010年(平成22年)
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6,802人
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2015年(平成27年)
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6,530人
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2020年(令和2年)
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6,237人
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総務省統計局 国勢調査より
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東串良町の人口推移 1935-2015 |
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“町政要覧2011年” (PDF). 東串良町. p. 29 (2011年). 2017年10月20日閲覧。 |
教育
中学校
小学校
交通
航空
町域に空港はない。最寄り空港は鹿児島空港。
鉄道
町域に鉄道駅はない。最寄り鉄道駅はJR九州日南線志布志駅。
- 1987年3月13日まで日本国有鉄道大隅線が通っており、町内に東串良駅があった。
バス路線
道路
高速道路
町域にインターチェンジはない。
一般国道
名所・旧跡
出身人物
脚注
外部リンク
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