瀬高駅(せたかえき)は、福岡県みやま市瀬高町下庄にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である[1]。駅番号はJB22。
旧・瀬高町の代表駅で、廃止された佐賀線等の発着駅でもあった[1]。現みやま市の代表駅でもある。以前は、特急「リレーつばめ」号の一部列車が停車していたが、現在はこの区間に特急自体の運行が無い。快速停車駅。
歴史
年表
駅名の由来
瀬高地区が矢部川に沿って栄えた町であることから「矢部川駅」と命名された。「瀬高」は「この地を流れる矢部川が瀬に阻まれて非常に川の水が溢れやすい地形」だったことから付いた地名である。
昔は佐賀線のほか、私鉄である東肥鉄道(後の九州肥筑鉄道)も分岐しており、駅前には柳河軌道も存在した。開業当初の駅名が矢部川だったのは高瀬駅(現在の玉名駅)との混同を避けるためであった。
駅名を矢部川から変更する際、新駅名を「瀬高駅」にすることが希望されていたが、やはり高瀬と混同を避けて「瀬高町駅」とされ、この駅は高瀬駅が玉名駅に改称された日に現在の瀬高駅に改称となった。
なお、瀬高 - 山鹿温泉間のバス路線(山鹿線)は2006年(平成18年)3月1日よりJR九州バスから産交バスに移管されたが、2009年(平成21年)10月1日に廃止された。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。西側に駅舎がある。現駅舎は1979年(昭和54年)6月に改築された3代目である[1]。2012年3月にバリアフリー工事が完成し、エレベーターが新設されたが、改正に伴い、2番ホームは使用が停止された。
2023年9月30日まではJR九州サービスサポートが駅業務を行う業務委託駅であった。みどりの窓口はないが、有人のきっぷうりばが設置されている[1][2]。ただし、土休日は無人となる。
のりば
駅構内にある施設
- 駅の案内所(みやま市観光協会)
- 警察官連絡所
- 駅前ロータリー
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改札口(2018年1月)
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ホーム(2018年1月、奥は筑後船小屋方面)
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ホーム(2018年1月、奥は南瀬高方面)
利用状況
2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は779人であり、JR九州の駅としては第168位である[7]。
近年の1日平均乗車人員は下表のとおりである。
年度別1日平均乗車人員
年度
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1日平均 乗車人員
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2016年(平成28年)
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1,230
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2017年(平成29年)
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1,228
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2018年(平成30年)
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1,144
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2019年(令和元年)
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1,081
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2020年(令和02年)
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779
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駅周辺
史跡、名勝、公的機関等を挙げる。
バス路線
- 堀川バス - 「瀬高駅前」停留所
- みやま市コミュニティバス - 「JR瀬高駅」停留所
- 高田・瀬高線(国道209号経由):ヨコクラ病院前 / 新船小屋
- 山川・瀬高線:市立図書館 / 真弓公民館
- 水上・本郷線:筑後広域公園プール・本郷方面
- 清水・上庄線:清水山荘・山中・新船小屋方面
隣の駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- 鹿児島本線
- ■快速
- 筑後船小屋駅 (JB21) - 瀬高駅 (JB22) - 大牟田駅 (JB27)
- ■区間快速
- 筑後船小屋駅 (JB21) - 瀬高駅 (JB22) - (一部南瀬高駅 (JB23)) - 大牟田駅 (JB27)
- ■普通
- 筑後船小屋駅 (JB21) - 瀬高駅 (JB22) - 南瀬高駅 (JB23)
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道
- 佐賀線
- 三橋駅 - 瀬高駅
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
瀬高駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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門司港 - 博多 | |
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博多 - 荒尾 | |
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博多臨港線 | |
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貨物支線 (2008年廃止) | |
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*打消線は廃駅 |